なみさ

鍼灸師 HSC/HSP 敏感・繊細な方に刺激の少ない経絡治療をしています。日々の想いを…

なみさ

鍼灸師 HSC/HSP 敏感・繊細な方に刺激の少ない経絡治療をしています。日々の想いを書きとめています。

マガジン

  • なみさについて

    私の事、過去の事、たわいもない事。

  • 息子の発達障害の話

    2003年生まれの息子が、中学生で、発達障害と診断され、高校は、特別支援学校から、専門学校に入学した話

  • インクルーシブ教育、特別支援教育について考える

    特別支援教育とインクルーシブ教育についての考察。

  • 鍼灸師の仕事の事

    40歳で専門学校に通い、はり師、きゅう師の免許取得。2年の勤務の後、一人鍼灸院を開業。経絡治療を軸に、施術します。東洋医学、養生、または、経営についても、書きます。

  • 個人鍼灸院経営について

    これから鍼灸院を開業しようと方に、参考になればと、経験をお話します。

記事一覧

アンガーマネジメント 怒りとうまく付き合いたい

私は怒るのが苦手だ。だから、今時の怒らない子育ては都合がいい。上手く怒れないなら、怒る事をしなければいい。 でも、分かっている。怒る事は必要だ。よい関係を作って…

なみさ
9時間前
18

別居に救われた

昨日、昔を振り返って、しんどかったなーとまたあの時を思い出したのですが、息子の不登校より、しんどかったのは、夫婦関係でした。 その数年前から、私たちは、子育てに…

なみさ
1日前
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息子の中学1年の今頃を振り返る

中学1年生のお子さんをもつ保護者の方、お子さんの様子はどうですか? 楽しく中学校へ通っていますでしょうか? 今から、7年前、13歳の息子は、ゴールデンウィークが…

なみさ
2日前
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オーディブル読書『声優、東大に行く』佐々木望

実は、佐々木望さんという声優さんを知りませんでした。 声優をしながら、受験勉強をし、40代で、声優業をしながら、東大を卒業した方に興味がわき、聴きました。 すご…

なみさ
3日前
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中学校の制服はなんのため?教師の安心のため

埼玉県日高市の公立の小中学校で制服を自由にしたというニュースを読んだ。制服・ジャージ・私服のどれで登校してもよいとした。 このルールに返る前に、とったアンケート…

なみさ
4日前
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【インクルーシブ教育】分離する事はやはり害でしかない

教育の場において、健常者と障害者を完全に分けてしまうのは、よくないと思った出来事がある。 息子が、特別支援学校高等部に通っていた時のことだ。息子はサッカー部に所…

なみさ
5日前
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【読書感想】ケーキの切れない非行少年たち

ずっと読みたかった本をやっと読んだ。 『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治著 知的障害・発達障害が犯罪の要因になっている傾向がみられる。 傷つきやすい支援され…

なみさ
6日前
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年金の法的免除の手続き

昨日、市役所の年金課へ年金支払いの免除の手続きに行ってきました。 これで、年金課へ行くのは、5回目です。 1、障害年金の申請したい旨を伝え、手引書・手続きについて…

なみさ
7日前
18

息子の障害者年金の決定通知がきました。

昨日、5月1日に郵便で、日本年金機構から、年金証書が送られてきました。障害者年金をもらうために、2023年の12月から、動いたのが、いい結果になり、ほっとしまし…

なみさ
8日前
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特別支援学校の行くメリットとデメリット

特別支援学校へ行くメリットを前面に打ち出す事は、インクルーシブ教育を妨げてしまっているのかもしれません。 私も、普通学校で適応できないのであれば、特別支援学校で…

なみさ
9日前
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日本の学校の1クラス当たりの生徒数は他国と比べるとはるかに多い

日本では、学校の1クラスの上限の生徒数は、小学校1年生35人を除いては、40人です。多いと言われていますが、本当にそうなのか、世界の国々のデータをみてみました。…

なみさ
10日前
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論文を読むことの意味は、考えを沸き上がらせるためなのかもしれない【インクルーシブ教育】

インクルーシブ教育について、興味があり、いろいろな論文をグーグルスカラーで検索して読んでいる。 インクルーシブ教育とは何か。 インクルーシブ教育は善か悪か。 イン…

なみさ
11日前
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フィンランド行くぞ!

