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ありがとう、バーGOTEN

昔からすぐ泣いてしまう自分が嫌いだった。
嬉しい時も悲しい時も、自分の意思とは無関係に涙が溢れてきてしまうのだ。

私が泣くと、小さいころは親に怪訝な顔をされ、大きくなってからは周囲の人を困惑させてしまったり、また泣いたと煙たがられることが多くなった。

半年前、しょうちゃんとヴァジャのBAR GOTENが開始したときに、私は嬉しくて泣いた。

そして昨日、最終回を迎えた当番組を聴いた私はもれなく泣いた。
悲しさや寂しさ、労いや感謝も、とにかく色んな感情でぐっちゃぐちゃだった。

最終回はきっとひとりだと聴けないだろうと思い、5点フレンズと共に聴くことを決めた。

5点フレンズは不思議な集まりだ。
傍から見たら、きっと何の集まりかわからないくらいに、年齢も性別もファッションもバラバラだ。

共通点は5点ラジオが好きなことと、
もれなく優しいこと。

ラジオ最終回の終盤でしずしずと泣き出した私を、笑うでもなく晒すでもなく、ただそこにいることを受け入れてくれ、ティッシュを差し出してくれる、そんな人たちだ。

私の住む世界にも優しい人がいるんだ、と思えたことが嬉しい。

ニッポン放送で番組が始まってからの半年間。
あっという間で短かったが、とても濃密な時間だった。

おなじみの5点フレンズや、初めて聴く5点フレンズのお便りを聴くたびに、社会ではみんな素知らぬ顔して暮らしてるけど、変なところばっかなのかもしれない、とニヤニヤが止まらなかった。

土曜日の夜に2人の声を聴いてフレンズとわちゃわちゃリアタイをする。そんな週末がいつしか心の支えになっていた。

クソみたいな毎日でも、「まったね〜!」の声を楽しみにすれば、意外と乗り越えられちゃうもんだなと思った。

この半年間、個人的にも色々あった。

仕事でも大きなトラブルがあり、仲の良かった先輩は何人か部署を去った。私も叱責される日が続きトイレで泣くことも多くあった。

母が病に倒れ、介護が必要な状況となったり、交際していた相手は別れたのちに言葉の暴力を振るうようになった。

これらのことはまだ解決していないし、たくさん向き合わないといけないだろう。

わたしは弱いので、たくさん弱音は吐くし、消えたくなることもたくさんあると思う。

でも辛いだけじゃなくて、チロルチョコを見つけたら嬉しくなるし、葉の茶を見たら買うだろうし、自分を鼓舞するために懲りもせずコスメを買うだろう。

そんなありのままを吐き出せる場所は、X(旧Twitter)に残しておきたいと思う。

顔を洗う時は息継ぎをしないし、海底2万マイルは千葉の海じゃないし、とんかつ和幸はカズユキじゃないし、私は私を我慢しない。

ありのままの自分を愛してもらおうだなんて思わないけど、ありのままの自分が何者かわからなくなることはしないようにしたい。


しょうちゃん、ヴァジャさんへ

Podcastからニッポン放送まで、駆け抜けた毎日。本当にお疲れ様でした。

居場所がなかった私に、居場所をくれて本当にありがとうございます。

大袈裟でなく、2人に命を救われました。
まだ生きてみてもいいかな、と思えたのは5点ラジオがあったからです。

駆け抜けた分、しっかりゆっくり気の済むまで充電して、またいつか2人の掛け合いを聴けることを楽しみにしています。

寒暖差の激しい季節が続きますが、どうぞお身体には気をつけてお過ごしください。

まったね〜!

ねねみ。

…🎤

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