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《未婚シングルマザー/1才息子(世界一カワイイ)/実家住まい/アラサー》ここに何書けば…

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《未婚シングルマザー/1才息子(世界一カワイイ)/実家住まい/アラサー》ここに何書けばいいかわからないからとりあえずnote読んでください。

記事一覧

おばさんになるということ

これを読んでいるあなたは、今自分のことが好きだろうか。私はそれを今の自分に問いかけた時、間違いなく正面切って「好きだ」と言える。だがこれがもし20代の私だとしたら…

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1年前
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面白くない奴は絶対に人をイジるな

「人をイジる」という行為には技術が必要なのである。どんな技術かと言うと、イジられた本人が「おいしくしてくれてありがとう!」と思えるラインで留め、その場を盛り上げ…

つな
2年前
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青春思い残し症候群

何気なくおすすめで表示されたYouTubeの動画を観て、私は戦慄していた。 それは「思い残し症候群」という、幼少期に親から十分な愛情を与えられず子どもとしての欲求が残…

つな
2年前
10

嫌なものは嫌だからしょうがない

育児をする上で自分が苦手だと困るものがある事に気付いた。 まず牛乳。 私は牛乳が大嫌いである。牛乳っぽい食べ物は大好きなのに、牛乳そのものは絶対に飲めない。「搾…

つな
2年前
6

ずっと側にいてくれてたのに

長年誤解し続けてきたことがある。 私は好きな食べ物を3つ挙げる時には 白子ポン酢、レバー、酒盗 というのが定番になっていた。中でも白子ポン酢はかなり好きで、「白…

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2年前
6

青春の後遺症

定期的にTwitterの惚気アカウント(全然知らない若者の)を見る。かつては自分もこんな感じだったはずなのだが、今は全く知らない世界を覗いている気持ちだ。宇宙語でも読ん…

つな
2年前
7

コミュ障体験と逆ホットペッパービューティー

いや、noteやめてません。(確か2回目の出だし) ブログとは不思議なもので、書きたい時やアイディアが思いつくとゲロのようにオロロロロと出てくるのだが(最悪な例え)、書き…

つな
2年前
7

習い事の思い出

子どもの成長にあたって、習い事は必要なのだろうか。生まれて半年の我が子を見つめながら、ゆくゆくは考えなければならないであろう習い事について考えてみた。正直、お金…

つな
2年前
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2つの別れ

恥ずかしながら、私は慢性的な切れ痔である。 最近はもう切れていることに慣れすぎている節があるが、それでもビキッと切れた時に血が出るとギョッとしてしまう。 オシリア…

つな
3年前
1

最近のご様子

禿げた。 噂には聞いていたが、産後の抜け毛で禿げた。 「なんか最近、髪結ぶとサイドの毛が出ないな〜」なんて呑気に考えていたが、それもそのはず。上にかかっている髪…

つな
3年前
5

天の神様の言うとおり

私は占いを信じるタイプだ。 手相もタロットも算命学でも、なんでも楽しい。よく「そんなことで運命がわかるわけないだろ」と野暮なことを言い出す輩がいるが、そういう人…

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3年前
8

隣人ロマンス

先日、マンションの隣人にご挨拶に行った。 息子が産まれ、これから騒がしくなるかもしれないのでお菓子を持っていくことにしたのだ。 しかしラッキーなことに、両隣はど…

つな
3年前
8

俺には夢がある 動機は不純だが

昔から子供が好きだったわけではない。 というかどちらかと言うと苦手な方だった。嫌いだったわけではないのだが、どう接していいのかわからなかったししっぽのついている…

つな
3年前
6

継続できなくても力なり

いや、noteやめてません。 育児に追われ全然更新が出来ないのでこのまま闇に葬られるかと思ったのは私だけではないだろう。だがしかし、やめない。 マイ息子が可愛すぎて…

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3年前
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さよなら欲求

「出産を機に妻が変わってしまった」 という話はよく耳にしていた。 だが私はこれを半信半疑に思っていたし、自分は変わることはないだろうと何故だか自信を持っていた。 …

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3年前
7

お産アフター

こうして無事、我が子をこの世に産み落としたわけだが 私の戦いはまだ続いていた。 会陰切開の部分を縫ってもらい、すぐに歩くことは困難なので2時間は分娩台の上で休ま…