行きたいなーと思っていたのですが、お金の問題と、鍼灸院を休むことが引っ掛かって、決断できなくていました。 年配の人は、「ヨーロッパは、50代のうちに行くべき、お…

なみさ
12日前
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英検を受けた私がいうのもなんだけど、小学生の英検受験について

英検を大人になってから、準2級、2級、準1級と、合計5回受けました。 3級を高校生の時に取りましたが、大学は文学部だったこともあり、英語とは無縁でした。 準2級…

なみさ
13日前
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再び伊勢神宮の話と神社で願い事をしないわけ

ある人に伊勢神宮に行った話をしたら、 「何をお願いしたの?」と聞かれた。私はいつからか、多分10年以上前から、神社でお願いごとはしていない。誰かから、神社はお願…

なみさ
2週間前
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バスガイドさんのおもてなし

4月に伊勢神宮に参拝した話は以前に書きました。 バスツアーだったのですが、そのバスガイドさんが素敵だと思ったので、今日はその話をします。 今まで、数回バスツアー…

なみさ
2週間前
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アンガーマネジメント 怒りとうまく付き合いたい

アンガーマネジメント 怒りとうまく付き合いたい

私は怒るのが苦手だ。だから、今時の怒らない子育ては都合がいい。上手く怒れないなら、怒る事をしなければいい。

でも、分かっている。怒る事は必要だ。よい関係を作っていく時に、しばしば衝突は避けられない。

怒るのが、うまくないし、怒るのが嫌いなのは、怒り方を学んでいなかったからだろう。さらに、父親は、どなる人だった。カッとなると、母親にも、どなっていた。それが、子どもの私からみても、みっともない姿で

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別居に救われた

別居に救われた

昨日、昔を振り返って、しんどかったなーとまたあの時を思い出したのですが、息子の不登校より、しんどかったのは、夫婦関係でした。

その数年前から、私たちは、子育てについての考え方が違っていて、
息子が小学校3年くらいからは、子育てについて、ほぼ隠すようになりました。学校を休んでも、言わない。息子が癇癪を起こしたことも黙っている。そんな状況で、不登校になった息子の相談もできずにいたのが、本当にしんどか

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息子の中学1年の今頃を振り返る

息子の中学1年の今頃を振り返る

中学1年生のお子さんをもつ保護者の方、お子さんの様子はどうですか?
楽しく中学校へ通っていますでしょうか?

今から、7年前、13歳の息子は、ゴールデンウィークが終わった今頃から、不登校になりつつありました。5月は、ほぼ行かなかったんではないしら。それでも、私は、行かそうと試みていましたし、学校とも連絡を取っていました。毎朝、欠席の電話をしてほしいと言われ、7時45分から8時くらいの間に電話をして

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オーディブル読書『声優、東大に行く』佐々木望

オーディブル読書『声優、東大に行く』佐々木望

実は、佐々木望さんという声優さんを知りませんでした。
声優をしながら、受験勉強をし、40代で、声優業をしながら、東大を卒業した方に興味がわき、聴きました。

すごい人がいるものだ。ご自身は、謙遜しておられますが、のめり込んだら、とことんされる方なんだろうと思われます。

佐々木さんが言われるように、勉強自体が目的とか、それ自体が楽しみとおっしゃる事に、心から同意します。社会人が勉強できるというのは

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中学校の制服はなんのため?教師の安心のため

中学校の制服はなんのため?教師の安心のため

埼玉県日高市の公立の小中学校で制服を自由にしたというニュースを読んだ。制服・ジャージ・私服のどれで登校してもよいとした。

このルールに返る前に、とったアンケート結果が興味深い

先生方・保護者の方、必要という理由はなんですか?

私の息子は、制服が窮屈だった。それは、わがままと取られるかもしれない自閉症スペクトラム症候群の特性でもある。しかし、息子の中学校では、なかなか認められず、3年生の夏休み

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【インクルーシブ教育】分離する事はやはり害でしかない

【インクルーシブ教育】分離する事はやはり害でしかない

教育の場において、健常者と障害者を完全に分けてしまうのは、よくないと思った出来事がある。

息子が、特別支援学校高等部に通っていた時のことだ。息子はサッカー部に所属していた。中学はしていなかったが、小学生の時は、クラブチームでサッカーをしていた事もあり、なかなか活躍していた。

特別支援学校のサッカー部は、徒歩圏内の公立高校のサッカー部と時々、交流練習を行っていた。最初、息子は、同じ中学の子がいる

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【読書感想】ケーキの切れない非行少年たち

【読書感想】ケーキの切れない非行少年たち

ずっと読みたかった本をやっと読んだ。
『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治著

知的障害・発達障害が犯罪の要因になっている傾向がみられる。
傷つきやすい支援されるべき少年が、放置され、怒りの発散などから、犯罪を犯していますという。この本を読みながら、空恐ろしくなった。うちの息子も非行少年になっていた可能性もある。

中学の時、教師に反抗し、教師をあおったり、口答えしたり、しまいには、ある教師を

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年金の法的免除の手続き

年金の法的免除の手続き

昨日、市役所の年金課へ年金支払いの免除の手続きに行ってきました。
これで、年金課へ行くのは、5回目です。
1、障害年金の申請したい旨を伝え、手引書・手続きについて説明を受ける。(2023年10月ごろ)
2、年金の納付猶予(学生納付特例制度)の手続き(2023年12月)
3、障害年金の申請
4、年金の納付猶予(障害年金申請中)の手続き(2024年4月)
5、年金の法的免除の手続き(2024年5月2日

