鈴木邦弘

イラストレーター、絵本作家、介護福祉士。東京新聞『見えない放射能を描く』→https:…

鈴木邦弘

イラストレーター、絵本作家、介護福祉士。東京新聞『見えない放射能を描く』→https://note.com/niq/m/mad4aa8cf1bdc 絵本『いぬとふるさと』→https://www.junposha.com/book/b557170.html

マガジン

  • 絵本

    これまでに制作した絵本です

  • イラストレーション

    これまでに制作した作品です。

  • 福島のいま

    『福島のいま』として、これまで双葉郡を取材して撮影した写真を公開していきます。 公の報道では、「こんなところが復興しました」というニュースが中心で、未だ復興できていない場所は完全に後回しです。震災から13年を経て、東京五輪も終わりコロナ禍も明け(本当は明けてない)、「福島はもう復興したんでしょ?」と話す人もいます。政治家は時と場合によって「復興した」「復興半ば」と使い分けます。現地に足を運ぶジャーナリスト、アーティストは今や希少な存在となっています。 現地を500km以上歩いたおそらく日本唯一の絵描きとして、拙い写真ではありますが、僕なりの目線で見たものをこちらにまとめていこうと思います。 カンパ、サポート大歓迎です。

  • こまち写真集

    愛犬こまちの写真集 こまちプロフィール https://note.mu/niq/n/nd305ca4d61f1 #柴犬

  • カツヲ写真集

    2ヶ月の男の子を保護しました。里親さんはもう決まってますが、それまでの僅かな間をたくさん収めたいと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

ラストタルホピクニック

あがた森魚のフリーコンサート 「ラストタルホピクニック」2024/06/16 日曜日 飛鳥山公園野外ステージ「飛鳥舞台」(雨天中止) START 14:30 観覧無料 出演:あがた森魚  デビュー52周年を迎える歌手であり俳優のあがた森魚が近年の大きな社会状況の変化のなか、2020年6月に始めた、北区・王子の飛鳥山公園で楽器を持って練り歩くイベント「タルホピクニック」が2024年6月で4周年を迎える。  このイベントはあがた森魚のコロナ現象への問いかけとして「ギターを背

    • 「人のいない世界」

      絵本『ずっとここにいた』(改訂版)より *** 人のいない世界? 「あの日の前は それなりにうまくやっていた 大変なときが過ぎて 今のままがいいと思うことがある」 *** 大熊町熊新町にて。 2024年/257×364mm/アクリルガッシュ/画用紙

      • 「福島を忘れない」と日頃から簡単に口にする人が苦手。終わってもいないのに忘れるもクソもない。自分が忘れているからそんな言葉が出る。そういう人の多くにとって、原発事故は政治的イシューの1つに過ぎない。何か起きれば「忘れない」というが、次の瞬間には別の社会問題へ関心が飛ぶ。

        • 【展覧会のお知らせ】

          【展覧会のお知らせ】 第30回え〜ほん絵本原画展2024年6月22日(土)〜29日(土) 11:00〜19:00(初日14:00〜/最終日〜17:00) ・え〜ほんメンバーによる読み語り会:  6/22(土)15:00〜、6/29(土)15:00〜 ・安佐薫・あさみいくよ・池田明子・いとうけんじ・牛島聖子・えんどうたかこ・おりはらみなこ・かとうりか・かねこまき・キクイケナイコ・木村たかよし・サジヒロミ・さちぼっくる・佐藤色・しづかなお・すざきこう・スーザンももこ・鈴木邦

        • 固定された記事

        ラストタルホピクニック

        • 「人のいない世界」

        • 「福島を忘れない」と日頃から簡単に口にする人が苦手。終わってもいないのに忘れるもクソもない。自分が忘れているからそんな言葉が出る。そういう人の多くにとって、原発事故は政治的イシューの1つに過ぎない。何か起きれば「忘れない」というが、次の瞬間には別の社会問題へ関心が飛ぶ。

        • 【展覧会のお知らせ】

        マガジン

        • 福島のいま
          443本
        • イラストレーション
          309本
        • 絵本
          129本
        • カツヲ写真集
          45本
        • こまち写真集
          170本
        • 2020年8月双葉町取材
          6本

        記事

          「ここには 知りたいことがたくさんあった」

          絵本『ずっとここにいた』(改訂版)より *** 立派な建物だね よくおぼえてる 「みんなが集まるところだったよ  ここには 知りたいことがたくさんあった」 *** 大熊町図書館にて。2023年解体。 2024年/257×364mm/アクリルガッシュ/画用紙

          「ここには 知りたいことがたくさんあった」

          「怒っているかもしれないよ」

          絵本『ずっとここにいた』(改訂版)より *** 自然の声だけが聞こえる 少し怖い 「怒っているかもしれないよ」 *** 大熊町下野上大野にて 2024年/257×364mm/アクリルガッシュ/画用紙

          「怒っているかもしれないよ」

          健康被害があるかないかが問題ではありません。汚染されたという事実がある以上それは「実害」です。その観点では、「風評被害」とされるものの多くは「実害」であり、その全ての責任は国と東電に起因するものです。それが科学です。今も残る汚染をなかったことにすることは、科学ではありません。

          健康被害があるかないかが問題ではありません。汚染されたという事実がある以上それは「実害」です。その観点では、「風評被害」とされるものの多くは「実害」であり、その全ての責任は国と東電に起因するものです。それが科学です。今も残る汚染をなかったことにすることは、科学ではありません。

          風評加害って何?

