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問うてみてもわからぬぜよのシリーズ

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#世界

279. 考えてはいけない

279. 考えてはいけない

去年の10月、私はフランスにいた。
これが事実である、と「自身に対して」証明することは易くない。
パスポートをみれば、向こうで撮った写真を確認すれば、向こうであった人間から言質をとれば…

現実を正確に認識する、とはどういうことだろう。
昨日みた悪夢は「現実」とは呼ばないらしい。
なるほど今私は「起きて」いて「寝て」いないらしい。
レム睡眠時には「夢」なる映像を視聴しているらしく…
実写映画よりも

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261. 「鞭で打たれてくれ」

261. 「鞭で打たれてくれ」

そう言われたら許可するか、はたまた拒否するか。

「なぜそんな目に遭わなきゃいけない?」
ある者は言うだろう。

「もちろん、どんどん頼む。」
マゾヒストにとっては快楽だろうか。

「時給1万円ならいいよ!」
分かりやすい対価、システムだ。

さて、おそらくそこらの人々は題のような発言を受けた場合
「なぜ?」、「なんのために?」
そんな疑問を抱くのではないだろうか。

「鞭で打たれる」
それは強弱

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244. 問う②

244. 問う②

上の記事の続き

それは「必要」か
いや必要ではない

「必ず要する」こととはなにか
いまジムに行くことは必要か
いま水を飲むことは必要か
いまそのリンゴを食べることは不可欠か
「必要」について考えることは必須か
必要と不可欠と必須は異なるか
この記事を書かずにはいられなかったか

さてどれもおそらく必要ではないだろう
いや、必要でないと判断することが出来る
だが私は今、無数の選択肢の中から遂に書

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243. 問う

243. 問う

答えを探している
けれども与えられた答えを認めたくはない

誰かを否定したくはない
けれども誰かを否定する誰かを肯定できない

考えているようで
実は止まっているのではないか
そう不安になる

悩む自分に酔おうとするも
自分と同じようなことを考えている人などいくらでもいる、そう思う
自分には希少性がない
それでは自分にどんな価値があるというのか?

価値など求めなくてよい
そう思って生きようとする

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160. すみなしものはこころならず

けっこうこすっているこの記事
靴を履かないで街にでてみる
どうにもつまらない今に変化をもたらしてくれることを願う
そんなに人の目は変わらない
少なくとも私には
彼らが私に向ける眼差しのなかに
革命を見出せない

私の裸足に対して何かを言っている人も
直接話しかけてはこない

こちらから話しかけて
私のnoteを宣伝したりもするが
そう捗りもしない

素足で道を歩くひとに
世界はどう反応するのか

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136. 深夜テンションとは言うまい

136. 深夜テンションとは言うまい

なかなかの眠気を感じているがまだ重要なタスクが残っている。
noteへの毎日投稿継続のための本記事投稿、そしてもう1つは現在進行中の遠距離恋愛について考えることだ。

さて恋愛について考えることを「タスク」と呼ぶのは些か違和感があり、またそう呼ぶことへの嫌悪感もある。
何故恋愛とはこうも高尚なものであるかのように自分の中に存在しているのか。

恋愛は人生を豊かにするか?
Yesと答えよう。
現在進

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