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昔に比べて小学校の勉強が難しくなっている理由

いや〜理由はわからないんですけどずっと伸びてている記事があるんです。それがこの大昔に書いた記事です。↓




理由は全然わからないのですが、ここ3ヶ月ぐらいでも100ぐらい伸びているんです。なんかどんどん増えていたので慌てて記事を付け足しました。なんせ元々700字ぐらいしか書いていなかった記事ですので。今や一番PV数が高い記事となっているのですが、スキの数は何と


1です〜笑


ハッシュタグも全然付けてないんですよ。それなのにずっと伸びています。


その理由とコツが知りたい!



そんなこんなで多分全然違うルートから来て下さっている方々がいらっしゃるということだと思います。この秘密のルートが知りたい所ですが、世の中の関心が高い内容なのなら改めて少し書いてみようと思ったんです。


記事の内容は小学校の勉強が難しくなっていることについて書いています。難しくなっている原因は、


中1ギャップ問題が原因



と書いてます。中1ギャップ問題とはこの記事を読んで下さっている方々ならご経験がある方が多いかと思いますが、


中学校に入った瞬間勉強ってめちゃくちゃ難しくなりませんでしたか?


昔は英語も小学校でほぼ教えない状況で中学校に進学したり、数学もレベルがぐんと上がったんです。この事で勉強を諦める子が増加していった訳です。それが中1ギャップ問題です。それで文科省は対策を考えた訳なんです。そして、


文科省「そうだ!中学校の勉強を小学校で教えればええんや!」ピコーン💡



っとなりまして小学校の勉強に中学校の勉強がねじ込まれていった訳なんです。これがちょうど20年ぐらい前の話ですね。その頃は研修とか出ると中1ギャップ問題の資料がデータ化されてよく配られていました。なので、この20年で変わったという事でして20年前辺りを境に小学校の勉強の難しさは大きく変化したという事ですね。その境目以前に義務教育を受けている方とそれ以後に義務教育を受けている方では内容が違うという事です。1つの目安にして頂ければと思います。


今の小6の算数はほぼ中1の内容と変わらないです。今の小6は中央値や最頻値までやりますからね。反比例の問題も中学校を意識していてかなり難しくなっています。中1の勉強が小6に下りて来ているという事は、他の学年にもその余波はある訳なんです。その流れで一番難しくなったと感じる学年は、


小学5年生


なんです。正直低学年とかはあまり影響は受けていませんが、小学5年生は


算数がほぼ中1の内容になった小6の次の学年



というポジションにいる事で色々な難しい問題が押し寄せて来て大変な学年になっています。昔から小5は勉強が難しいのですが、さらに難しくなったという感じです。このことが上記の記事に書かせて頂いたことなんです。記事に付け足す形で他の要因を書きますと、最近やたら図で考える方向にシフトチェンジして来ているんですよ。算数の文章題とかを図で書いて考えさせるみたいな流れがめちゃくちゃ多くなっています。しかし、個人的にはこれが非常にわかりにくいですし子どもたちが余計混乱しているように感じます。例えば、5年の混み具合の単元でわかりやすくするために用いられている「比べられる量÷元にする量」ですが日本語的に変じゃないですか?「あーあの比べられる量な」ってならんじゃないですか。絶対使わん日本語な訳なんです。


わかりやすくしようとして余計わかりにくくなっている


このパターンが目に付きます。文章題を簡単にするために図が用いられている訳ですが、1と考えた場合みたいなパターンが多いんです。要は上の話で言うと元にする量の事ですね。


「基準に考えるもの=元にする量=1」



って言う流れですね。子どもたちはこう考える訳なんですよ。


1って何なん?元にするって何なん?



そりゃそうなりますよね。そもそも元にするって言葉自体の理解が意外に難しくてそこから話していく必要がある訳なんです。私個人は図で考える必要なんてないと思っています。文章題ですからね。頭の中で浮かべて文章を読み解く力を育てる勉強です。図で書いたらわかりにくい以前に本末転倒やと思うんですよ。毎回図書いててそれもう図の問題やんって思う訳なんです。



今後の参考にするために記事の推移はチェックしているのですが、この記事だけはイレギュラーな伸び方をしております。正直こういう記事を書いて残していきたいですよね。しかし、こういう時に限って理由がわからないです。難しい。人生はうまくいく時に限って狙っていないことが多いですね。





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