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絵本

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#福島県

絵本『ずっとここにいた』32ページ改訂版

絵本『ずっとここにいた』32ページ改訂版

「有料」とありますが、基本的に全て無料で読めます。今後の取材、制作活動のために、カンパできる方はよろしくお願いします。

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はじめに

 2011年3月11日 大きな地震と津波が起き、東京電力福島第一原子力発電所が爆発しました。町には放射能が降りそそぎ、16万人以上が避難しました。

 それから時は過ぎ、少しずつ避難指示は解除されていきましたが、今も多くの人が帰れずにいます。

 人の

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絵本『ずっとここにいた』24ページ暫定版

絵本『ずっとここにいた』24ページ暫定版

「有料」とありますが、基本的に全て無料で読めます。今後の取材、制作活動のために、カンパできる方はよろしくお願いします。
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ずっとここにいた 絵・文 鈴木邦弘

人がいなくなって
見た目は
自然の楽園となったまち

今 また 人が帰り
思いでもろとも 建てものを解体し
木を伐採し 草を刈り取り
土をひっくり返し 生きものを殺し それを「復興」と呼ぶ

モノいわぬものたちは
   ずっとみ

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講演会のお知らせ

講演会のお知らせ

なんかこんなことになっちゃいました。さて、1時間半も何を喋ろうか…

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令和4年度 図書館まつり
鈴木邦弘講演会「『いぬとふるさと』と福島の今」https://www.wakolib.jp/eventnews/post_36.html

日時/令和4年10月29日(土)13:30~15:00(13:20開場)
場所/和光市図書館(本館)会議室
講師/鈴木邦弘(絵本作家・イラストレータ

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クラウドファンディングやってます!

クラウドファンディングやってます!

この夏、横浜にて『もやい.next』が開催されます。

 震災当時、子供だった人が成人を迎え、今、福島をどう表現するのか。若い世代とこれまでのシニア世代が融合し、どのように共鳴するのか、楽しみでもあります。

 そして、この展示では、朗読劇「ほんじもょ語り」の井上美和子さんを通じて、プラハ在住のウクライナ人アーティスト、Mariko Gelmanさんを日本に招聘します。

 チェルノブイリ原発事故

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『もやい.next』展のお知らせ

『もやい.next』展のお知らせ

「もやい展」が、若きアーティストを中心に「もやい.next」となり、この夏、横浜にて開催されます。僕はシニアとして参加となります。震災当時子どもだった人たちが福島から何を感じどう表現するのか。福島で生まれ育った子が大人となり何を表現するのか。僕は老体に鞭打って、彼らの感性と向き合いたいと思います。

 また、今回はチェルノブイリ原発事故を母親の胎内で経験したウクライナ人アーティスト、Mariko

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月刊書評誌『子どもの本棚』に記事が掲載されました。

月刊書評誌『子どもの本棚』に記事が掲載されました。

 月刊書評誌『子どもの本棚』に記事が掲載されました。

「特集 未来を生きるー3.11東日本大震災の今を見つめるー」のなかで、「自分ごととしてー絵本『いぬとふるさと』をきっかけとしてー」と題して書きました。

個人的には、フォトジャーナリストの豊田直巳さんと同じ誌面に掲載されたことが感慨深いです。

なかなか目にする機会のない冊子だと思うので、ここに記事を公開したいと思います。

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個展を開催します。

個展を開催します。



鈴木邦弘個展
『まぼろし 〜ReConstruction FUKUSHIMA』2022年3月21日(月・祝)〜26日(土)
12:00〜19:00(最終日16:00まで)

ゆう画廊 5・6階ギャラリー
〒104-0061
東京都中央区銀座3-8-17/5・6F
TEL/FAX 03-3561-1376
http://ywgarou.jimdo.com/
yu_garou@yahoo.co.j

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【再告知】『戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021』

【再告知】『戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021』

『戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021』
2021年10月20日(水)〜24日(日) 10時〜18時
旧日本銀行広島支店1階 広島市中区袋町5-16

主催:子どもの本・九条の会
協力:福島と広島をつなぐ、もみの木の会
後援:広島市、中国新聞社、日本児童文学者協会、子どもの本研究会、日本ペンクラブ「子どもの本」委員会
協賛:子どもの本屋「えほんてなブル」

問い合わせ:
・子どもの本

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『絵本から学ぶ 子どもに伝える大震災』

『絵本から学ぶ 子どもに伝える大震災』

僕とは水と油のような「福島イノベーションコースト構想推進機構」が企画した原子力災害伝承館の絵本イベントで、僕の絵本『いぬとふるさと』が展示されています。もし興味があれば、伝承館にお立ち寄りの際はどうぞ。11月8日まで。

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【企画展「絵本から学ぶ 子どもに伝える大震災」】
〇令和3年10月9日(土)~11月8日(月)
〇伝承館企画展示室
※通常の入館料(一般600円、小中高生300円)

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『戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021』

『戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021』

【出展します】

『戦争と平和を考える子どもの本展inひろしま2021』
2021年10月20日(水)〜24日(日) 10時〜18時
旧日本銀行広島支店1階 広島市中区袋町5-16

主催:子どもの本・九条の会
協力:福島と広島をつなぐ、もみの木の会
後援:広島市、中国新聞社、日本児童文学者協会、子どもの本研究会、日本ペンクラブ「子どもの本」委員会
協賛:子どもの本屋「えほんてなブル」

 問い合

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