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英才教育の父!シュタイナー教育の家庭での取り入れ方!

今回の記事は1500文字程度。5分かからず読めます。太字だけでも読めるようになっていますので、1分でもお時間を下さい。

英才教育で有名なシュタイナー教育という教育メソッドを知っていますか?世界7大教育法の一つで、日本でも紹介されている教育法の中では特に有名です。今回はそんなシュタイナー教育についての記事を書きました。

よくシュタイナー教育と対比されるのが、モンテッソーリ教育。二つの教育には共通点や類似点があるんです。モンテッソーリ教育について知りたい方は以下にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。

シュタイナー教育の考えを築いたのはオーストリアで生まれたルドルフ・シュタイナーさんが考案しました。彼は工科大学に進みましたが、幼い頃からゲーテに強い影響を受けています。そのため、哲学や思想からの視点でそれを教育に生かしたのが始まりなんですね。

最初にお伝えしたいのは、シュタイナー教育は家庭で実践することがかなり困難な教育法だということ。本気で実践していきたのであれば、シュタイナー教育を実際に行っている学校を探すしかありません。その理由は、シュタイナー教育の概要を知ればわかります。

シュタイナー教育の概要説明です。

【シュタイナー教育の概要】
・シュタイナー教育の考えの要
芸術や自然に触れ、のびのびと個性を伸ばし、個人の能力を最大限に引き出すこと

・シュタイナー教育の目的
「自由な生き方ができる人間を育てる」

・シュタイナー教育を受けた有名人
黒柳徹子さん、斎藤工さん

・シュタイナー教育の主な教育の取り組み
7年ごとの周期
→0~7才:意思を育む(からだの発達)
→7~14才:感情を育む(こころの発達)
→14~21才:思考を育む(あたまの発達)
芸術活動と自然体験を大切にするので、知的教育は行わずテレビやゲームを禁止する。また、学力を重視することなくテストがない。そして担任が8年間変わらず、12年間の一貫教育課程になる。個性を尊重するため本人の学びたい分野がわかるまで、色々と探り続け、見つかった時にサポートするという考え。

これらがシュタイナー教育の概要です。もっとシュタイナー教育について調べたい方は参考ブログを紹介します。あ、リンクに飛んでも、続きがあるので、また戻ってきてくださいね!

先ほども述べた通り、シュタイナー教育を日本でしっかりと21歳まで受けるのは難しいため、もし家庭で取り入れるとするなば、部分的に取り入れることになるでしょう。

では家庭でシュタイナー教育を取り入れるにはどのようにすればよいのか?

例えば「メディア禁止」「自然と触れ合う」「芸術を楽しむ」「踊りを踊る」などを生活に取り入れ、子供が興味を示したものについて共感し、子供主体のかかわり方を続けていくという感じですね。

中でも「自然と触れ合う」「芸術を楽しむ」は現代の日本でも比較的容易に家庭で取り入れられると思います。
休日に子供たちを連れて山に登ったり、川や海で遊んだり、生き物を触ったり、博物館や美術館で芸術を楽しむだけでなく、その芸術の歴史や作家のことを知ったり・・・

僕が実際に自分の子供に実践しているのは「キャンプ」です。キャンプは大自然の中での不便な暮らしを、思う存分満喫できるツールです。自分で居住するものを立て、食材を準備し、火をおこし、暗くなったら寝て、明るくなったら起きる、自由な時間はたくさんあり、どう過ごすかを自分で考える。便利な環境に慣れすぎているあまり、その便利さに気づかずに過ごしているから、有難みがよくわかる。
※僕がアウトドア派なので付き合わせている、ということでもありますが・・・

子供が興味があるものがあれば尚更そこへ投資をしたほうがいいと思います。オーケストラを聞きに行って「また行きたい!」と言ったら、次の約束をして楽しみに待つ、ということもいいでしょうね!

モンテッソーリと共通して言えるのは、やはり主体が子供。子供の自発的な考えや行動をちゃんと尊重するということ。以前の「モンテッソーリ教育note」にも書きましたが、結局は子供には自分を育てるう力が備わっている、ということなんですね。つまり、親の理想や主観はいれないこと。ついつい言ってしまうので注意してほしいと思います。

日本の教育にも、こういった子供主体の考えが根付いてほしいと思っています。子供の個性を尊重し「まわりと違う」ことへの素晴らしさに大人が早く気付くべきです。そして、将来の激変する未来を設計するような人物が、日本から生まれてくるように僕らは努力しないといけないと感じますね。

【冒険者プロフィール】
・1982年福島県いわき市生まれ
・中高生では陸上に没頭しインターハイに出場
(400mHで個人で県4位。400m×4リレーで東北大会4位、全国準決勝敗退)
・現役で国公立大学教育学部を卒業
・大手予備校就職、2年目で校舎長に抜擢される
・10年以上小中学生に集団授業(数学、理科、社会)
※1校舎で最高320人の生徒を在籍させ、200人以上の前での授業経験あり。のべ10000人以上の生徒を指導する。
・保護者面談、保護者会を通じていくつもの事例に応え続け、学力を伸ばすにはどうすればよいかを考え続ける
・その後、能力をかわれ大学受験指導に転部。それまでの集団指導から離れコーチングによる生徒指導に日々没頭。
・東大をはじめ、京都大学、旧帝国大学、医学部の生徒を多数排出。あくまで現役にこだわる。
・現在は中部圏を中心に高校生指導を現場で行いつつ、日本教育を改革すべく、Noteを中心に活動をする。

ブログもやっています。よろしくお願いします。

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