見出し画像

ナミダの訳に、そっと寄り添えたら


いつか深く心のうちに出来た傷
「そんなことあったな」
受け入れたような一言で、受け入れた顔をして淡々と生きていて

きっかけは一つといえないけど
たまに心の奥の何かを引っ張り出すと
頭では受け入れたつもりの
身体からは堪えきれない「何か」が出てくる。

涙が止まらなかったり
息が苦しくなったり
心臓がドキドキしたり。
症状は違くとも、
心と体のつながりを顕著に表している。

その時分かる
「あぁ、私本当に深く傷ついたんだな」と。

それと同時に、
きっと、私も
誰かを傷つけたんだなと。

体は嘘をつけない

傷と出逢うことを繰り返しながら、
内にある悲しみを
認識し、触れ、受け入れ始める

ナイフのような一言、忘れられない一言、
一言に限らない、視線や態度。

「そっかそっか、傷ついたんだね。」

あなたの心、あなたの身体、
「あなた」の中にある全て、ひとつひとつ。

もうプッシュしなくていいし、
強くなくていい。傷ついたと言ってもいい。

「傷ついたんだね」と優しく、
自分の傷に、悲しみに、
寄り添うことから始めよう。

そして寄り添ったら、いつか、いつの日か。

「その人」がきっと私の気づきのために悪役を買って出てくれたこと、魂的に成長がまだ必要な時期だったのかもしれない。なんて

何かしら自分の中で、手放せる時が、
癒える何かを感じる時が来るかもしれない。

それは自分が心の傷に向き合った証、
いつか自分の人生のタイミングできっとくる。
向き合ってしまい認めた方が楽なことはある。

あとは流れに、任せればいい。そんな気持ちで。

「心に出逢う」

ことは日常的にしていることではないのかもしれない。

電車に揺られ、人に囲まれ、
窓から流れる景色、溢れる情報。

普段私たちが向き合っているのは、
外にあるモノゴトで、

だから、
「わたし」の中の声を聞く時間をもっと。

向き合うことは簡単なことではないかもしれない。けどその先に得るものは大きいはず

最後まで読んでいただきありがとうございます。感謝です。

いい日になりますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?