― 「ところかまわずナスかじり」第百七十二話 神風の吹くころに ―

神「・・・落ちちゃったじゃん。」

風「す、すいません・・・。」

神「人生でさ、これほど人を楽しみにさせるようなことって、・・・なかなか無いよね。」

風「はい・・・」

神「あ、見て見て。沈んでってる・・・。はははは。さすがにさ、一枚のコンサートのチケットのために冬の海に入ろうとは思わないよね。」

風「ホント、すいません・・・」

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