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2020年1月の記事一覧
個人化 (認知の歪み 10-10)
「元気ないわね、どうしたの?」
「うん、仕事でミスしちゃったの…」
「あなたがミスするなんて珍しいわね」
「私じゃないの、後輩のミスなんだけど…」
「後輩のミスなのね」
「そう、でも、私のチームの仕事だし、
私がちゃんと面倒見れてなかったから、
私の管理不足、私の問題なの…」
「そんなに思いつめなくてもいいんじゃない?
だって、あなたは、ちゃんと後輩の面倒
レッテル貼り (認知の歪み 10-9)
「彼と一緒にすればいいやん」
「まぁ、そうやけど…」
「どうしたん?」
「いや、この間、ドタキャンされて…」
「そうなん? で、連絡は?」
「あったよ、でも、信用できひんわ」
「1回ぐらい…彼も誤ってたんやろ?」
「そういう問題じゃない!
ドタキャンするような奴は、
何も任せられないし、信用できない!」
人や物事に対して、
極端なイメージのレッテ
すべき思考 (認知の歪み 10-8)
「ダイエットしてるんだって?」
「そうなの。今度の友人の結婚式の
二次会で、お気に入りの服を着たいから。
出逢いがあるかもしれないしね♪」
「そう、楽しみね」
「だから、今日もスイーツは無し
もちろんタピオカもよ」
「えー楽しみにしてたのにー」
「友達なんだから付き合ってよ
あなたもダイエットしたいって
言ってたじゃない!」
拡大解釈と過小評価 (認知の歪み 10-6)
「すごいですね、
心理カウンセラーの資格を
とられたんですか!」
「いや…指定の講座受けて、
ちょっとレポート書くだけやし。
誰でも出来るよ…」
「お金を払う時間も使う自己投資ですし、
働きながらとか、皆んなその一歩が
なかなか踏み出せないんですから!」
「…それに、合わせて頑張ってた
メンタルヘルス・マネジメントの
資格試験は落ちたし…」
「すごいですね!もう一つ勉強も
してたん
感情的決めつけ (認知の歪み 10-7)
「心理学の勉強どう? 進んでる?」
「うん…」
「どうしたの?」
「なんか意味ないかなって…」
「え? 心理カウンセラーになるって
頑張ってたのに!?」
「別に、なったって意味ないし…」
「悩んでる人を助けたいって
人の役に立ちたいって」
「心理カウンセラーになったからって
人の役に立つとは思えないよ」
物事に対して、
感
マイナス化思考 (認知の歪み 10-4)
「すごく従業員のためにと考えて
取り組まれているのですね」
「そりゃ、それを一番に考えてるし、
働きやすくなれば、効率も生産性も
上がるし、ええと思うんですけどね。
でも、上司からは、他の部門と
違うから、アンタのやってること
問題なんやって…」
「そうですか? お話し聴いてると、
すごく悩んで、考えて、皆さんの為に
働
心のフィルター (認知の歪み 10-3)
「異動になったんやって?」
「そや、追い出されたわ…」
「でも、良かったんちゃう?
精神的に苦しそうやったし、
体調も崩してたみたいやん」
「でも、追い出されたことが
納得できへんのや、貶められて。
しかも、給料下がるんやで!」
「そやな…でも言うてたやん
給料よりも、心と身体を大切
にしたい、あそこにいたら
正
一般化のしすぎ (認知の歪み 10-2)
「この前のテストどうやった?」
「ダメだった…」
「何点? 私は63点(苦笑)」
「58点…」
「今回、平均低かったらしいよ」
「もうダメ…こんなんじゃ
受験しても通らない…」
「今から勉強すれば大丈夫だよ」
「58点取ってるようじゃ
受験は通らないわ…」
わずかな出来事、一つの出来事を
根拠にして、全て同じような
結果になると一般化してしまう。
一般化するには、
全か無か思考。 (認知の歪み 10-1)
「彼女と上手いこといってんの?」
「いや…」
「どないしてん?」
「フラれた…」
「そっか、まぁ、そういうこともあるわ」
「いや、もうアカン…
どうしたらええねん。
彼女一人とも満足に
付き合えへんなんて、失格やで」
「まぁ、そう思いつめんと」
「俺はダメな人間や…
もう誰とも付き合う自信無い…」
今までは順調だったことが