つな
3年前
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おばさんになるということ

おばさんになるということ

これを読んでいるあなたは、今自分のことが好きだろうか。私はそれを今の自分に問いかけた時、間違いなく正面切って「好きだ」と言える。だがこれがもし20代の私だとしたらきっと「好きでもないし嫌いでもない」と煮え切らない返事をしたと思う。しかも「好きなところもあるし、嫌いなところもある」ではなく、「好きでもないし嫌いでもない」と答える偏屈さを持っていた気がする。この言葉からは「これ以上私に立ち入るな」とい

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面白くない奴は絶対に人をイジるな

面白くない奴は絶対に人をイジるな

「人をイジる」という行為には技術が必要なのである。どんな技術かと言うと、イジられた本人が「おいしくしてくれてありがとう!」と思えるラインで留め、その場を盛り上げることなのだ。

この絶妙さの加減がわからない、ただ人を陥れてクソつまらないツッコミを入れる程度の奴は飲み会の席でも一生隅で黙っていてほしい。
そもそもクソつまらない癖に「笑いを取れる」と勘違いしてイキってる姿勢に腹が立つ。クソつまらないく

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青春思い残し症候群

青春思い残し症候群

何気なくおすすめで表示されたYouTubeの動画を観て、私は戦慄していた。

それは「思い残し症候群」という、幼少期に親から十分な愛情を与えられず子どもとしての欲求が残ったまま大人になってしまった人々の映像であった。大人になった今でも母(父)に甘えるように抱っこされてヨシヨシされたい、哺乳瓶でミルクを飲ませてほしい、眠れるまで歌をうたってほしい…などという願望を持っているということである。幼少期に

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嫌なものは嫌だからしょうがない

嫌なものは嫌だからしょうがない

育児をする上で自分が苦手だと困るものがある事に気付いた。

まず牛乳。
私は牛乳が大嫌いである。牛乳っぽい食べ物は大好きなのに、牛乳そのものは絶対に飲めない。「搾りたてはおいしいよ!」と言われたところで、こちらからしてみれば搾りたてなど最高に最悪な代物だ。キンッキンに凍らせて味覚を麻痺させてもきっと飲めないものを、搾りたての生ぬるっこい濃厚な牛乳など飲めるはずもない。どんな罰ゲームだ。牛も身から搾

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ずっと側にいてくれてたのに

ずっと側にいてくれてたのに

長年誤解し続けてきたことがある。

私は好きな食べ物を3つ挙げる時には
白子ポン酢、レバー、酒盗 というのが定番になっていた。中でも白子ポン酢はかなり好きで、「白子ポン酢を食べる」という目的の為に居酒屋に入ることもあったほどだ。しかも独り占めする喜びを味わいたいのでおひとりさまで行く事も多かった。白子ポン酢とお酒を楽しむ為なら周りにどう思われようと気にならない。

と、私の白子ポン酢に対する情熱は

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青春の後遺症

青春の後遺症

定期的にTwitterの惚気アカウント(全然知らない若者の)を見る。かつては自分もこんな感じだったはずなのだが、今は全く知らない世界を覗いている気持ちだ。宇宙語でも読んでいるのではと錯覚するほど、意味がわからなくなっている。
既読がつかなくて不安になるとか、電話すると言うからずっと待ってたのに来ないと怒っていたり、「そういえばそんなこともあったな」と懐かしむ自分が一気にババアになった気がして落ち込

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コミュ障体験と逆ホットペッパービューティー

コミュ障体験と逆ホットペッパービューティー

いや、noteやめてません。(確か2回目の出だし)
ブログとは不思議なもので、書きたい時やアイディアが思いつくとゲロのようにオロロロロと出てくるのだが(最悪な例え)、書きたくない時や何も思いつかない時は信じられないほど無気力になる。今回はブログというものに対してかなりの賢者モードが入っており、何の意欲も湧かなかった。一度書いた記事を読み返して「面白くないな」と思ってしまうと一気にスランプに陥るのだ

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習い事の思い出

習い事の思い出

子どもの成長にあたって、習い事は必要なのだろうか。生まれて半年の我が子を見つめながら、ゆくゆくは考えなければならないであろう習い事について考えてみた。正直、お金がない。シングルなのでカツカツである。お金がかかりそうな習い事は避けたい。ピアノやバイオリンやら、金持ちの嗜みのような習い事はおそらく無理だ。というかそんな金持ちの巣窟のような場所に息子を放り込んだら、本人が肩身の狭い思いをしそうなのでこの

