おまえ

最近は論文書く前のアイドリングに文字を打ったのをあげてます。

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記事一覧

ダイエット法まとめ

毎日10キロ走り,小一時間筋トレ.あと野菜は基本.

おまえ
3週間前
5

2023に見たり,見返したもの(良かったの1,よくなかったもの2)

2023に見たり,見返したもの(良かったの1,よくなかったもの2)

おまえ
6か月前
2

今年みたもの見返したものリスト(2023/11/21)

おまえ
7か月前

陰謀論,科学者,おまえら

 意識低めの院生たちの仮想院生室として立ち上げたリミナルというコミュニティで雑誌を作り,その中で「人間は皆,陰謀論者で,陰謀論こそが過去と未来の架け橋だ」という…

おまえ
1年前
2

20230224日記

 健康グッドニュースと健康バッドニュースしかないんですが,バッドニュースから.  最近は研究報告や論文の修正などに追われ,追われてはいますが,故碇シンジ氏と約束…

おまえ
1年前
3

記憶という嘘

「リミナル」っていう意識の低いコミュニティをやっていまして(その紹介記事が過去にあるはず),そこから「嘘」的なテーマで文フリにむけて雑誌を作る予定があり,それに…

おまえ
1年前
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日記0201

ネットの一部のひとたちに流通する「インディーズの車掌」という表現がある.駅,および電車内で駅員や車掌でもないのに,かのように,真剣に振る舞う特定の人々を指した言…

おまえ
1年前
3

「ストーリーが世界を滅ぼす」の副読本

 Jhonathan Gottshall(2021)「The Story Paradox(ストーリーが世界を滅ぼす)」は,私の研究と身近なナラティブ・心理に基づく一般書で,面白く読んだのですが,所々「もっ…

おまえ
1年前
6

思考する文章:アカデミックライティング

文章化って大事 人間のワーキングメモリーは,現代人に必要な複雑な思考にはちょっとというか,かなり容量足りてないと言っていいでしょう.  じゃあどないして,現代を…

おまえ
1年前
3

学校に行こう

映画「下妻物語」をアマゾンで見ました.よかったです.そろそろ見放題からなくなるっぽいのでこの機会にぜひ.で,この下妻物語の主要人物が暴走族ということで,ちょっ…

おまえ
3年前
5

アマプラで「ザアウトロー」がよかった

トムクルーズ主演ジャックリーチャーシリーズの,古き良きアクション映画の煮凝りにしたような名作と名高いあの「アウトロー」ではなく,ジュラルド・バトラーが主演をやっ…

おまえ
3年前

溶けた海:ネットの表現へのメモ

・「怒られ」「〇〇チャレンジ」:「自発性」「偶発性」を強調し,行為の責任という意味での主体性を減じる. ・「って」or「述語の省略」:意味,あるいは発話の完了を示…

おまえ
3年前

マリアージュ

 有名な「猿の不公平実験」というのがあり,進化の早い段階で我々が不公平を嫌う性質を獲得したのでは?という話がある.二匹がそれぞれ同じ課題をこなしたのに,片方がぶ…

おまえ
3年前
11

アンスパック読んで贈与と継続について

 贈与のサイクルとは「明日に他者から何かを受け止めるために,今日他者に与える」という相互的な好循環である.望ましいものだが,その実践が自律性を獲得するのは難しい…

おまえ
3年前
2

フーコー,サックス,セルトー,反権力

 フーコーは我々の日常の中の隅々に規範的権力を発生させ,それらに基づく秩序を内面化させる「装置」があることを示した.例えば,検査と統計による標準化でわれわれは「…

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3年前

おれと学業せん???

某ゴミ学会と揉め,まともで有名なとこに投稿したるぞ!!!ということで討ち死にを繰り返し,大した業績もなく博士課程も2年目となったおまえです. そんな無惨な日々で…

おまえ
3年前
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ダイエット法まとめ

毎日10キロ走り,小一時間筋トレ.あと野菜は基本.

陰謀論,科学者,おまえら

 意識低めの院生たちの仮想院生室として立ち上げたリミナルというコミュニティで雑誌を作り,その中で「人間は皆,陰謀論者で,陰謀論こそが過去と未来の架け橋だ」という趣旨の文章を投稿しました.

 その文章では少し自虐的な下げ感で終わりたかったので,科学の末席を汚す自分の研究も陰謀論でしかないかもしれないといったことを書いたのですが,今回はもうすこしちゃんと,科学者と陰謀論者のマインドの共通部分を探って

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20230224日記

 健康グッドニュースと健康バッドニュースしかないんですが,バッドニュースから.
 最近は研究報告や論文の修正などに追われ,追われてはいますが,故碇シンジ氏と約束した「何もしたくないという気持ちを世界や美少女などよりも大事にする」という約束のために,やってません.最近は家事など生活を保つ最低限のことを終えたら酒で曖昧になっています.ので,1日3度の太田胃酸で胸焼けに対処しています.いい薬です.安くて

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記憶という嘘

「リミナル」っていう意識の低いコミュニティをやっていまして(その紹介記事が過去にあるはず),そこから「嘘」的なテーマで文フリにむけて雑誌を作る予定があり,それに向けた私の記事の試作を思索していきます.ほなよろしゅう

「記憶は理性の礎だ」.アランムーア原作「キリング・ジョーク」のジョーカーのセリフだ.作品の文脈からこのセリフを切り離し,心理学に接続するならばこのセリフは「狂気が理性の礎だ」という意

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日記0201

ネットの一部のひとたちに流通する「インディーズの車掌」という表現がある.駅,および電車内で駅員や車掌でもないのに,かのように,真剣に振る舞う特定の人々を指した言葉だ.そして,揶揄的な文脈で使用されている印象がある.俺が言い淀むことじゃないな.「障害者への揶揄」だ.

