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『2011.3.11.1446-2011.3.12.1536-2023.10.17.956』

サイズが大きくスキャン出来ないので、個展の時のスナップショットにてご容赦ください。 『2011.3.11.1446-2011.3.12.1536-2023.10.17.956』双葉町細谷海岸 中間貯蔵施設エリア 2011年3月11日14時46分 東日本大震災発生 2011年3月12日15時36分 東電福島第一原発一号機水素爆発 2023年10月17日9時56分 双葉町細谷海岸にて 東京新聞およびいわき測定室たらちね、東京大学小豆川ラボと 合同で海洋調査開始 2024年制

『日常と非日常』

サイズが大きくスキャン出来ないので、個展の時のスナップショットにてご容赦ください。 『日常と非日常』 大熊町野上秋葉台 日常と非日常が混在する 2024年制作/728×1028mm/アクリルガッシュ/画用紙 ・個展『13YEARS AFTER ~ReConstruction FUKUSHIMA』銀座・ゆう画廊  (2024年3月11日〜16日) ・個展『3.11フクシマを忘れない』草加・Cafe&Galleryのんの  (2024年3月27日〜31日)  出展作品

『木霊』

2枚とも、サイズが大きくスキャン出来ないので、個展の時のスナップショットにてご容赦ください。 左: 『木霊』 11年 私はみてきた 11年 みんな闘ってきた 11年 みんな倒れていった まだまだ まだまだ まだまだ まだまだ     2022年5月、浪江町のある家を見守ってきた樹齢約100年の大楓が伐採された。更地にして売らなければ、住まない土地に固定資産税を払い続けなければいけない。伐採費用は全て自らの負担。しかしそうしたところで、原発事故で汚染された土地に買い手は

「第30回え〜ほん絵本原画展」終了しました。

 第30回え〜ほん絵本原画展は6月29日(土)に終了しました。来ていただいた方、気にかけてくださった方、皆様、ありがとうございました。  2009年から参加しているえ〜ほん展ですが、今年もいつもと同じように過ぎる予定でした。しかし蓋を開けてみると、2年越しで何とか形にした32ページの絵本『ずっとここにいた』は思ったより評判が良く、満足していない中でも作った甲斐がありました。そして、いざ会場で飾ってみると、この子ども向けのほのぼのした空間にややシリアスな自分の作品があることの

絵本『ずっとここにいた』32ページ改訂版

「有料」とありますが、基本的に全て無料で読めます。今後の取材、制作活動のために、カンパできる方はよろしくお願いします。 〜〜〜〜〜 はじめに  2011年3月11日 大きな地震と津波が起き、東京電力福島第一原子力発電所が爆発しました。町には放射能が降りそそぎ、16万人以上が避難しました。  それから時は過ぎ、少しずつ避難指示は解除されていきましたが、今も多くの人が帰れずにいます。  人のいなくなった町には、13年が過ぎた今もあの日のまま、残されたものや命があります。

¥300

第30回え〜ほん絵本原画展開催中!

 第30回え〜ほん絵本原画展開催中です!  6月25日(火)は午後〜夕方まで在廊予定です。  今回、僕は昨年制作した24ページ暫定版『ずっとここにいた』を加筆して32ページにし、さらにそれぞれの場面のマップなどを追加して36ページの改訂版として完成させ、出展しています。昨年の暫定版がやや言葉も強く大人向けだったのに対し、今回は子どもでも読めるような文体にした上で、さらに説明を省いて行間を読めるような形にしています。  実験的な試みもしているのでこのままの出版はおそらく出

「もう そっとしておいて」

絵本『ずっとここにいた』(改訂版)より *** 「もう そっとしておいて ずっと そっとしておいて」 *** 富岡川河口にて。 2024年/257×364mm/アクリルガッシュ/画用紙

「人のいない世界」

絵本『ずっとここにいた』(改訂版)より *** 人のいない世界? 「あの日の前は それなりにうまくやっていた 大変なときが過ぎて 今のままがいいと思うことがある」 *** 大熊町熊新町にて。 2024年/257×364mm/アクリルガッシュ/画用紙

【展覧会のお知らせ】

【展覧会のお知らせ】 第30回え〜ほん絵本原画展2024年6月22日(土)〜29日(土) 11:00〜19:00(初日14:00〜/最終日〜17:00) ・え〜ほんメンバーによる読み語り会:  6/22(土)15:00〜、6/29(土)15:00〜 ・安佐薫・あさみいくよ・池田明子・いとうけんじ・牛島聖子・えんどうたかこ・おりはらみなこ・かとうりか・かねこまき・キクイケナイコ・木村たかよし・サジヒロミ・さちぼっくる・佐藤色・しづかなお・すざきこう・スーザンももこ・鈴木邦

「ここには 知りたいことがたくさんあった」

絵本『ずっとここにいた』(改訂版)より *** 立派な建物だね よくおぼえてる 「みんなが集まるところだったよ  ここには 知りたいことがたくさんあった」 *** 大熊町図書館にて。2023年解体。 2024年/257×364mm/アクリルガッシュ/画用紙

「怒っているかもしれないよ」

絵本『ずっとここにいた』(改訂版)より *** 自然の声だけが聞こえる 少し怖い 「怒っているかもしれないよ」 *** 大熊町下野上大野にて 2024年/257×364mm/アクリルガッシュ/画用紙

International Art ZINE『NEW SONG』4th Issue "Somehow"

 昨年、依頼を受けてInternational Art ZINE 『NEW SONG』3rd Issue "LOVE??"に寄稿しました。  この中で、僕の書いたエッセイとイラスト、そして福島で撮影した写真を28ページに渡って掲載してもらいました。  そして2024年の今年、依頼主の蜂谷翔子さんが再び僕の作品を掲載したいと声をかけてくれました。但し今回、僕の作品は1枚だけ。大熊町出身で、原発事故で故郷を奪われた一人の女性が日本をたちます。その彼女に向けて、一点載せたいと。

2024年3月13日、個展『13YEARS AFTER』(銀座、ゆう画廊)会場にて。

『愛おしい日々』