- 運営しているクリエイター
#読書感想文
まるで魅了の魔法をかけられたよう。『おどる12人のおひめさま(エロール・ル・カイン)』感想
去年の夏頃のことでした。
同人活動で仲良くなった絵描きさんと、久々にご飯を食べに行き、色々な話をする中で……彼女に勧められた絵本作家、それが「エロール・ル・カイン」です。
その時私は、「アズールとアスマール」という、フランスのアニメ映画について話していました。
今は亡きジブリの高畑監督が、日本語吹替版の監修を行った映画です。
「『アズールとアスマール』っていう映画は、『キリクと魔女』と同じ監督
脳味噌をぐるぐるとかき混ぜられているような感覚。『笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE S&Mシリーズ(森博嗣)』感想
犀川先生と萌絵ちゃんのシリーズ(S&Mシリーズ)は、十七年前くらいに漫画版の『すべてはFになる(浅田寅ヲ)』を借りて読んだ以来です。
それは非常に特徴的な漫画であり、絵柄も独特で、また物語自体も特殊なので、ちゃんと理解はできなかったものの面白かった、と思ったのを覚えています。その時は個人的に犀川先生が好きで、萌絵ちゃんには特に興味はありませんでした。
今回は、クリスマスにかかわる本を読みたいな