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くじらの瞳
2024年11月19日 21:42
ユメ ユメ ユメ と雨がふるユメの中だけ雨がふる何かを探して迷子になったユメダケジャダメナンダ、キライキライダイキライ!マモリキレナイアナタモワタシモ、、イタいイタいの嫌だからお願い最後は歌だけが歌だけだから歌ってほしいのよ優しい優しいあのうたをユメ ユメ ユメと雨がふるユメの中だけ雨がふるあの人本当は心が泣いているだろう
2024年11月20日 19:41
星空木立が満天の星にめがけて枝葉を伸ばして小さな丘をくだると樹の幹と根がありますその根から丘を駆け上がる枝葉と満天の星空が一体になるひとつのドームに私は立ってあなたへの思いあなたの存在の中に包まれた気持ちになりますどうか その微笑みその微笑みの中に私を置いてくださいあなたの瞳の中に入った様なこの星母子のドームで涙の輝き 微笑み手を
2024年10月30日 22:08
耳の形は人それぞれわたしの言葉はあなたにはどんな風に伝わるかなひとたびこの手から放たれると雨風に揉まれ形を変えて行くよだから私は自分の耳の形を餃子にしてみたり伸ばしてみたり手を添えてみたりこの耳の骨が柔らかいように柔らかく柔らかくしていたい若かりし頃の母が布団の中で眠れないというわたしの耳をよく触ってくれた母の指のはらから伝わる感覚安らぎとい
2024年11月7日 08:25
もうすぐ君が乗ってくる時間だ毎日乗るバスで私は君を見かけてからこの時間が近づくと胸が高鳴るよ君は私を見ても知らんぷりだから君が付けていたアニメのキーホルダーはなんなのか必死で視線をそらせながらチラ見をし そしてその一瞬で凝視もするという技を磨いていただて眼鏡もかけてそしてやっとわかった魔法少女マドカ☆マギカだった少女趣味なのかしらちょっと動揺しな
2024年11月9日 19:48
生まれてきた心の一滴一滴を言葉にしてきたわたしがわたしであったからあなたと出逢えたならばやっぱり わたしはわたしでよかったこの一瞬一瞬はもう二度と同じものはないあの木漏れ日も、あの雲の形もならば あなたとの一瞬一瞬をちゃんとみていたいちゃんと見られるわたしでありたい間違いだらけのわたしでもあなたと出逢えたことは尊いと感じたわたしがわたしであっ
2024年11月13日 18:33
金色の夕日を纏う北風にさらわれ揺れ落ちる木の葉よゆっくりときみの背中を頬を包みたまえサテンに光るベールがきみを導きたまえ母を包むようなきみが紡ぎし言の葉よ愛のもとへ言の葉は巡るまた、荒野のもとでも紅い実が実るだろう今、染まり行く紅が、ただ優しく揺れ落ちる今になってあるがままに私の心に落ちてきた確かに確かに 落ちてきた優しい優しい優しす
2024年11月14日 20:41
庭先の縁側下の桶に溜まった水が風に揺れている光の屈折に心が写る矛盾だらけにみえてもこの身体を通して感じているこの宇宙の片隅にある庭から見上げる空大空に凧を飛ばしたあの日の風風と綱引きして大空を駆け抜けた心は秋晴れ大運動会グラウンドいっぱいに響くスタートのパッパァーングラウンドいっぱいに響くあの子の真剣な眼差しが空に刺さるいつしか 空は雲ひとつなく
2024年10月20日 12:10
ベットに横たわり私は窓の外を見ている雲一つない秋晴れ真昼の光の中を一人の少女が走って行く風のようにあの少女はかつての私あの光の中を私は確かに走っていた私はベットに横たわり走りゆくかつての私という少女を見たその光の速さに戸惑いを隠せないけれどここで私はその少女を見ることが出来てその残像の光が私に微笑みをくれたのだ何処までも澄む青空に解けていく少女よ走れ 愛
2024年10月21日 19:54
きみとの会話の日々はまるでホクホクの焼き芋心に秋の実りがいっぱい甘くて あったかいこがねに実る 金色の秋の夕日と落ち葉が舞う中できみとの会話を頬張るように楽しむその笑顔に私はホクホクとする
2024年10月23日 21:33
アスファルトの道路に落ちていたどんぐりを拾って雑木林に投げた落ち葉の中にカサッと帰ったこの一粒に心が寄り添ってロマンをみる言の葉の小舟に揺られて何処へ行くかはわからない銀河へこころは変化して一定ではない波のようだからゆっくりとこの小舟に魂だけを乗せて何処までいけるだろう言の葉もいずれ水分を蒸発させ花が咲く軽やかさで風に吹かれるだろうね陽に照らされ土の薫
2024年10月26日 21:11
ザッザッと刈り取られた黄金が 揺れていた黄金がくったりと横たわるさらさらとそよいだ青葉が揺れていた青葉が色を変えはらはらと舞いおちる思い出が思い出が横たわりゆっくりゆっくり舞いおちて 私を肥やすかは知らぬが夏鳥秋鳥柿畑 巡る命の声 喜びうたう輪となりて真昼の熱が西にかえりて茜の輪映る朱色 髪に瞳に彼岸花落ち葉くるくる いも焼き薫り収穫を祝う秋の輪
2024年10月27日 18:33
青き深き海を瞳に映すあなたと私の蒼い孤独が凍える夜は月が綺麗な夜だろか星が輝く夜だろかいいえ涙が降る夜だから微笑み添えた傘をさそ夜風が優しい夜だから雨が続く空の下月に手を伸ばして星に手を合わせてきみに触れたい熱冷まそこの胸のあたたかさだけをきみに差し出したいあなたの言葉から心を私の言葉に心をあなたの涙を弾く潮風を送りたい涙が輝きながら
2024年10月11日 21:35
あの人の無事を知ったらなんだか安心してお腹が減ってきたとびきりのうたに玉ねぎを刻んだみたいに涙がでただから仕事帰りの買い物で食材を見ながらもあの人に今日はどんな歌を届けたいかを考えながら玉ねぎジャガイモ 人参を手に取ってみる今日は何を食べてもらおうかなんて、、ねジャガイモって昔、意地悪な上司の顔に見えて力一杯ぶった切ったりしてたけど今
2024年10月18日 18:22
電車通りアーケードを出ればどしゃ降り少し止むのを待つ憧れていた君の涙うつ向く後ろ姿に傘をと思い出がつまった青い傘を開くノスタルジアな微笑み心に差す雨傘あれからこの傘を開く度に君が横に並んであるいた雨のリズム ひんやりとしてきた風 涙 空っぽの心にしとしとと雨粒心に差す雨傘俯く君の隣で傘をたむけたかったどしゃ降りの雨が止むの待っていた