           大熊町などでは、原発事故当時小学生だった若者が次々と町に帰還してきている。その親御さんたちは、その決断を一体どのように受け止めているのだろう。  線量計を持って日々現場を歩いてきた自分の感覚では、地表から1mの空間線量が震災前の25倍も50倍も、果ては100倍以上もあり、土壌の汚染が放射線管理区域はおろか100万Bq/kgさえ超えるような場所へ、20代の自分の子どもを住ませようとは思わない。40代以上で、そこで子(自分にとっての孫)育てをする気がないのなら構わないが。しか

          風評加害って何?

          以下のサイトにて、僕のことが紹介されています。 新連載「NGOの文章術」第9回 第四権とアート 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト代表理事 星川淳 https://www.actbeyondtrust.org/column/18938/ 厳密にはちょっと違う点もあるのですが、紹介していただけて感謝しています。

          以下のサイトにて、僕のことが紹介されています。 新連載「NGOの文章術」第9回 第四権とアート 一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト代表理事 星川淳 https://www.actbeyondtrust.org/column/18938/ 厳密にはちょっと違う点もあるのですが、紹介していただけて感謝しています。

          International Art ZINE『NEW SONG』4th Issue "Somehow"

           昨年、依頼を受けてInternational Art ZINE 『NEW SONG』3rd Issue "LOVE??"に寄稿しました。  この中で、僕の書いたエッセイとイラスト、そして福島で撮影した写真を28ページに渡って掲載してもらいました。  そして2024年の今年、依頼主の蜂谷翔子さんが再び僕の作品を掲載したいと声をかけてくれました。但し今回、僕の作品は1枚だけ。大熊町出身で、原発事故で故郷を奪われた一人の女性が日本をたちます。その彼女に向けて、一点載せたいと。

          International Art ZINE『NEW SONG』4th Issue "Somehow"

          「福島の今に対する偏見」とは?

           東日本大震災、および福島第一原発事故から13年が経ち、未だ帰還困難区域は残るものの、2022年8月30日の双葉町の特定復興再生拠点区域の避難指示解除を以て「全町避難」という自治体はなくなった。さあこれから復興、とあちらこちらでいろいろな議論が交わされている。  「ゼロからのまちづくり」  「移住促進」  こんな言葉が飛び交う中で、南相馬などで原発事故後もずっと放射能と共存しながら過ごして来た人の中では、「ゼロって何!?」そんな声も出て来ている。当たり前の話で、ずっと自分

          「福島の今に対する偏見」とは?

          この人(加藤氏)って壺だったんですね。「風評加害」「福島差別」とかいって原発事故を起こした国と東電を免罪する言説をここnoteでもずっと続けてきた人ですが。そんなのばかりだなあ… https://x.com/aritayoshifu/status/1793507381097422883

          この人(加藤氏)って壺だったんですね。「風評加害」「福島差別」とかいって原発事故を起こした国と東電を免罪する言説をここnoteでもずっと続けてきた人ですが。そんなのばかりだなあ… https://x.com/aritayoshifu/status/1793507381097422883

          先日投稿した富岡町大菅大平、川田のホットスポットの件について、富岡町役場に電話およびメール。場所の確認が出来たので、環境省とともに測定、そしてフォローアップ除染に取り掛かるとのこと。進捗状況はメールにて連絡あり。よかった。 https://note.com/niq/n/n7acb960f1466

          先日投稿した富岡町大菅大平、川田のホットスポットの件について、富岡町役場に電話およびメール。場所の確認が出来たので、環境省とともに測定、そしてフォローアップ除染に取り掛かるとのこと。進捗状況はメールにて連絡あり。よかった。 https://note.com/niq/n/n7acb960f1466

          5月11、12日の双葉、大熊、富岡取材を終えて-5 『盆流し』

           富岡町小良ヶ浜赤坂。赤坂神社の手前で、自宅の片付けに来ているお爺さんに出会った。 「おう、写真撮りに来てんか」 「はい、原発事故後の双葉郡の絵本を描いていて…そのために通ってます」  「おう、絵本描いてんのか、そらええことだ。そこ(道)はいいけっど、こっち(家)はまだ帰還困難区域だな(笑)」 「やっぱり自由に通れるようになってよかったですか」 「ふふ、まあそらそうだけど…まだ(自宅の避難指示解除まで)3年くらいはかかんじゃねえかなあ。それに、誰も戻って来ねえよ」

          5月11、12日の双葉、大熊、富岡取材を終えて-5 『盆流し』

          「被曝」という観点を無視して何が「福島の復興」だろう?  希望に溢れている? 「こんなに線量が高いと聞いてなかった」  移住者の率直な声にちゃんと向き合った上で書いてる?  未除染の場所で家庭菜園を始めた移住者に何かあったら?  自己責任?  無責任が集まって、果たしてその先は?

          「被曝」という観点を無視して何が「福島の復興」だろう?  希望に溢れている? 「こんなに線量が高いと聞いてなかった」  移住者の率直な声にちゃんと向き合った上で書いてる?  未除染の場所で家庭菜園を始めた移住者に何かあったら?  自己責任?  無責任が集まって、果たしてその先は?

          5月11、12日の双葉、大熊、富岡取材を終えて-4 『“帰還”困難区域です』

           2023年11月30日、「富岡町の小良ヶ浜地区の避難指示が解除」という報道がありました。しかし実際は、6つの墓地や公民館といった拠点と、そこに至る道が解除されただけでした。時事通信に掲載されたそのネット記事に添付されていた図の中で、「帰宅困難区域」という表現がありました。これはよくある間違いで、実際は「帰還困難区域」です。「帰宅」ではなく「帰還」。  一般の人がそうした間違いをするのは止むを得ないのですが、報道機関がなんて間違いをと思っていたら、今回歩いてみてなるほどと思

          5月11、12日の双葉、大熊、富岡取材を終えて-4 『“帰還”困難区域です』