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『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』TOHOシネマズなんば・本館
◆いやぁ~、観る前に想像してたのとは少々違って、なんか思いきり感動した一本!
◆本人はどう思ってるか知らんけど、スカーレット・ヨハンソンの代表作となってもおかしくないくらいよく出来た作品! とにかく脚本がイイ。
◆ただしチャニング・テイタム、残念ながらオードリー春日にしか見えへんかった……
◆随所に60年代のリズム&ブルースの名曲が流れてくるとこもちょい得点高し。サム・クックに始まり、サム・
本日の肴〈殻付き帆立〉
◆最近大活躍の〈魚焼きグリル〉で殻付きホタテを焼いてみる
◆グリルに並べて料理酒をかけるだけ
◆中火でまず5分ほど焼いて様子を見る
◆いい感じで焼けてるけど、弱火でもう2分焼く
◆レモンを絞っていただく
◆出来上がりの撮影を忘れるくらい旨かった
「恐怖を失った男」M・W・クレイヴン
◆まず、これがあの〈ワシントン・ポー・シリーズ〉と同じ作者なのかと吃驚仰天!
◆で、ハヤカワ文庫でもあちらは〈ミステリ〉扱いで、こちらは〈NV〉扱い
◆出だしから、主人公の一人称語りに痺れる……
◆いやぁ~、なんとも魅力的なミルクシェイク大好き蘊蓄野郎〈ベン・ケーニグ〉シリーズ出来!
◆と思いきや……第3部あたりからの荒唐無稽な展開に、個人的には興味半減
◆あまりにもヒト死に過ぎ!
◆
本日の肴〈マテ貝の酒蒸し〉
◆とりあえず〈クラシル〉のレシピ通りに
◆砂抜きは不要というレシピもあったけど、初めてなので3%の塩水に3時間ほど……
◆土生姜を適量薄切りして、一緒にフライパンへ
◆今回は〈クラシル〉のレシピ通り、料理酒:大さじ3、醤油:大さじ1、味醂:大さじ1
◆確かに、貝の中でも味がしっかりしていてなかなか旨いです
◆で、次回やるときは醤油なしでも充分かと
◆大変美味しゅういただきましたとさ……
『フェラーリ』TOHOシネマズなんば・本館
◆〈伝記もの〉というジャンルが個人的に大好き!ということを差し引いても、なかなかに観ごたえのある130分
◆女房役のペネロペ・クルスと愛人役のシャイリーン・ウッドリーがいいね
◆ことにペネロペ・クルスはもう最高!
◆で、あいかわらずアダム・ドライバーは個人的には好かん
◆最初、主人公役はヒュー・ジャックマンやったんちゃうん?
「すべての罪は血を流す」S・A・コスビー
◆個人的には世評高き前二作よりもこの新作を推したい気分……
◆主人公を犯罪を犯す側から犯罪を取り締まる側にしたことが一番の原因かと……
《「ああいう連中がよく乗ってるトラックさ。空まで車高を上げて、荷台には泥ひとつついてない。魚なんか一匹も釣らないのに、でかい豪華船で湾に来るやつらのトラック版だ。働く人間の道具をおもちゃにしてやがる」》(14頁)
《クーターの哲学をもっともわかりやすく言うと
『Shirley シャーリイ』TOHOシネマズなんば・本館
◆非常に興味深い題材を扱っているにも関わらず、脚本と演出がイマイチ親切ではないのが残念
◆手持ちカメラにもイライラさせられる
◆しかしながら、シャーリイ役のエリザベス・モスとローズ役のオデッサ・ヤングの演技に助けられ(特にオデッサ・ヤングは今後期待大!)、最後まで倦むことなく観終えることが出来た一本
本日の肴〈サクラマスの刺身〉
◆岩手県産、養殖ものの〈サクラマス〉が柵で売られていたので購入
◆子供たちや孫はいわゆる輸入ものの〈アトランティックサーモン〉や〈トラウトサーモン〉の生食を好むが、年寄には少々脂っこくて口に合わない
◆その点〈サクラマス〉は程よい脂と旨味があってなかなかよろしい……
◆ちなみに天然ものはアニサキスが怖いので、火を通すか一度凍らせてから食しましょう
「ゴダール/映画誌」山田宏一
◆さらばゴダール、さらば映画 ――幸福な映画と不幸な映画(「キネマ旬報」2022年12月上旬号)
映画史の飛躍的発展は、伝説をまじえて大雑把に要約すれば、D・W・グリフィスによるクローズアップの発見、セルゲイ・M・エイゼンシュテインよるモンタージュの組織化、オーソン・ウェルズによる パンフォーカスの実践、そしてジャン=リュック・ゴダールによるジャンプ・カットの発明という四つの 映画技法の成果で