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2つの別れ

2つの別れ

恥ずかしながら、私は慢性的な切れ痔である。
最近はもう切れていることに慣れすぎている節があるが、それでもビキッと切れた時に血が出るとギョッとしてしまう。
オシリアを塗ってみても一向に良くならないので、そういえば母が「ボラギノールもあるよ」と言っていたことを思い出し、母にボラギノールを出してもらうことにした。

「ほいよ」と渡され、これで良くなるかもしれないと仄かな期待を感じたのも束の間、ボラギノー

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最近のご様子

禿げた。

噂には聞いていたが、産後の抜け毛で禿げた。
「なんか最近、髪結ぶとサイドの毛が出ないな〜」なんて呑気に考えていたが、それもそのはず。上にかかっている髪をどっこいしょするとそこは空き地のごとくごっそり抜けていたのである。衝撃的な光景だった。しかしショックはあまりなく、「これが産後の抜け毛か!!いや最近なんか抜けるなと思ってたけどこんなに抜けてたかあ!!」と妙に納得したあと、

「でもツー

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天の神様の言うとおり

天の神様の言うとおり

私は占いを信じるタイプだ。

手相もタロットも算命学でも、なんでも楽しい。よく「そんなことで運命がわかるわけないだろ」と野暮なことを言い出す輩がいるが、そういう人はちょっと人生を楽しむ才能がないと思う。占い師さんは大抵話し上手で人の本音や深層心理を暴くのが上手い。自分のことをわかってもらえたような気持ちになるし、未来に少し希望が持てるから占いは楽しいのだ。
以前スピリチュアルな友人に私のことを占っ

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隣人ロマンス

隣人ロマンス

先日、マンションの隣人にご挨拶に行った。

息子が産まれ、これから騒がしくなるかもしれないのでお菓子を持っていくことにしたのだ。
しかしラッキーなことに、両隣はどちらも息子を育てたお母さんだ。男の子の騒がしさ大変さなど理解がある。しかも両隣だけでなく真下の階も男の子ママだ。「元気が一番だから…どんどんうるさくしてくださいね(^^)」と言ってくれた。女神か。私の目には後光が差しているように見えた。

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俺には夢がある 動機は不純だが

俺には夢がある 動機は不純だが

昔から子供が好きだったわけではない。
というかどちらかと言うと苦手な方だった。嫌いだったわけではないのだが、どう接していいのかわからなかったししっぽのついている生き物の方がよっぽどかわいいと思っていた。

高校生の頃、私の友人は「早く子どもがほしい」と言っていた。ママになる姿が容易に想像できる子だったので、「なんかいいなあ」と思っていた。私はと言うと、特にそれに同調してはいなかったが「もし自分が子

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継続できなくても力なり

継続できなくても力なり

いや、noteやめてません。

育児に追われ全然更新が出来ないのでこのまま闇に葬られるかと思ったのは私だけではないだろう。だがしかし、やめない。
マイ息子が可愛すぎて可愛い可愛いエピソードしか綴れなくなるかもしれないと思ったが、そうでもなさそうだ。私がこのままマイルドな人間になるわけがなかった。子どもを産むという人生の一大イベントを終えたとして、自分は自分である。

それにしても育児は大変だ。

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さよなら欲求

「出産を機に妻が変わってしまった」
という話はよく耳にしていた。

だが私はこれを半信半疑に思っていたし、自分は変わることはないだろうと何故だか自信を持っていた。
しかも私はシングルマザーである為、旦那という存在がいない。旦那に対して冷たくなった、などという話をよく聞いていたこともあり私はその点何もないだろうと高を括っていたのである。

しかし、私は実際はというと出産と共にある3つの欲求が消滅した

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お産アフター

お産アフター

こうして無事、我が子をこの世に産み落としたわけだが 私の戦いはまだ続いていた。

会陰切開の部分を縫ってもらい、すぐに歩くことは困難なので2時間は分娩台の上で休まなくてはならない。

「ちょっとお腹を押しますよー」と、先生がお腹を押すとちょっと引くくらい

ブシュッッッ

と血が溢れてきた。

私はありがたいことにこれまでの人生で大きな怪我をしたこともなかったので、この出血量は人生初であった。押す

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