先生も親も誰も教えてくれないこと

今の時代、先生も親も教えてくれないことにこそ大切なことがあります。

学校では教科書を前提に授業が行われます。先生は教科書を基に生徒に教えます。

でも、教科書は時代とともに変わります。昔と今では教えていることは変わっています。

国の意向を受けて変わることもあれば、その分野の研究が進み、新たな事実がわかったことで変わることもあります。

数学、生物、歴史などいろんな学問に言えることです。

今、一般に正しいと言われていること、常識のように教えられること、当たり前とされていることは時代とともに変わるのです。

<誰も教えてくれないこと:その①>
「今、勉強してること、考えていることの前提は将来は変わる!」

このことを多くの学校の先生(大学、大学院でも)も、親も教えてくれません。

今はテクノロジーが大きく進展し、大転換期にあります。IT、いわゆるデジタルテクノロジーもバイオテクノロジーも大きく進化しています。

今まで以上に前提や常識が変わるのです。このような大転換期にうまく適応できるのは10-30代の人になるでしょう。

それはこれまでの常識や前提に囚われずに済むからです。

裏を返せば、若い皆さんが親世代のオッチャン、オバチャンの前提や常識に習い過ぎると、若い世代の人でもこの大転換に適応できないことになります。

親世代はどうしても自分の知識、経験を踏まえた思考から抜けきれません。その思考を捨てることはある意味、自分のこれまでの人生を否定することにもなりかねないからです。そう、だから、親世代は大転換期の適応が難しいのです。

若い人たちには親世代の人たちの常識や前提に振り回されないで、自分の直感を信じ、自ら道を切り開いて進んで欲しいと思います。

<誰も教えてくれないこと:その➁>
「あなたの幸せとは何か?」


親や先生は今とこれまでの自分の経験(常識、前提)をもとに、あなたの幸せを願い、良かれと思ってあなたにいろんな助言をしてくれるでしょう。

しかし、その助言の前提は変わるのです。

何より、あなたはあなたでしかありませんあなたの幸せはあなたにしかわかりません

あなたはあなたの幸せのためにあなたの人生を生きるのであって、親や先生の幸せのために生きるのではありません

親や先生の言う幸せは本当にあなたの幸せと同じですか?

大転換期には、自分と深く向き合う必要があります。周囲の人の意見、前提や常識に囚われずに自分と深く向き合い、自分の幸せのために自分で考えて一歩を踏み出すことが求められます。

先生や親は「教える」のではなく、あなたの中に眠っている答えを「引き出す」ことが本当は必要なのです。

今の時代に特に求められるのは、あなたが潜在的に持っている「あなたの幸せ観」と「あなたの潜在的な力」を引き出すことです。

潜在的なものを自分だけで引き出すには限界があります。それをうまく引き出してくれる人を探してみてください。

そういう人がどうしても見つからなかったら、コメントをお寄せ下さい。

若い皆さんが納得して自分の幸せのために前に進んで行かれること、皆さんの幸せをオバチャンは願っています♪


まとめ
・「常識や前提は変わる」「あなたの幸せとは何か」を誰も教えてくれない
・あなたは「常識や前提が変わる」ことを新たな前提とする必要がある
・これまでの常識や前提、周囲の意見に惑わされる必要はない
自分と深く向き合い、自分の幸せ観と自分の潜在力を引き出すことが大切
自分がもっている潜在的な答えを引き出してくれる相手を探した方が良い

歩く好奇心。ビジネス、起業、キャリアのコンサルタントが綴る雑感と臍曲がり視点の異論。