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バカボンの兄 旅行記

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一話完結。読みやすい長さを心がけています。記憶を頼りに、ぽつりぽつり書き足していきます。
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2024年6月の記事一覧

旅/ムンバイで感電したら命拾いした話ww

1998年頃の話。

サイババ見物を早々に切り上げ、ボンベイ(ムンバイ)のサルベーションアーミー(安宿)に戻った。

食堂だったかドミトリーだったか忘れたが、ビルマ(ミャンマー)で坊さんやってた、という人と知り合った。(以降、坊さん、と記す。)

坊さんは言った。
「食いっぱぐれたら、ビルマ行くといいよ。2万円で坊さんになれる。袈裟(けさ)代が2万円かかる。」…ホントかいな?
そしてこうも言った。

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旅/レーで高山病になった話

1994年の話。

レーまでは、ダラムサラ、マナーリー経由でバスで北上した。レーは標高が3500mぐらいあるので、陸路でゆっくりと標高を上げた方が、デリーからいきなり飛行機で入るよりも高山病になりにくい、とのことだった。

なのにですよ!? マナーリーからバスで少し上がっただけで、ボクは高山病の様相を呈し始めたのだ。レーまでは、山中でのテント泊を含む、一泊二日もある旅程だというのに。

休憩のため

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旅/フィンランドへオーロラを観にいった話

2005年の1月だったか2月だったか。
オーロラを観にいくことに決めた時、ボクはカイロのスルタンという安宿のドミトリーに泊まっていた。

同部屋の人がパソコンを持っていて、アジアまわりのボクとは逆に、彼は米欧をまわってカイロにたどり着いた。そんでボクに、イエローナイフでしこたま撮ったオーロラの写真を見せてくれたのだ。

この時期を逃したら、二度と観にいく機会はなう!! 今しかなう!! でも、イエロ

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旅/屋久島で怖かった話

1998年の多分3月、一週間の予定で、初めて屋久島に行った。鹿児島からのトッピーの中で、キロロの「長い間」が流れていたのを覚えてる。

縄文杉を見にいったのだが、登山経験は皆無で、マジでキツかった。登山には足首を覆える靴がいいと聞いて、バイクのブーツで登ってしまって、足の裏の皮がベロベロにむけた。

疲れすぎて、早く山小屋で休みたくて、縄文杉は2秒しか見なかったww

翌年のリベンジを誓った。

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