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#08 「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ
本屋大賞を受賞されたときから読んでみたくて、でも何だかんだ後回しにしてしまっていた。
けれど、今はこの作品を読んでよかったと心から思う。
この本を読んで、たくさんのことを考えた。
優しさ、強さ、弱さ、愛情、人生、心、身体、性 etc...
人を救うには、優しさと強さの両方が不可欠で、一つでも欠けてしまっていると、それはもうただのエゴにしかならないのではないかということ。
愛情ひとつ取って
#05「同志少女よ、敵を撃て」逢坂冬馬
2000円か〜高いな…
と思っていた自分を殴りたい。
むしろ、これが2000円なのか…
という驚嘆が今となっては正しい感情であると思う。
本当に映画を一本観たような読了感がある。
筆者が描く、緻密で細かい描写が、
その情景をありありと眼前で再生させる。
私たちが歴史の授業でしか見ることのなかった戦争を舞台にした作品。
戦争を体験したことのない作家が、これほどリアルに書くということは、たくさ
実は書いてないけど、村上春樹さんの著書で青春三部作、ダンス・ダンス・ダンス、世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを読みました。が、感想とか書く前に次の作品読みたい気持ちが勝ってしまった、、。
自分が読んだ本や観た映画から、何を感じ取り、何を考え、何を思ったのかを忘れないように、記録しようと思って始めたにも関わらず、書くのが早すぎると感情がまとまってないし、時間を空けすぎると何が書きたかったのか忘れてしまって、ちょうどいいタイミングというものが難しい。
#01 「モモ」 ミヒャエル・エンデ
小学生くらいの頃は、若女将は小学生!シリーズを好んで読んでいた記憶があるが、児童書を大人になって読むのは初めてだった。
この本を手にとった理由は、エンデの「エンデの遺言ー根元からお金を問うことー」を読んだ中で、この本が何度も紹介されていて気になったからというものだ。
読んで見て、率直な感想。
おもしろい!!!!
全然、大人でも楽しめる。
続きが気になってページをめくる手が止まらない。
久々