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2023年9月の記事一覧

座談会 永井玲衣×冨岡薫×三浦隼暉「なぜわたしたちは哲学できないのか」(「すばる」2023年10月号/池田晶子『考える人―口伝(オラクル)西洋哲学史』

座談会 永井玲衣×冨岡薫×三浦隼暉「なぜわたしたちは哲学できないのか」(「すばる」2023年10月号/池田晶子『考える人―口伝(オラクル)西洋哲学史』

☆mediopos3228  2023.9.19

池田晶子は自分を「文筆家」と称し
哲学者と自称してはいなかった

永井玲衣のエッセイがあると
読んでみたいと思うことが多いのだが
それは「哲学対話」を試みているにもかかわらず
今回とりあげている「すばる2023年10月号」の
「なぜわたしたちは哲学できないのか」
という座談会で
「最近、著者紹介文に「哲学者」と書いてもらい、
恥ずかしい、嫌だな

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「あの人もったいないよね」

「あの人もったいないよね」

僕自身が10代とか、あと、20代も含めてすごく注目してきた台詞があるのですが、それが、「あの人もったいないよね」なのです。

「あの人さ、もったいないよね」

という言葉は、

「今の環境に甘んじないで、もっと本人がやる気を出せば、もっと面白い展開になっていくかも知れないのに」

とか

「違う環境が与えられたら、今以上にもっと何かを発揮できる才能があるはずなのに」

とか、そういう評価をされてい

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他者からは見えない成長

他者からは見えない成長

ビックワードというのは、言葉の定義がバラバラになりがちなものだと思うけれど、会社という組織の中でよくそれを感じるのはたとえば「成長」という言葉。

なにをもって成長なのかって意外と定義されないまま語られることが多いと思う。

それがだめってことではなくて、成長も目的といいうよりプロセスだから、他者から評価されるための成長を目指すより、自分なりに自分が目指したい成長を定義してみたらどうだろうとふと思

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大人が絵を描く理由

大人が絵を描く理由

2019年くらいから子ども向けの表現遊びのワークショップを実施したり、ノウハウ等を提供したり、あるいは道具の開発等を行っていました。当時は3〜6歳くらいの子どもを対象とすることが多かったので、必ず保護者と一緒に参加してもらう流れだったのですが、参加してくれた保護者の方から大人向けの表現遊びもやってほしいという声をたくさんいただくようになります。

そんなわけで"自称"大人を対象としたお絵描き教室を

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