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息子の障害者年金の決定通知がきました。

息子の障害者年金の決定通知がきました。

昨日、5月1日に郵便で、日本年金機構から、年金証書が送られてきました。障害者年金をもらうために、2023年の12月から、動いたのが、いい結果になり、ほっとしました。

年金申請のためにしたこと

1,図書館で年金についての本を数冊借りて読む
2,市役所の年金課で、障害年金を受けたい旨を言って書類をもらう。
3,ネットで情報を探す。
4,特別支援学校のコーディーネーターの先生にアドバイスを求める。

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特別支援学校の行くメリットとデメリット

特別支援学校の行くメリットとデメリット

特別支援学校へ行くメリットを前面に打ち出す事は、インクルーシブ教育を妨げてしまっているのかもしれません。

私も、普通学校で適応できないのであれば、特別支援学校で手厚い支援を受け、理解ある教師に励まされ、自己肯定感を高め、出来る事を増やしていけばいいと考えていた保護者です。

我が子の成長が、普通学校でできれば、わざわざ特別支援学校を選ぶ親はいないでしょう。健常の子ども達と喧嘩もしながらでもいろい

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日本の学校の1クラス当たりの生徒数は他国と比べるとはるかに多い

日本の学校の1クラス当たりの生徒数は他国と比べるとはるかに多い

日本では、学校の1クラスの上限の生徒数は、小学校1年生35人を除いては、40人です。多いと言われていますが、本当にそうなのか、世界の国々のデータをみてみました。

以下は文部科学省が発表しているデータです。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/029/shiryo/05061101/003.pdf

このグラフによりますと、

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論文を読むことの意味は、考えを沸き上がらせるためなのかもしれない【インクルーシブ教育】

論文を読むことの意味は、考えを沸き上がらせるためなのかもしれない【インクルーシブ教育】

インクルーシブ教育について、興味があり、いろいろな論文をグーグルスカラーで検索して読んでいる。

インクルーシブ教育とは何か。
インクルーシブ教育は善か悪か。
インクルーシブ教育は誰のためのものか。
インクルーシブ教育は実現可能か。
現実の取り組み。
他の国の取り組み。

など、疑問はたくさんあるが、なかなか自分の考えはまとまらない。
インクルーシブ教育、よくないのではないかとさえ、思ってしまう。

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フィンランド行くぞ!

フィンランド行くぞ!

行きたいなーと思っていたのですが、お金の問題と、鍼灸院を休むことが引っ掛かって、決断できなくていました。

年配の人は、「ヨーロッパは、50代のうちに行くべき、お金じゃなく、体が行けなくなるよ」と言います。60代になったことないから、分かりませんが、そんなものでしょうか?

ある患者さんは、「2週間くらい休んでいいから、行ってきてください。」と勧めてくれます。私は、「そのためにお金がいるんで、毎週

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英検を受けた私がいうのもなんだけど、小学生の英検受験について

英検を受けた私がいうのもなんだけど、小学生の英検受験について

英検を大人になってから、準2級、2級、準1級と、合計5回受けました。
3級を高校生の時に取りましたが、大学は文学部だったこともあり、英語とは無縁でした。

準2級を受けた時、小学生が多くてびっくりしました。友達同士で受けている感じでした。塾がすすめるみたいですね。

その時に、試験官のおじさんが、「英語は、大切だから、小学生のあなたたち、頑張りなさい」という内容の話をされているのを聞いて、私、場違

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再び伊勢神宮の話と神社で願い事をしないわけ

再び伊勢神宮の話と神社で願い事をしないわけ

ある人に伊勢神宮に行った話をしたら、
「何をお願いしたの?」と聞かれた。私はいつからか、多分10年以上前から、神社でお願いごとはしていない。誰かから、神社はお願いごとをしてはいけないと聞いた事があり、納得した。無事に生きてこれたことに感謝をするところだという。

伊勢神宮に行った時、バスガイドさんが言っていた。伊勢神宮にはおみくじはない。ここに来れた事こそが、大吉だから。と。

伊勢神宮には今まで

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バスガイドさんのおもてなし

バスガイドさんのおもてなし

4月に伊勢神宮に参拝した話は以前に書きました。
バスツアーだったのですが、そのバスガイドさんが素敵だと思ったので、今日はその話をします。

今まで、数回バスツアーを使った日帰り旅行をしています。いつも、バスガイドさんの仕事ぶりに感心させられます。

今回のバスガイドの方は、白髪の男性でした。60代後半か、70代に入られているかもしれません。

受付をする時、私たちが向かっていくと、彼の方から「なみ

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