 インデーズという言葉自体は,なんらかのカルチャーやコンテンツの送り手が,大手に属さずにあるいは他所から資本を得ずに自主的に活動して

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「ストーリーが世界を滅ぼす」の副読本

 Jhonathan Gottshall(2021)「The Story Paradox(ストーリーが世界を滅ぼす)」は,私の研究と身近なナラティブ・心理に基づく一般書で,面白く読んだのですが,所々「もっと説明が欲しいな」と思うところが多く,引用文献をあさって読んでいます.その中で面白かったHugo Mercier&Dan Sperber(2017)「The Enigma of Reason」が,

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思考する文章:アカデミックライティング

文章化って大事 人間のワーキングメモリーは,現代人に必要な複雑な思考にはちょっとというか,かなり容量足りてないと言っていいでしょう.
 じゃあどないして,現代を作り上げたのか,といえば文字を書き記したり,計算過程を書き出したりと外部化することで思考をデベロップし,さらに外部化ツールをスマホやらエクセルやらとデベロップして,という感じじゃないでしょうか?
 で,エクセルなどという思考の補助ツールの使

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学校に行こう

映画「下妻物語」をアマゾンで見ました.よかったです.そろそろ見放題からなくなるっぽいのでこの機会にぜひ.で,この下妻物語の主要人物が暴走族ということで,ちょっと暴走族に興味が出まして,「不良物語という名の搾取構造」(松本隆志, 2009)という論文や,大村英昭(1985)の書評(https://doi.org/10.20621/jjscrim.10.0_187)を読んだり,千葉のブラックエンペ

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アマプラで「ザアウトロー」がよかった

トムクルーズ主演ジャックリーチャーシリーズの,古き良きアクション映画の煮凝りにしたような名作と名高いあの「アウトロー」ではなく,ジュラルド・バトラーが主演をやっているほうの「ザアウトロー」が意外とよかったです.以下はアマゾンの紹介文です(https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07N48VWJK/ref=atv_dp_share_cu_r.)

≪最強の

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溶けた海:ネットの表現へのメモ

・「怒られ」「〇〇チャレンジ」:「自発性」「偶発性」を強調し,行為の責任という意味での主体性を減じる.

・「って」or「述語の省略」:意味,あるいは発話の完了を示さず,故に他者からの応答性を減じる.あるいは発話主体の立場を焼却.コミュニケーションの主体としての立場を減じる.

 

マリアージュ

 有名な「猿の不公平実験」というのがあり,進化の早い段階で我々が不公平を嫌う性質を獲得したのでは?という話がある.二匹がそれぞれ同じ課題をこなしたのに,片方がぶどうをもらえて,きゅうりしかももらえなかった猿がキレるというかわいそうな実験ですね.

 雑な歴史観からなんですけども,難しい思想や教条などではなく「平等になろうぜ!」つって,ろくに教育も受けてないだろう昔のフランス民衆を革命に動員させるだ

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アンスパック読んで贈与と継続について

 贈与のサイクルとは「明日に他者から何かを受け止めるために,今日他者に与える」という相互的な好循環である.望ましいものだが,その実践が自律性を獲得するのは難しい.お互いがお互いのためになるそんな関係,コミュニティはなかなか形成されない.

 対して自律しやすい循環もある.それは「殺した者は殺す」という復讐のサイクルである.復讐は,殺した人を殺す時,殺した人を取り除く行為そのものが新しい殺人を生じさ

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フーコー,サックス,セルトー,反権力

 フーコーは我々の日常の中の隅々に規範的権力を発生させ,それらに基づく秩序を内面化させる「装置」があることを示した.例えば,検査と統計による標準化でわれわれは「何かが異常であるか,そうではないか」また自分たちのランキングに取り憑かれるようになっている.

 そしてサックスは,赤ちゃん,子供,先生,大人といった我々が用いる標準化されたカテゴリーが我々の行動を制約し,行為の資源となる装置であることを示

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おれと学業せん???

某ゴミ学会と揉め,まともで有名なとこに投稿したるぞ!!!ということで討ち死にを繰り返し,大した業績もなく博士課程も2年目となったおまえです.

そんな無惨な日々ですが,何故だか元気に討ち死にの日々やっています.変な薬のおかげかもしれませんね.

いや,変な薬のおかげだけではなく(薬のおかげもある),コロナの影響で大学施設の利用やもろもろの交流ができなくなるであろうことを見越してdiscord上でバ

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