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62歳パパの子育て。4歳の息子と友人のチャレンジする姿を見に行った!

 『大事なのは列車の行き先じゃない 
 “乗ろう”と決めたことだ』

映画「ポーラー・エクスプレス」より

「パパ、ココだよ!」
事前に、どういう写真展かサンプル写真を見せていたので、最初にギャラリーを見つけたのは4歳の息子だった。「人生の晴れ舞台」と思わせる着物姿でオシャレに着こなして隊員(「地球探検隊」旅の参加者)モトナオが笑顔で迎えてくれた。キラキラと輝いていた。

隊員モトナオと息子・颯馬(ふうま)。御徒町のギャラリーしろむじ前にて

2018年10月に22年経営していた会社がなくなった後、3年前の俺の還暦祝いにも、5年前の地球探検隊1日限定オフィスにも来てくれた隊員モトナオ。

モトナオが15年撮り続けた写真と最新のAIアートの個展をやると聞いて、横浜山手から東京御徒町まで息子と2人で出かけた。全ての仕事はアートだと思う。「息子にはいろいろなアートに触れさせたい」と常々思っていたから「行く!」って即決。

隊員モトナオのAIアートの展示

「こんなふうな見せ方もあるんだ!」
AIアートの展示の仕方は俺の予想を超えていた。フォトグラファーとしての15年の集大成が、そこにあった。膨大な量の写真をセレクトするのは大変だったと思うが、癒しの空間にはモトナオの優しさと感性と情熱が溢れていた。個展が始まるまで情報発信を続けていた結果、過去最高の来場者数でギャラリーのオーナーも驚いていたという。

4歳の息子と隊員モトナオと

ギャラリーには、2012年に出版された高橋歩率いるA-Works編集の「人生で最高の1日」が置いてあった。モトナオはじめ多くの隊員の体験談が掲載された本だ。23歳のモトナオが多国籍ツアートレックアメリカに参加して、雨の中1人で往復20kmのブライトエンジェルトレイルを歩いた体験が載っている。モトナオの原点を見た思いがした。旅の体験が今に活きている。「自分の道を『行く』という選択をしなければ得られないものが必ずある」そう書いてあった。

そして、今回の個展2日目にFacebookに思いを綴っていた。

 理屈抜きにとにかくやってみたかった。
 結果、たくさんの人を巻き込んで
 多くの人の人生に影響を与え始めている。
 僕が動かなければ何も始まらなかった。
 今回の個展を通した学びは非常に大きい。
 感覚的には人生が100歩くらい前進した。

金子素直Facebookの投稿より

個展は6/30(日)までやっている。「今」のモトナオに会って作品とモトナオからエネルギーを感じ取ってほしい。

御徒町の癒しの空間「ギャラリーしろむじ」

「 碧 」~AIアートと写真が紡ぎ出す物語~
6/22(土)~30(日)12~19時、24日(月)、25日(火)休み
入場無料、土日終日と平日17~19時在廊予定
ギャラリーしろむじ(東京都台東区台東3-28-1)
最寄駅:都営大江戸線/つくばエクスプレス、新御徒町駅A2出口徒歩4分、地下鉄メトロ日比谷線仲御徒町駅徒歩7分、JR御徒町駅徒歩11分

モトナオが15年撮った写真の集大成

録画したTV番組、『ヒロシのぼっちキャンプ』で北海道の川辺のキャンプが映ると
「パパ、ココの写真、見たね!」

屋久島の写真

実際の写真は屋久島だったけど・・・息子の記憶に残ったのは確かだ。人が人に残せるものは、記憶と思い出だ。そして、自分の記憶に強く残るのは自分が選択した記憶だ。人生は選択の連続だから。それが生きた証になる。5年ぶりに「大人の修学旅行」復活!俺は、これからも家族や隊員の記憶に残る旅を提供し続けたい。

「ギャラリーしろむじ」は佐竹商店街沿いにある
「パパ、ココ行きたい!」と秋葉神社へ
JR上野駅前にて

御徒町からアメ横を歩いて上野まで行くと、
「パパ、お腹空いた!お蕎麦食べたい!」と、息子。
いつも刻み海苔が食べられなくて「もりそば」を注文していたが、たまたま入った店には「ざるそば」しかなかった。

引き込まれるように蕎麦屋「TOWA」へ

「ふうま君、お兄さんになったから、海苔も食べてみる!」
ペロリと一人前を完食した。
俺は息子の小さなチャレンジにオーバーリアクションする!
「すごいなビズリーチ」じゃなくて、「偉いぞ!颯馬(ふうま)!」

親は子の成長を見るのが大きな喜びだ。そして、今も隊員の新たなチャレンジするカッコいい姿をみるのが、俺の力になる。
だから、いくつになっても、チャレンジする気持ちを持っていたい。

上野駅前で南米ペルーの人たちの演奏に夢中になった息子

 レシピを超えた先に
 自分の料理がある。
 自分の個性を表現できた時に
 初めて自分の料理になる。
 フランス料理シェフ 三國清三

NHK Eテレ「最後の講義」

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