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私は、夢を見つけたい、夢に向かっている専門の心理カウンセラー。

前回の記事でもお伝えしたように、私がどうしてこの分野のカウンセラーになりたいのか、詳しくお話していきたいと思います。

*こんなことで悩んでいる方

・やりたいことが分からない、見つからない
・一度立ち止まって、自分を見つめ直したい

・やりたいことを見つけたい
・夢や目標を見つけたい
・どの方向に進めばいいか分からない

・一歩踏みだしたいけど、不安で勇気がない

・夢や目標に向かっている
・自営業や起業をしている


*どうしてこの分野のカウンセラーになりたいのか

①はじめての社会人

私が新卒で入った会社は、介護業界でした。そこで介護職、リハビリ補助、新卒採用という3つの職種を経験しました。この会社には4年半在籍していたのですが、最初の2年半は現場に入り、残り2年は本社で仕事をしていました。当時は、必死に仕事と向き合う日々を過ごしていました。

特に、印象に残っているのは新卒採用の仕事で、学生さんとの面談でした。「自分は何をやりたいのか分からない」と悩む学生さんが多く、その話を聴いているうちに、私自身も何をやりたいのか分からなくなってしまい、このまま進んでいいのか考えるようになりました。

周りの友達も「このままでいいのかな…?何をやりたいのか分からない」と話す人が多かったです。

学生さんの持つ悩みは、他人ごとではなく私自身にも問いかけられているような気がしました。学生さんから「どうしてこの業界を選びましたか?」「どうしてこの会社を選んだのですか?」という質問に答えるたび、私の中でモヤモヤは膨らんでいきました。(詳しくは下の記事へ)

仕事に対するモヤモヤは消えることなく、私の胸の中にずっと残り続けていました。仕事が繁忙期に入り、忙しくなってくると、土日出勤したり、残業時間も大幅に増えたり、自分の心も体も悲鳴を上げていました。なんとか繁忙期を終えた頃には、燃え尽き症候群になってしまい、無気力になってしまいました。このあたりから「仕事を辞めたい」と思うようになり、上司に相談しましたが、聞き入れてもらえず、心が不安定になりました。

本社に異動して1年が経った頃、元々興味があったヨガの資格を取得するためにオンライン講座を受講していましたが、繁忙期と重なったことで途中で通えなくなり、資格取得を断念しました。「あーもう今の仕事を続けながら勉強するのは無理だわ…」と思いました。自分のやりたいことに時間を使えない環境が嫌になり、退職することを決めました。

会社員を続けながら、新しいことに挑戦する時間と体力の限界を感じました。以前書いた記事にも、同じことを書きましたが、自分の気持ち(心)と自分の行動(体)が違う方向を向いていると、自分の進みたい方向に進めず、心と体がバラバラになる感覚になりました。このまま進んでも、目の前が真っ暗で「一度立ち止まって考える時間がほしい」と思いました。


②退職後の自己分析

退職後、引っ越しの準備、市役所やハローワークでの手続きなどをして、しっかり休みを取りました。しかし、自分で決断したものの、仕事がなくなること、一度立ち止まることは、不安で仕方がありませんでした。

そんな不安を抱えたまま、今まで貯めていたメモの整理、情報収集など「自分のやりたい仕事は何なのか?」を真剣に考えました。しかし、考えれば考えるほど、何を基準にして選べばいいのか分かりませんでした。

「私はこれからどの方向に向かって進めばいいのだろう…」

途方に暮れるってこうゆうことかと思いました。でも、仕事を辞めて立ち止まる時間をつくったのだから、「自分のやりたいことを見つけたい」「夢や目標を見つけたい」という強い気持ちがありました。自分の好きなものを仕事にした方が熱量を持って仕事ができるはずと思っていたからです。

しかし、今無職でどんな道に進もうかと悩んでいる人が周りにいないため、孤独を感じていました。

また、退職前と退職後のギャップとして、時間がたくさんあれば、もっとスムーズに物事が進んでいくはずと思っていたことです。1日自由な時間があれば、朝から夜まで自分のやりたいことに時間を使える!と思っていましたが、実際にやってみると、1日中集中力は続かないし、やる気が起きない日もあるし、自分が思っている以上に全然前に進まないことを学びました。


③私のやりたいこと

結局、何をやりたいのか分からなくなっている自分に焦りを感じていました。「どうしよう。新しいことに挑戦したい気持ちはあるのに、どこに向かっていけばいいか分からない…。」というもどかしさだけが残っていました。

そんな私の一筋の光になったのは、あるカウンセラーさんが書いた本に出合ったことでした。その本のおかげで「カウンセラーになりたい」という気持ちを思い出すことができました。(詳しくは下の記事へ)

その本を書いたカウンセラーさんと直接話ができたことで、より具体的に今後どう動いていけばいいのかが見えてきました。この出会いをきっかけに、勉強やアルバイトを始め、実際に動けるようにもなりました。自分の進みたい方向が見えれば、行動に移しやすく、気持ちも楽になりました。

ただ、「カウンセラーになりたい」という気持ちは確かにあるけど、どこか半信半疑でした。「お金もかかるし、この道を本当に進んでいいのだろうか?」「自分のやってみたい気持ちを信じていいのだろうか?」という疑問も残っている状態です。でも、一つ言えることは、会社員で働いていた時よりも、目の前が明るく、希望の光を感じられたのです。

あと、自分のやりたいことを見つけても、先は長く、自分のモチベーションを持ち続ける難しさ、そんな自分とどう付き合っていくのか課題も見えてきました。


④「どんな働き方や生き方をしたいのか」

小学生の頃、いとこの家に遊びに行ったことを思い出しました。たまたまTVをつけた時「ワンピース」が放送されていて、どんな物語なのか、誰が主人公なのか、当時は分からなかったけど、はじめて感動して泣いた作品でした。

小学生の私は「ワンピースのどこに惹かれたのだろう?」と考えてみると、自分で自分の行きたい方向に進んでいく姿、自分の夢に向かう姿勢、好きなものは好きと言えること、少年マンガのキャラクターの生き方に惹かれたのだと気づきました。

でも、会社員を経験して、彼らのように折れない心を持って、どんな辛くても歯を食いしばって進むことがすべてじゃないということも知りました。本当に辛いときは、立ち止まる勇気も必要だし、「休みたい」という自分の気持ちを受け入れることも、自分を守ることに繋がることを教えてくれました。

もし新しい夢や目標を持ち、やってみたいという気持ちがあるのならば、がむしゃらに前を走るだけではなく、自分のペースで歩く進み方をすること。

もちろん、好きなことで生きる選択は、決して楽な道ではないし、さまざまな壁を乗り越えていく必要があると思います。それは私も含めて、目の前には壁だらけで、必ず気持ちが沈むこともあるはずです。

でも、自分の生きがいや夢を持ち、自分を信じる彼らは本当に眩しく、怖くても前に進んでいく彼らの姿は本当にかっこいい。

「夢」と聞くと、大きな夢、壮大な夢を想像するかもしれないけど、夢の大きさなんて関係ないです。自分のやってみたい気持ちに正直に向きあい続けることが大切だと感じています。

「自分も夢を持って進みたいし、夢に向かう人をサポートしたい」

夢を見つけたい、夢に向かっている専門の心理カウンセラーになることが私の夢です。

ことのはさら




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