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問うてみてもわからぬぜよのシリーズ

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記事一覧

298. ポジショントーク

298. ポジショントーク

彼を「怪物」と呼んだ人々にこそ狂気を感じたものだが
彼を「怪物」とは呼べない私もまた怪物なのかもしれない。
集った怪物が自身らを「普通」であると自認出来る程には勢力を拡大した大衆はまた新たな怪物を定義した。

貴方は現状、怪物か?

296. 思考の間隙を読む

296. 思考の間隙を読む

お前など産まなければよかった

そう言える人も
そう言われた人も
誰もが今日を安らかに迎えられることを

禁言であるとするならば
内心の自由とは

誰かが今日を安らかに迎えることを憎む誰かと
分かり合えることを

私の内心が外界に発信されたことで苦しむ誰かに
償いと理解を

彼女から受けた負荷により不機嫌になった私と関わることでストレスを得た貴方にエネルギーの循環を

俯きがちな彼の言葉を聞くこと

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285. さてどうするか

285. さてどうするか

焦燥に追われている。
「何か」をしなければならない。
筋トレを、作曲を、ボールリフティングを…

「努力をしている」
「積み重ねている」
「成長している」

そんな感覚を得られるように。
そうでなければならない、そんな重圧を抱えている。

ゲームをする、映画を観る、音楽を聴く、YouTubeを…
するとなにか「罪悪感」のようなものに苛まれる。
無自覚にも没頭出来るような「何か」を生み出し発信してい

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283. 声が多い

283. 声が多い

どのような選択をしても、悔いることはあろう。
私は後悔を恐れるゆえ、選択を拒絶したい。
しかしながら押しのけた選択は再来し、私を問い詰める。
現状維持に最も有効な手段は何であろうか。
繋ぎ止めようとした「今」はすり抜けて、私は「没落」していくだろうか。

ここで私にとっての「没落」が見えてくる。
私が形成した、「没落」の概念。
それを回避しようとすれば、私は「隆盛」を迎え得るか。
はたまたそれを再

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282. 見ないフリをしている自分を認識することは易しくない

282. 見ないフリをしている自分を認識することは易しくない

「嘘」だと思いたいことがある。
これが夢であったなら、と。

「本当」だと思いたいことがある。
これは事実である、そう思い込む努力は欠かさない。

それではあの記憶は「本当」か?
こんな思考に耽ることで目を背けた現実から真に逃れるには…

279. 考えてはいけない

279. 考えてはいけない

去年の10月、私はフランスにいた。
これが事実である、と「自身に対して」証明することは易くない。
パスポートをみれば、向こうで撮った写真を確認すれば、向こうであった人間から言質をとれば…

現実を正確に認識する、とはどういうことだろう。
昨日みた悪夢は「現実」とは呼ばないらしい。
なるほど今私は「起きて」いて「寝て」いないらしい。
レム睡眠時には「夢」なる映像を視聴しているらしく…
実写映画よりも

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275. ChatGPTの危険性について

275. ChatGPTの危険性について

巷で話題のChatGPTですね、少々お付き合いくださればと。
あとがきだけでも🙆‍♀️

◼︎ChatGPTとは

上記は実際にChatGPTを用いて生成された、ChatGPTについての説明となっています。私にとっては文字通り、ごく自然な文章に見受けられますね。

◼︎危険性

ChatGPT自体に「直接的な」危険性はありませんが、その使用方法によっては「潜在的な」危険性が存在する場合があります

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274. 飯でも食おう

274. 飯でも食おう

許せないことが増えていく。
経験と知識は、私をさらに柔軟たらしめるものだと思っていた。
学べば学ぶほど分からなくなった。

問題に対する最適解を案出する。
どうやらこのソリューションには改善の余地があるらしい。
試せば試すほど、PDCAに果てはない。
向かう先はどこか。
どこに向かえばいいか、どこに向かうべきか、どこに向かいたいか。
それらはどのようにして策定されるだろう。

この道が平坦であるな

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271. 中庸であり中性であり

271. 中庸であり中性であり

「彼女いるの?」
そう聞いてきた彼女に少し落胆して
「彼氏もいないよ。」
そう答えた。

「彼女いるの?」
そう問うと
「変なこと聞かないで」
そう答えた彼女。

紛うことなき異性愛者か
自身の恋愛・性的指向を悟られまいとするが故の返答か。

なにはともあれ、いまここに彼女との未来は見えまい。

262. 何に憤り、何を伝えたいか

262. 何に憤り、何を伝えたいか

理解してくれ
それは言わないでくれ
それはしてくれ
それはしないでくれ

思い通りにならなければならない
もっと善く
もっと遠くへ

無視できないのは
可哀想なのは本当に彼らか
聞くフリをして
本当に話したかったのは自分ではなかったか

261. 「鞭で打たれてくれ」

261. 「鞭で打たれてくれ」

そう言われたら許可するか、はたまた拒否するか。

「なぜそんな目に遭わなきゃいけない?」
ある者は言うだろう。

「もちろん、どんどん頼む。」
マゾヒストにとっては快楽だろうか。

「時給1万円ならいいよ!」
分かりやすい対価、システムだ。

さて、おそらくそこらの人々は題のような発言を受けた場合
「なぜ?」、「なんのために?」
そんな疑問を抱くのではないだろうか。

「鞭で打たれる」
それは強弱

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遺書となるはずだった文

遺書となるはずだった文

前書き遺書本文は2023年2月6, 7日の2日間で執筆した文章となります。
本記事を投稿しようとしている現在、2月8日の時点で希死念慮については少し落ち着いたことを自覚しています。
現在の自身の感情や思いについては未だ上手くまとまらないような、むしろ昨日一昨日はスラスラと書けたのですがね。

さて本文は題の通り、私本人が自死決行に向けてしたためた、遺書になるはずだった書となっております。
当初は実

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259. まだだ

259. まだだ

やりたくないことは沢山ある
そんな世界に生きることは虚しい
だからどんどん行動して世界をみてみる
いろんなことを試せば試すほど
なるほどやっぱりやりたくないことは多く
周りを見渡せば見渡すほど
こうはなりたくないと思わせてくる人もまた多し

嫌いなものが増えていく
好きと言えるほどのものもない

けれども確かなのは
似たような思いに押し潰されそうになる人を癒すことができたら
という願い

258. 託す

258. 託す

絶えず問う
なにをすべきか
私にとっての使命とは
意味を持たせようとすることは苦か
意味を持たせないこともまた苦だ

今日もまた無為に時間を過ごしたように思うだろうか
それでもいつか来るその時のために
このためだったと思えるその日まで

私は常に、まだやれると信じて生きよう