見出し画像

275. ChatGPTの危険性について

巷で話題のChatGPTですね、少々お付き合いくださればと。
あとがきだけでも🙆‍♀️

◼︎ChatGPTとは


ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模な自然言語処理モデルの1つです。GPTとは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、トランスフォーマーと呼ばれる深層学習モデルを使用しています。ChatGPTは人間のように自然な文章を生成することができるため、様々な会話や文章生成タスクに使用されます。ChatGPTは大量のテキストデータをトレーニングに使用しており、そのため様々なトピックに関する知識を持っています。

上記は実際にChatGPTを用いて生成された、ChatGPTについての説明となっています。私にとっては文字通り、ごく自然な文章に見受けられますね。


◼︎危険性


ChatGPT自体に「直接的な」危険性はありませんが、その使用方法によっては「潜在的な」危険性が存在する場合があります。たとえば、ChatGPTが使用されるコンテクストによってはユーザーが悪意のある目的で利用する可能性があります。ChatGPTを使用して誰かを虐める、詐欺行為を行う、または違法な活動を行うための情報を得ることができます。

またChatGPTは、トレーニングに使用されたデータセットに偏りがある場合があります。そのため不正確な情報を提供する可能性があります。例えば人種差別的な言葉を生成する可能性があります。ChatGPTによって提供された情報は常に正確であるとは限らず、時には悪影響を及ぼすことがあります。

これらの問題に対処するために、ChatGPTの使用には常に注意が必要です。ChatGPTを使用する前に使用目的を明確にし、利用者に適切なトレーニングが提供されるようにする必要があります。またChatGPTが提供する情報の正確性を確認するために、他の情報源と照合することも重要です。

さらにChatGPTは人工知能であるため、完全な自律性を持つわけではありません。ChatGPTが生成するテキストは、プログラマーがプログラムに組み込んだルールに従って生成されます。これはChatGPTが誤った情報を生成した場合、その責任はプログラマーにあるということを意味します。

虚偽の情報拡散、またChatGPTを使用して人工的に作成された偽のニュース記事やスパムメールなどに注意することもまた必要かと思われます。


◼︎あとがき


というわけでここまでChatGPTについて述べてきましたが、いかがだったでしょう。何かしらの違和感を感じられた方も多いのではないでしょうか、実はこの「あとがき」以前の文章の9割以上はChatGPTによって生成されたものになります。文中の句点の削除、行間や改行箇所の調整などフォーマットに手を加えた部分もありますが。

ChatGPTというAI存在を定義して、その存在に自身の危険性を問うとこのような答えが返ってくる、と。シンギュラリティは実は既に訪れていて、私はもうAIに踊らされているだけなのかもしれません。

冒頭でChatGPTについての説明が引用されたものである、ということを示唆することでミスリードを狙いました。ただ、この「あとがき」がChatGPTの手を借りて書かれたものではないということを証明することもまた難しいんですよねえ。文体か、口調か。筆跡を真似ることで書き手紙を偽装することは出来るわけですから、なにもITの進化のみを特別恐れる必要がある気もしないのですが。

私は「A Beautiful Mind」という映画が好きです。主演のラッセルクロウが演じるジョンナッシュ。統合失調症とは如何様なものであるのか、現実と妄想の区別とは、嘘を嘘であると見抜くとは。見てると辛くなる映画でもあるのですが、興味深いテーマを扱っているとも感じます。

あなたがLINEをしている彼女/彼は実在するのでしょうかね。あなたが吐いた嘘は事実でしょうか。そもそも「実在」とは? 事実とは? 思索に耽っていると辿り着くのは映画マトリックスのような世界。哲学的ゾンビの可能性もまた私にとっては恐ろしいものです。思考を停止する能力、何かを無視する能力。考えずにいられることこそ幸福であるとも思うわけですが。

さて腹が減ったのでそろそろ飯でも食べるとしましょう、その間私は私でいられるでしょう。

あなたはこの記事、どこまで信じられますか? 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?