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ありがとう、バーGOTEN
昔からすぐ泣いてしまう自分が嫌いだった。
嬉しい時も悲しい時も、自分の意思とは無関係に涙が溢れてきてしまうのだ。
私が泣くと、小さいころは親に怪訝な顔をされ、大きくなってからは周囲の人を困惑させてしまったり、また泣いたと煙たがられることが多くなった。
半年前、しょうちゃんとヴァジャのBAR GOTENが開始したときに、私は嬉しくて泣いた。
そして昨日、最終回を迎えた当番組を聴いた私はもれなく
こりん星は爆発しました
不思議ちゃんという言葉が嫌いだ。
"わたしは恐らく普通ではないらしい"ということを、じわじわと自覚したのはこの言葉がきっかけだから。
小学生の頃、みんながモー娘。に夢中になっていた。わたしももれなくモー娘。が好きで憧れていたが、それ以上に好きになったものが格闘ゲームの鉄拳だった。
うたばんでケラケラ笑ったあと鉄拳でボコボコ殴っていた。習い事のない木曜日の夜をそうして過ごすのがいちばんの楽しみだ
5点の自分を愛していく
100点満点になりたい人生だった。
自分で言うのもおこがましいが、学力偏差値の高い大学に行き、就職偏差値の高い企業で働き、それなりの収入があり、それなりに見た目には気を遣っている。
去年までの私は相当いけ好かない女だったと思う。いわゆるバリキャリに分類される女にならなければと思っていた。
バリキャリにならなければ…というのはつまり、私は幸せな主婦にはなれないと悟ったということである。
あく