思いつき短編:蜂蜜の社
地図にも載っていない村・地域・集落は意外にも、多く存在していたりする。
それらは閉鎖的で独自の信仰や奇習がある。
その中で軍八村は蜜蜂を信仰の対象としている。
この村が飢饉に襲われ、次々に飢え死にする中空が急に雲に覆われそこから淡く優しい陽の光の柱が降り注いだそうな。
そこから蜜蜂の大郡が飛来して今の村の社に住み着いたという伝説がある。
神社にある社は、とてつもなく大きな養蜂場の蜂の巣のようなもので、そこに神の遣いとされる蜜蜂たちが日夜、女王蜂の為に働いている。
そのおかげで村では蜜蜂たちが受粉してくれるので農産物は豊富なのだ。
仮に悪しきモノが現れ様なものなら村人総出で捜索し、その代償として手足を縛り、身体に砂糖水を塗って社の中に入れ、そして巣の一部となる。
だが、そんなことは過去に一度しか無い。
…まぁ、一度あった。
神社のお賽銭を盗む、いわゆる賽銭泥棒を住所不明の男性がやろうとしたところ、警報が村中に広がったので神主から村長まで集まり、その場で御用となった。
その後は述べた通りだ。
でも私はそんなヘマをしない。
前日にいろいろロケハンをしたし、こっちは死活問題だ。
神様には悪いが、お金を拝借させてもらう。
すると何匹かの蜂が舞っていて驚いたと同時に警報が響き渡った。
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