独居不適合者
独り暮らしの経験がない+独り身の経験が長らくないため、今のパートナー(同棲相手)に先立たれたらと思うと怖くてしょうがない。
別れるイメージは現状、皆無な間柄なので、おそらく死別が現実的。
社会人2年目、大学時代から付き合っている相手がいた状態で、今のパートナーと惹かれ合い、W略奪な修羅場を超えて付き合い始め、もう四半世紀近く経つ。
その間、奔放に生きさせてもらい、外で好き勝手に恋愛もしつつ、セックスレスになってからの期間のほうがとっくに長くなってしまったけど、一番失いたくない人間であることに変わりはない。
社会人になってから独りで居たことがないため、誰とも付き合っていない状態で仕事に打ち込めるかっつーと、とてもそんな自信がない。
一見、めちゃくちゃ強そうだし、独りで生きていけそうに見える(そうとしか見えない)印象であろう自覚はしているものの。
過去、「あなたがいないと生きていけない」系女に2度敗北している(略奪されている)し、自分がそうすがることは一生ないものの。
仕事と俺とどっちが大切かと問われたら、瞬殺で冷めるのは確実なものの。
想像がつかんだけに、独り身独り暮らしの女性のことは本当にすごいと思っている。
皮肉でもなんでもない。
脆いまま生き続けた代償は大きい。
所詮、人は独りだという事実はとうの昔に悟っていたくせに、それに堪えられるだけの経験値を得ていない。
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