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感情的決めつけ (認知の歪み 10-7)

「心理学の勉強どう? 進んでる?」

「うん…」

「どうしたの?」

「なんか意味ないかなって…」

「え? 心理カウンセラーになるって
頑張ってたのに!?」

「別に、なったって意味ないし…」

「悩んでる人を助けたいって
人の役に立ちたいって」

「心理カウンセラーになったからって
人の役に立つとは思えないよ」

物事に対して、
感情を根拠にして
判断してしまう思考パターン。

気分が沈んだり、
落ち込んだり、憂鬱な気分だと
「自分には もう何もできない」
「やったって意味ない」
と感じて止めてしまう。

ーーー

アーロン・ベック
『認知行動療法』

思考や行動の癖を把握し、
自分自身の認知・行動パターンを
整えていく心理療法。

私たちは、物事を
自分なりに、主観的に
判断しています。

しかし、
ストレスがかかっている時や、
特別な状況下では、
判断に偏りが生じて
認知の歪みが強くなる
つまり受け止め方に偏りが生じます。

そして、その偏り方には、
人それぞれに傾向があるものです。
その傾向(自動思考)に自分で気づき、
自分で改めていけることが理想的。

例えば、
気分が乗らなかったり、
落ち込んでいる時には、
「もうダメだ」
と悲観的に考えてしまう傾向が
あるとした場合、

気分が乗らない自分自身を
正直に受け止めて、

今日は気分が乗らないけど
また明日から頑張ろう
と自分で自分を励ますかとが
出来るようになると楽かも。

出来ない日や
やらない日があってもいい
選択してもいいんだと
楽に考えられる

どんな状況でも愉しめる
“心の余裕”が欲しいものです。
(微笑)

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