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自分が自分とずれている
最近、自分と外に出ている自分にズレが気になるようになってきた。
例えば、家族に対するいら立ちや、家族に関する心配。
「もっと、将来のことを考えた方がいい」とか
「なんでもっと本質的なことを考えようとしないの」とか
家族の行動に首を突っ込んでしまう。
自分の家族にそういう事を言うのは、どうなんだろう。
母親は何も言わない人だから、どういうのが正解なのかわからないけれど。
私は、そうやって家族に
「承認されたい」という枯れた湖
私は時々、皆「認められるという水」枯渇していていて、
お互いに嘘の水を注ぎ合ってると感じる時がある。
「うち、全然あかんねん」
「えー○○ちゃんは、めっちゃ頑張ってるよ」
「ほんま?全然やで…」
「ほんまやで!いつもすごいなって思ってる!」
「ありがとう。うちも××ちゃんのことすごいと思ってる」
「え、ほんま?なんで」
「だってめっちゃ優しいもん」
「ほんま?うれしい」
あなたは何のために頑張
睫毛にのこる目やにをいとおしいと思う恋がしたい
男って、体がでかいんだろうなとたまに近づいたときに思う。
女って、ほそっこくて柔らかいんだと触れた時驚く。
同じ人間なんだからと思っていても、性別が違うだけで、こうも違うとなると、なんだか色々な感情になるのも分らなくないなと思う。
私は、あんまり女の子っぽい体つきをしていないので、男性うけは良くないのだと思うけれど、その分女の子の体にも、男の子の体にも新鮮な気持ちを持てるので、自分にピッタリな体
女の子にも男の子になれない女
可愛い女の子を見ると、こんな子がリアルに存在しているんだなぁとよく思う。
それは見た目といういみではなくて、女の子っぽい動きをして、女の子っぽく笑って、女の子っぽい声を出しているといういみで、見本みたいな女の子って結構いるんだなと思う。
それに比べて、猫背で声が低くて、面白い人と思われたいと思ってる私は、女の子なんだろうかと疑わしい気持ちになってくる。同じ種類に見えるけど、学名では別の生き物み
いつも不愛想な先生にあこがれて
私の尊敬する先生はいつも不愛想だ。
美人で優秀な女性だけれど、無駄に愛想笑いなんてしないし、
必要以上に社交的にしようとしない。
けれど、先生は優しい人だし、自分をあまり不愛想だと思っていない感じがする。
私は、一見付き合いづらそうな先生にとても憧れている。
その理由は、ずっと先生が先生でいることだと思う。
先生は、人によって態度を大きく変えない人だ。
親しい人でも親しくない人でも、基本的に
布団に溶けた私はどこの誰なのだろう
自分を見失うとか、みんなよく言っている。私はここ10年ほど、なにか自分にしっくりとした感覚がない。
本当の自分がわからないと嘆く人に、周りの人に明るく接するあなたも、家でしとしとと泣いているあなたも、あなた自身なんですよ。と言ってくれる人がいる。けれど、その言葉にいつも納得できないのは、「しっくりとした感覚の無さ」があるからだと思う。
私はこれでいいんだ。これが私だと力強く思い、それを心の底か
喉をかき分けて出てきた幹は、これが私よと、高貴な声で話し出す
口から飛び出してきた苔だらけの幹は、ぐりぐりと喉や口内を傷つけながら私の外へ外へと延びていく。
私は、流暢に「本当の私はこれなの。ゆるして」と許しを請うその幹に、自分が本物では無かったことを知らされる。何年も前から胃の中でムズムズと成長を始めていたそれを私は見て見ぬふりして、もはやそんな芽があったことでさえ忘れてし待っていた今。ほんの一瞬、それは一時の動画、それはただ自分をさげすみ嘆き、酔いしれ
ラインの首吊りロープ
もう、ラインしたくない。
もうラインしたくない。
もう、いいやつぶったり、きらわれないように気を使いながら文字を打つのなんて最低だ。
もう、会いたくないよ。
ラインに通知が来るたびに、首に太いロープが巻き付いてくる。
既読をつけてから、1分、2分と時間がたつにつれ、私のくびをじわりじわりと締め付ける。
私は、既読に絞殺される前に相手に最適な文章を考え、嘘をつき、送信ボタンを押す。少し、ロー