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「地震」について

こんにちは。
最近、各地で地震の速報であったり、報道であったりをよく目にします。たまたま、目に入ったものではありますが、学校で災害が起きた時の対処法を団体などを招いて講義を聴いたり、移動式の災害模擬体験をしてみたりして、学ぶという取り組みが以前にも増して積極的に取り組まれているようです。自分の時にもそういう体験はありましたが、もしも地震が発生したら~という、何処か漠然とした内容だったので怖さというのが良くわかっていなかったようにさえ思われます。ですが、最近では2011年に起こった東日本大震災であったり、熊本地震であったり、これから起こるとされている南海トラフ地震や東京直下型地震といったかなり具体的な災害が予想されているので、より今いる自分の街について知ろうとする動きが活発になるのは素晴らしいことだなと思われます。それは、自分の年代や体力なども考慮した最適解を見つけて生き延びるための技術になると思います。

その地震の情報に触れたので、自分でも何かできないだろうかと思いこうして纏めてみることにしました。
地元の図書館で地震について、関東大震災や東日本大震災のような大きな地震が発生した時の資料を調べました。東日本大震災のは写真集になって当時を彷彿とさせるものがありました。痛ましさが本からでも、伝ってきます。

学校などの取り組みで行動を確認することももちろん大事です。実際なった時にどうしたらいいかわからなくて、というのを防ぐのに効果的です。
では、普段からだったらどうでしょう。
防災の意識も持つのも大事ですが、なった時の慌てないための予防も一緒にしておいた方が心配事が減るように思われます。私が以前書いたものと少し被るのですが、或る本を読みました。地震に強い部屋づくりもとても効果的のようです。大きなDIYをするのではなく、備えるための本のひと手間をすることが、大事なようです。その本は「プチプラで「地震に強い部屋づくり」というものです。著者は辻直美さんです。

図解も多く、備えの有無でどのくらい変化するかを分かり易く書いてくれています。

これだけは覚えてのポイントは5つ。
1.腰より高い位置に物を置かない
2.家具の重心を低くする
3.玄関までの避難経路の確保
4.寝る前だけ片づける
5.どこか一か所安全地帯をつくる

たまに身長が低くて高い場所に物が置けないという話を聞きます。でも、むしろそれ安全の上では大正解だと思います。ケガもしないし、重心が下に働いているから、ぐらつかないしある程度潰されるかもしれないという恐怖が抑えられるように思います。

もう一つのポイントは、落ちる、移動する、飛ぶに備えておくのだそうです。プチプラとは「プチプライス」の略だそうです。例えるなら、百均などで滑り止めのシートやシールを購入するのにそれほど躊躇はないのではないかなと思います。そういう小さな仕組みを作って、固定してなおかつスタイリッシュに魅せるという方法のようです。ジェルや滑り止めマットはかなり有用だったようです。

著者はこの片付けをしながら「こんなにもいらない物があったのか」ととてもがっかりされたそうです。アクセサリーやジュエリーお気に入りのものなども使わないものはどんどん手離していったそうです。片付けの基準は今であり、それを使うか否かと決められてされたそうです。殺風景になるのではないかと危惧されることもあるようですが、この本の中で人を招いたときの印象としてはそれどころか、凄くきれいになったよねと好印象に受け取られたようです。

物を減らすことと、物を固定や滑り止めをすることで自分への被害を少なくし、動けるように調整すること、ケガをしないようにすることなどがこの本の主に言いたい事、という事に思えます。また、災害バックを用意し何を準備しておくべきかなども掲載されているので借りて読んでみても、書店で軽く立ち読みしてもきっと力になってくれると思います。Amazonなら試し読みで目次や初めの挨拶でどういう事が書かれている本なのかがわかるので、それをメモしておくのもありだと思います。

まさか、自分の記事がこんな形で似ていたものがあるとは思いもよりませんでした。

物はかなり減らせた方だと思いますが、高さや固定という点ではまだ少し詰めが甘い様に感じています。なんとか良く出来るように心掛けないとなと新しい課題でもあります。

もう一冊は「行動のために、悩まないために、図解でわかる14歳からの自然災害と防災」です。こちらは社会応援ネットワーク著の学生から一般向けの書籍です。こちらはQ&A方式で質問に答えて、タイトル通り写真や図解、それからチャートを掲載して、見やすいように構成されています。
併せて、これまでの映画で地震に備えられるものもいくつかピックアップされています。読むことに苦痛を感じる場合、その一覧の中から鑑賞してみるのも情報を得る方法の一つかなと思います。見たことあるかもというものから、クラシック映画らしいものまであるので、活用がしやすそうですね。

他にも「南海トラフ地震の防災対策:地域防災のグランドサイン」高畠秀雄さんのようにこれから懸念されている南海トラフについて詳しく書かれた専門書籍もあります。かなり難しくて濃い内容だったので、私には内容把握には至れませんでしたが、防災の為の法律がいくつかあること、「最大の被害に対して、最小の防災対策でいいようにしておくこと」の重要性は覚えておくことにしました。そしてそれは、部屋づくりや避難経路の為に必要な活路をつくる上記の二つに直結してくるように思われました。

地震の発生によって津波が引き起こされたり、工場などが火災になったり倒壊したり、山などの土砂が崩れたり、地域によって想定される災害は千差万別でしょう。なので、ちょっとした、ここであればどのようなケースになるか、過去にはどのような事が起きたのか、どこへ避難したら安全だったか、などなどの記録や講義を聞いてみたりして自分で自分に保険をかけておくともしもの時に冷静に判断できるかもしれません。

ゆっくりの解説ですが、東日本大震災の状況を短い中でぎゅっと情報を詰め込んでくれた動画があるので、良ければご参考にしていただければ幸いです。有名ですが、LINEの既読機能はここから始まったのも、妙に感慨深いですね。

視点は少々変わりますが、ハリーポッターで有名なドラコ・マルフォイの俳優トム・フェルトんさんもこの震災の時にものすごい援助をしてくれたのもあるので、こちらも。

最初は主に生い立ちに関してですが、後半にて来日してからの事について触れられています。援助のその内容も日本人に添うようにどうしたらいいかをめちゃめちゃ考えられていて凄いです。東北でも熊本でも、寄付やチャリティーなど日本の復興に力を入れてくれた方の一人です。何もできないんじゃなくて、自分にできる行いを実行するのって大切だと再認識させられます。この方は規模も凄いと思います。

寄付やチャリティーにはたまに参加します。それがどこかで誰かの力になっていたら嬉しいなとひっそり思うことにしています。

この記事が少しでも、地震や寄付についての一端になれば嬉しいです。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。

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