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半生の記録と記憶

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今まで生きてきた記録、感じたこと。表に出せなかった思い。蓋をしてきたこと。
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2023年2月の記事一覧

転院先の病院

転院先の病院

新しい病院での初診、医師は、よく話を聞いてくれている印象だった。

そこで、今までの経緯を話すと、医師から、社会不安障害と、抑鬱状態との診断がくだった。

診断名がついたときはなんだか少しすっきりとしたような気もした気がする。

そして、今までの治療であまり効果が感じられなかったことなどを話し、薬も変更して処方してもらい、さらに、クリニックに常駐のカウンセラーとのカウンセリングも勧められた。

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転院

転院

鬱とカウンセラーから宣告され、心療内科の受診を勧められて、クリニックに訪れた。

このクリニックに訪れたのはこれが3回目だ。

1度目は、大学時代のカウンセラーに受診を勧められた時。

2度目は、会社員生活で、対人恐怖症のような状態になってしまったときに、どうにかしたくて受診している。

その時は、

日常生活に困ってるわけじゃないんでしょ?仕事に差し障りがあるわけではないんでしょ?

と言われて

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仕事のことを愚痴る父

仕事のことを愚痴る父

父親は、私が中学校3年くらいから二十歳を過ぎる頃まで、東北に単身赴任していた。

ちょうど私の思春期〜大人になる時期には父親が不在だったことになる。

当時はそのことについて何も思わないというか、父親がいてくれたら…と思うこともなかった。一度ある出来事があるまでは。

その件はまたの機会に。

それほど、父親との関わりや信頼関係やら、関係性そのものが希薄だったのかもしれない。

父は月に2度ほど、

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それが鬱です。

それが鬱です。

その当時、そのカウンセラーは皇居に近い一角の建物に勤務していた。

その場所へ時抱くから向かうには、地下鉄に乗り換えて出かける必要があった。

その地下鉄の乗り換え時、長い階段を上り下りしている時、自分の体に異変があった。

体が妙に重く、足が進まない。めまいみたいなものもして、少しの距離が進めない…。

なんだかカラダがおかしい、動かない。

やっとのことでカウンセラーの元へ辿り着き、途中にあっ

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