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30までにとうるさくて
恋愛・仕事・性にオープンで、軽快に進むのだが、登場人物ごとに、釈然としなかった点を整理する。
遥:仕事にも一生懸命だったが、私情が原因でキャリアを失ってしまった。失ったのは自分のせいなのはともかく、取り戻す努力しなくていいの?と思ったし、適応障害と診断されてから、適応障害のことを知ろうとしたり調べたりしていなかったのに、とても簡単に留学を決意したように見えて、え?と思ってしまった。。
カップルセ
グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない
要約:
ハーバード大学で85年間にわたり、幸せで健康的な人生に何が必要か科学的に研究した結果、「人間関係」が最も大切であることがわかった。
感想(ネタバレあり):
家族でも恋人でも友人でも、相手に興味を持ち共感すること、理解しようとすることが大切で、それを継続している人は人間関係が安定し、健康で幸せな人生を送っていた。良い人間関係は偶然によってもたらされるものではなく、関係を維持しようという努力
桐島、部活やめるってよ
要約:
「桐島が部活をやめる」というニュースを軸に5人の同級生の日常をオムニバス形式で描く。
感想:
何となく自分の高校時代の同級生たちと結びつけて読んでしまった。かわいい人ってどうしてかわいい人としか仲良くしないのだろうか、と思う時があったが、学生カーストの上位にいる女子の章は、その胸の内を知ってしまった気分になり、読んでいてかなり腹立たしかった。そういうことの虚しさに気づいたカースト上位の男
同志少女よ、敵を撃て
要約:
第二次世界大戦大戦中、モスクワ近郊の静かな村で暮らす少女、セラフィマ。戦火とは無縁の穏やかな暮らしをしていたが、ある日ドイツ軍に襲われ、家族を含む村民が皆殺しにされる。赤軍に救出されたセラフィマは一流の狙撃兵として女狙撃兵イリーナに育て上げられ、前線へ向かう。
感想(ネタばれあり):
人名や地名が多く、読むのに時間がかかった。訓練や戦況はかなり緻密に描写されていた。日本は沖縄以外地上戦が
六人の嘘つきな大学生
概要
誰もが憧れる新興IT企業の最終試験に残った就活生6名。最終試験は集団ディスカッションでうまくいけば全員に内定が出ると発表された。全員内定に向けて準備をし、徐々に結束が高まる6名。しかし、本番の数日前に、最も内定者に相応しい1名を自分たちで話し合って選出する方法に変更すると発表された。最終試験当日、試験会場には不審な封筒が置かれていた。
本編は、最終試験が終わるところまでが1部、数年後の振り返
tick,tick...BOOM!
少し前だが、tick,tick…boom!を見た。
ストーリー:
30歳の誕生日を迎える才能あふれる主人公が仕事や恋に悩みながらメロディを編み出していく。オリジナルミュージカル完成に向かって葛藤するジョナサン・ラーソンの自伝的ミュージカル
感想:
「30歳までに何とかしなきゃ!」と考えるのは日本人独身女性くらいかと思っていたが、焦りとか全然あるんだなと知った。
「RENT」を見ていないと、良
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだ
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んだ。面白かったので1,2ぶっ続けで読んでしまった。
イギリス・ブライトンに在住しているブレイディみかこ氏のエッセイで、息子さんの学校生活を通して見えてくる社会問題を描いた作品だ。
イギリスの教育事情や、経済・生活事情について、様々なエピソードが書いてある。人種差別についても触れており、「東洋人だから、差別されました」みたいな薄っぺらな部分だけ
海外ドラマ「Sex and the city」について語る
今回は、Sex and the cityについて
概要:ニューヨークに暮らす30代4人の女性たちのライフスタイルや恋愛を描く群像劇
登場人物:
キャリー ファッションおたくのフリーライター。新聞にSex and the cityという連載をしている。恋愛体質で、いつもハイブランドの服に身を包んでいる。
ミランダ ハーバード大出身の弁護士。親切で優しいだが、その素晴らしい経歴から、男性から敬