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恋愛モノ

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2023年1月の記事一覧

刺激を感じる人と刺激のある時間を楽しみたい

刺激を感じる人と刺激のある時間を楽しみたい

どんな人であっても、出会いがあれば別れがある。
人と出会うということは、いつかは別れる時があるということ。
それは 1ヶ月後かもしれないし、半年後かもしれないし、1年後かもしれないし、いつになるかわからない。
長く続く人もいれば短い間で終わる人もいる。
人はその時々に出会いと別れを繰り返し、新たなつながりの中を渡っていく。
出会う人によって良い風にも悪い風にもなっていく。
大切なのは、その人と出会

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別れを告げるのは多大なエネルギーがいる

別れを告げるのは多大なエネルギーがいる

♪どうして 君を好きになってしまったんだろう〜
という歌詞が思い浮かぶ別れの時。

別れを切り出すのは意外と難しいし、こちらから振るのだってエネルギーを使う。
相手の事がほんとにどうしても許せないとか、もうどうでもいいとか、気持ちが完璧に冷めてしまって後悔がないとか、相手に対してもう気持ちがないのなら、振るのは簡単だと思う。
「あなたのことがもう好きじゃなくなった。じゃあね、さよなら」
そう言い捨

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追われる恋もいいけれど、追う恋の方がもっと楽しい

追われる恋もいいけれど、追う恋の方がもっと楽しい

恋愛をするなら、惚れるより惚れられる方がいいな、と思ったことがある。
むかーし、彼氏がいたときにマッチングアプリで出会ってリアルした相手。
彼とは友達関係として仲良くなろうと思っていたけれど、彼は僕の顔がドンピシャで好みだったらしく、自分と付き合ってくれませんか、と告白されてしまった。
付き合っている相手がいることを伝えないまま会ってしまった僕も悪いのだけど、まさか自分の顔に需要があると思っていな

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イケメンで遊び回る20代を過ごしてみたかった

イケメンで遊び回る20代を過ごしてみたかった

山本文緒 著『きっと君は泣く』の小説を読んで。
※内容はグダグダです

僕は 20代の頃全くと言っていいほど遊んでこなかった。
20代の前半には iPhoneが普及していて、ゲイ系の出会い系マッチングアプリも出始めていたので、そのうちの一つに登録して出会いを求めたりしていた。
実家は田舎の方だったので人が少ないということもあってか、いつフィードを見ても同じような顔が並ぶばかりで代わり映えがしなかっ

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一緒に過ごした時間が長いほど、思い出は大切に残したい

一緒に過ごした時間が長いほど、思い出は大切に残したい

市川拓司 著『恋愛寫眞 もうひとつの物語』を読んで。

人は恋を知ってから大人になっていく。
なんて素敵なテーマだろうと思った。
だからこそ、最後の意外な展開には切なさが募る。
「またすぐに会えおうね」、それが永遠の別れになるなんて誰が思うだろう。
つい先程まで会っていたのに、つい先程まで甘い時間を過ごして幸せを感じていたのに、この幸せがこれからもずっと続くと思っていたのに、それが唐突に終わるなん

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気づいたら別の人を好きになり、新しい彼氏ができた

気づいたら別の人を好きになり、新しい彼氏ができた

ゲイ向けの出会い系アプリを去年の 12月に始めてからすぐ、お付き合いを前提にやり取りをしませんか? というメッセージをいただき、そのままその人とお付き合いをすることになった。
その人とは 12月中旬頃に初対面を果たし、そのまま交際がスタートしたのだけど、年末辺りから年明けにかけていろいろあり、結局僕はその人のことがそこまで好きになれず、こちらからお別れすることにした。
そこら辺の出来事は僕の過去記

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叶わない片思いは幻想だからこそ美しい

叶わない片思いは幻想だからこそ美しい

ロマンシエ / 原田マハ を読んで。

淡い片思いというのは本当に辛い。
恋をしている自分は好きだし楽しいけれど、絶対にこの一線を越えられないという現実が目の前にあると、どうしても嫌になってしまう。
ゲイがゲイを好きになれば、あとはお互いがタイプかどうかによって付き合うか付き合えないかの判断になる。
もし付き合えなかったとしても、自分はあなたのことが好きなんです、と気持ちを伝えられるということは素

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愛する人との思い出は、忘れずに記憶しておきたい

愛する人との思い出は、忘れずに記憶しておきたい

いま、会いにゆきます / 市川拓司 を読んで。

愛した人との思い出はずっと忘れていたくない。
何をした、どこに行った、こんなことを話した。
どれ一つかけがえのない思い出だし、いつまでもずっと覚えておきたい。
特に、恋人やパートナーと死別してしまったとなれば、これからの思い出が増えない分、今までの出来事を大切に覚えておきたい。
新しい彼氏と付き合ってからまだ 1ヶ月も経ってないし、予定も埋まってい

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いつまでも恋人気分でいられるような関係が理想的

いつまでも恋人気分でいられるような関係が理想的

さしすせその女たち / 椰月美智子 を読んで。

育児と仕事を両立している女性は死ぬほどクソ忙しいということがひしひしと伝わってくる小説だった。
しかも夫は仕事で帰りが遅くなるやら、家事の手伝いはせずに全部妻に任せきりで、ちょっとした手伝いも面倒臭がるような男。
まあ世の中の男はそんな感じかもなと思いつつ、しかし典型的なダメ夫の代表のようでもあった。
とはいえ今の世代の男性たちはもっと育児に協力的

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