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かつて中高生だった私が書いた読書感想文☆彡

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“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文です。 いま読むと照れるところもありますが、その時の想いをこのように発表できるのも嬉しく思います。ぜひ、気楽にお読みくださいー!
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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑭ <幸福の手紙>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑭ <幸福の手紙>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の14回目です。

浅見光彦さん、のんびりした雰囲気なのに隅に置けないひと。私は中高生の頃からファンであります!

幸福の手紙 著者:内田康夫さん

浅見光彦さんのファンになり、このシリーズが楽しみになってきた。この小説は、北海道の神田日勝という実在した人物の絵の未完作、「半分の馬」を登場させ、芦別のカナデ

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑬ <君はクジラを見たか>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑬ <君はクジラを見たか>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。

かつて私が中高生だったときに読んだ本の13回目。📒🌳

今回ご紹介するのは約30年前に発行された”なだいなだ”さんの本です。なだいなださんは、精神科医、作家、評論家と様々な分野でご活躍されました。

当時、この本をどのように手に取ったかは覚えていませんが、病院の状況がユーモアに書かれていて魅了されたようです。

君はクジラを見たか 著者

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑫ <夢に殉ず>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑫ <夢に殉ず>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の12回目です。今回ご紹介する曽野綾子さんの本は愛について考えさせられました。

夢に殉ず 著者:曽野綾子さん

主人公の天馬翔は、職はなく、アパートの家賃収入を頼りに三浦半島にわずかな畑を耕して妻の葉子と2人で暮らしている。しかも、女好きで3人の愛人がいる。妻が一番大切と言いながら、同時に3人の女も好きで

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑪  <フェアリーガール>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑪ <フェアリーガール>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の11回目です。若い時に綴ったストレートな文章をみなさんにご覧いただけますと嬉しいです😉🎁

今回は短い感想文ですが伝えるということ。特に大事なことを伝えたいときは、今でもどうやって伝えようかと悩みます。

伝え方と伝えるタイミング。簡単にはいかないこともありますが、伝える気持ちは持ち続けたいと思ってい

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑩ <ホリーガーデン>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑩ <ホリーガーデン>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の10回目の紹介です😊

以前に書いた読書感想文のノートには、上下の罫線いっぱいに文字を書いていました。元々、私の字は大きかったのですが、まわりから”飛び出すような字”と言われるたびに、いけないことだと字を書くのが嫌になっていました。

そんなある時、社会の先生が私の字を見て「のびのびした字だね」と声をか

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑨ <スナーク狩り>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑨ <スナーク狩り>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の9回目の紹介です💕✨

最近はじわじわと迫るようなミステリーを読む機会は少なくなりましたが、かつては宮部みゆきさん、東野圭吾さんの本をよく読んでいました。

次々に発生する事件に対しては犯人への怒りや憤りを感じますが事件の背景や動機を知ることで、二度と起きないように問題提起をすることにつながるのではと感

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑧ <愛という字>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑧ <愛という字>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の8回目の紹介です💕📚

憧れの向田邦子さん。中でも「父の詫び状」が大好きでした。

かつての読書ノートには残念ながら、「父の詫び状」の記載がなかったので「愛という字」の感想を掲載します。

向田さんが事故で亡くなられたのは8月22日でちょうど40年が経ったそうです。今も色あせることなく多くの方に愛され

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑦ <サロメの眠るベッド>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑦ <サロメの眠るベッド>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の紹介は、おかげ様で第7弾となりました🏳‍🌈💗

今回ご紹介する本もまぁ懐かしい!
読み返している際に、当時の私は主人公である早映の行動がとても眩しく感じたことを思い出しました。

サロメの眠るベッド 著者:唯川 恵さん

唯川さんの「サマーバレンタイン」に続けて読みました。この本は考えさせられる本で

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑥ <夜の出帆>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑥ <夜の出帆>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の第6弾です📕🎀

中高生の時に読んだこの本は、衝撃的でしばらく放心状態になりました。
大人の妖しい雰囲気が感じられ、当時の私は読んで良かったのだろうかと戸惑いながらもノートに書き留めていました。

きっと興奮していたのでしょう。殴り書きで読めない文字がありました。(自分で書いたのに読めないなんて…)

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑤ <ゼロの焦点>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文⑤ <ゼロの焦点>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
かつて私が中高生だったときに読んだ本の第5弾です🏳‍🌈。

映画やドラマ化にもなった松本清張さんの「ゼロの焦点」。
あまりにも有名な作品ですが、私は中高生の時に読んでいたようです。
すっかり忘れていましたが、当時の読書感想文を読んでそう言えば
このような話だったとなんとなく思い出しました。あらすじが主ですが、中高生だった私はマメに書いてい

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文④ <螺旋階段を下りる男>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文④ <螺旋階段を下りる男>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
今回は4回目で夏樹静子さんの本をご紹介します😊

7月からテレビ朝日のドラマで新シリーズ「緊急取調室」が始まりましたが、初回と2回目に桃井かおりさんが犯人役で出演されていました。

今回ご紹介する本では検事役のようでしたので、真逆の役となったのですね。
どんな役でもこなせる桃井さんの圧倒的な演技に目を見張りました🌈

(ここから ↓ )

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文③ <それでもあなたが好きだから>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文③ <それでもあなたが好きだから>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。

3回目となった今回は“恋愛もの”を読んだ感想を記します🎀📑

実はこの時期に“恋愛もの”をたくさん読んでいるのです。
まぁ、多感な時期だからフツーかもしれません。
ちなみに、今なら「10代の痛み」がわかります!😉

(ここから ↓ )
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それでもあなたが好きだから 著者:井上香織さ

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文② <青のフェルマータ>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文② <青のフェルマータ>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。

前回は<看護婦物語>を書き、たくさんの方にお読みいただきありがとうございます! 

少しでもみなさんの心に響くことがあれば嬉しいです。
お陰様で以下をいただくことができました😉

かつて中高生だった私が書いた読書感想文は、まだ他にもあるので
今後も掲載したいと思っています。
かつての私に負けないように、さらに精進するべしですね!

さて、

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かつて中高生だった私が書いた読書感想文① <看護婦物語>

かつて中高生だった私が書いた読書感想文① <看護婦物語>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。

今回は、私が中高生の時に書いた感想文「看護婦物語」著者:江川晴さんを紹介します!

先日、たまたま部屋の掃除をしていたら、数冊の読書ノートが出てきました。かつての私は何を書いていたのかとページをめくっていたら
この本の感想文で目が留まりました。💛

文面は「あらすじ」がメインとなっていますが、私が主人公の苑子にかなり感情移入している様子が

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