自分をまもるために、剣を持つけれど、剣を振る人はみんな裸んぼ。

私は、自分を守るために剣と勲章を持っている。

人に攻撃されそうになったら、勲章を見せて攻撃させないようにする。
それでもだめだったら、剣を振り回し、私の周りに近づけないようにする。

「あの人別にうちらみたいに実習とかしてないやろ。そういう事する人、頭悪いやろ。きらいやわ。」

けれど、私は裸んぼだ。
剣をはじかれたら、小さな石ですらよけられず、素肌に石を食らって血を流し、すぐに膝をつく。

剣を振る人はみんなとても弱い。
人の攻撃を避ける技術を持ってないから、
剣を持ったり勲章をもって強く見せている。
我々はそうやって自分を必死に守って生きているのだけれど、
多くの人は剣を持っている人が裸だというのが何となく見えている。

だから、剣を持っている人をみんな強いと思わないし、
剣を持っている人は、強いと思ってもらえていない状況にたびたび直面し、
怖くて剣を振り回し、より一層手放せなくなってしまう。

私の姉は、剣を持っていない。
動きやすい服に身を包み、攻撃をいつもひょいとかわす。
人に剣を振りかざすことなんてめったにないし、皆に好かれて優しい人だ。

手放したい。姉を見ていると心からそう思う。
自分のダメなところを認めて、人のいう事なんてひょいとかわして、
私の人生だからと恐怖におびえず言ってみたい。

少し前から、自分のダメなところもさらけ出して、認めるためにnoteを使っているけれど、なかなかすぐには変えられないでいる。
もう少し、時間がかかるかもしれないけれど、早く勲章も剣も置いて、パンツとブラジャー、キャミソールぐらいは着用できる人になってみたいと思う。

こう考えると心の中警察がいなくてよかった。
もし、心の中警察がいたら我々、「裸んぼ剣士」は公然わいせつ罪ですぐにお縄になってしまう。パンツとブラジャーを着用できても、まだ罪になるので心の中の着衣についての法が無くてよかったなぁと心から思える。

眠い。今日はもうおやすみだ。

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