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アリアスター監督「ボーはおそれている」を観て
2週間ほど前に友人と1日映画館にこもる試みをして、その中で今話題のボーを観たので、記憶を遡って書いていきたい。
アリアスター監督の作品は前作の「ミッド・サマー」を2度視聴したことがあり、ホラーが苦手だったわたしをホラーの世界に引きずり込んでくれたため、今作も大変期待しつつ、ホラー好きでも開始数十分でしんどくなったというネタバレなしレビューを読んでビビり散らかしていた。
監督の作品は幽霊や殺人鬼
Life goes on.
今日は2PACを聴いて、深夜に『ボヘミアン・ラプソディ』を観た。
共通していたのは、"Life goes on."
しかし、というか、だからこそ出会ったと言うべきか、現実のわたしは正反対のことを考えていたりした。
自分の理想通りに生きられないならむりだ。台無しだ。それでも人生は続くのだから生きていくしかないとは思えない。
でも、死ぬのが怖い。生まれてこなけりゃよかったという気持ちは、フレディが
漢字検定準1級を勉強している話
今年の1月から、漢検準1級の勉強を始めた。
試験まで数か月あるが、ほぼ毎日1、2時間ほど勉強している。
小学1年生からずっと漢字検定を受検していて、2級に受かって以来の勉強である。本当は老後の趣味にしようと思っていたが、最近頭の衰えを感じ、今すぐ勉強しよう!と思い参考書を買った。
「忍辱」で「にんにく」とか、自分の妻子をへりくだって言う「荊妻豚児」とか、自分の知らないおもしろい言葉があって、な
ていねいな暮らし、ミーナの行進
小川洋子『ミーナの行進』を初めて手に取ったのは、小学生の時、市の図書館でだった。祖母におすすめされて読み始めたのだが、それがあまりにも煙草臭くて、すごく好きだったのに結局読み進められず返却してしまったのだった。
そして再会したのはその何年後だったろうか。友人に貸してもらって開いた時、あのマッチ箱の本だ!とすぐにその素敵な雰囲気を思い出した。それから大学生になってどうしても手元に置いておきたくて
小川洋子『ミーナの行進』読了、感想に代えて
生き急いでしまう
タスクをこなしていくのはたしかに気持ちいい、優秀さを褒められるのは、認められるのは嬉しい
でも挫けてしまった時立ち直れない、立ち直る時間がない
古いともだち、あたたかい本、音楽
「二人で一冊の本を読むのは、手紙を一通やり取りするのと同じよね、きっと」/小川洋子「小箱」
現実を見ること(小川洋子『物語の役割』を読んで)
数か月ぶりの1人の夜に、小川洋子『物語の役割』を読んで、久々に文章を書きたくなったからnoteを再開してみる。
この1年は、前半を将来のために使って、それが終わったらするべきことがなくなってしまって自分を見失っている期間が長かったように思う。
授業もない。課題もない。でもお金がないからあまり大それたこともできなくて、でも何か成したくてもがいていた。
今回小川洋子さんの講演の記録である『物語の役
インターンの終わり、後期の始まり
夏休みの2ヶ月間、インターンシップに参加した。
就活のためのインターンではなく、NPOソーシャルインターンシップという、大学生がNPO団体の活動に2ヶ月間参加し、社会のためになる事業を考え提案するというものだ。
今回はそのソーシャルインターンでの体験について書こうと思う。
夏休み前のわたしは、コロナ禍で何もできないことに不安と焦りを覚えていた。
大学に入るまでは安定志向で公務員を目指していたが、