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リノベーションの仕事を通じて

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リノベーションを始め、デザインに関する思想を倩と。
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2021年8月の記事一覧

ECサイト8社と美意識。

ECサイト8社と美意識。






最近、クオリティの高い家具を貸してくれる家具屋さんをと仲良くなったので完成写真の見栄えが良いです。(普段は貸さないらしいです)

完成から引越しまでの間に余裕がないとやれないので貴重です。

加えて最近はECサイトの海外輸入系の家具もリーズナブルで素敵なのが増えてきてるので、施主に紹介がしやすくて助かってます。

どんどん家具も安くなってきてるので、内装で造り付けにしてい

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例えば床材とか。

例えば床材とか。






リノベーションで使う材料は慎重にセレクトしています。

一部屋だけ見ても決める内容は、
・天井
・壁
・床
・ドア
・窓枠
・巾木
・廻り子
・カーテン
・照明
・スイッチコンセント
・家具
・家電
・アート
・観葉植物
などなど。

その中の床材だけをピックアップしてみても、
・複合フローリング
・無垢フローリング
・タイル
・塩ビタイル
・カーペット
・畳
・クッション

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お金を積んでもできないアイデア。

お金を積んでもできないアイデア。





最近、リノベーションのデザインを作って行くプロセスに変化が出てきました。

before↓
①現場の現状の確認
②施主からヒアリング
③デザインに落とし込む
④提案

after↓
①現場の現状の確認
②デザインに落とし込む
③施主からヒアリング
④デザインの調整
⑤施主に確認

リノベーションは構造体はそのまま利用していくので、新築と比べるとできることできないことが多いです

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コミュニケーションが必要なら1人になるべき。

コミュニケーションが必要なら1人になるべき。

リノベーションのご相談を頂く時、施主からはいろんなリクエストを頂きますが、それとは別で夫婦円満をテーマとして掲げています。

ここで言う円満は「いつも楽しく」や「喧嘩をしない」という事ではなく「コミュニケーションがい起こる状況」という意味での円満です。

⁡ コミュニケーションは2人以上の人が同じ目標を持つ事で必要になる手段で、そもそもコミュニケーションは自然に発生するものではなく、共通の目標に

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システム化されたマンパワー

システム化されたマンパワー

独立してから6年間で40軒ほど家やお店設計をしています。

案件ごとに10社程度施工会社さんに挨拶に行っており、これまでトータル400社ほど最低でもお話しをしに伺ってきました。

それぞれの会社と話していくうちに、各会社ごとに得意不得意があることに気づいたので、纏めていきたいと思います。

①施工会社のエリアの得意不得意。・半径10キロ圏内
・施工会社がある県のみ
・施工会社がある県+隣接する県の

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深酒は痩せる。

深酒は痩せる。

リノベーションはデスクワークが仕事の半分を締めてきます。

朝起きてから作業に入り集中力が高まってくるまでのロスをできるだけ少なくなるように考えています。

よくお酒を飲む私は深酒することも多く、翌日にお酒が残ることがしばしばあり、それに伴い作業に取り掛かるまでのタイムロスが生まれてしまっていました。

1年通して見た時に、その切り替えの悪さはかなりのロスであることに気付き何か方法は?と日々考えて

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手紙は捨てにくい。

手紙は捨てにくい。

このところ一度家を作られたことがあるご夫婦の2軒目の家の相談を頂くケースが続いています。

家づくりを1巡してるだけあって以前の計画の時の記憶を遡りながら現計画を進めるような感じです。

今進めている施主は以前も設計事務所で作られたそうですが、その時が模型と図面のみだったそうで、イメージが湧きづらかったと教えて下さいました。

僕の場合はCGを使って内装のイメージを施主と共有していくようにしていま

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巾木をちゃんと考える。

巾木をちゃんと考える。

住宅の構成要素として巾木というものがあります。

床と壁の角の部分にある板のパーツです。

元々は靴やホウキなどで壁を傷つけてしまうのを守ったりするのが役目のもの(だそうです)。

それが本当だとしたら、現在の日本人はスリッパか素足で生活する人がほとんどで必要がないパーツです。

今までもおそらく何人もの人たちが「これいるか?」と問うてきたはずですが、無くならずにあるという事は意味があるという事で

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