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サラリーマンの処世術と独立後の雑感
一年ほど前にX(旧Twitter)でポストした下記ポスト(合計7つのポストがつながっています)がどなたかにリポストされて上がってきました。こんなことをほざいていた数か月後には、サラリーマンを辞めて独立しているのですから、人生とは分からないものです。
今、自分で眺めてみて、やはり独立後では色々と感じ方が変わっているので、自分の過去のポストにツッコミを入れながら眺めていきます。グレーの背景部分が、元の
外資系企業 VS 日系企業(JTC) 内部監査の観点から
2024年2月に日経平均株価が1989年12月29日の38,915円を更新しそうだと話題になっております。35年ぶりのことですが、欧米と比較すればあまりに長期間にわたって株価が低迷していたことは間違いなく、日系企業が外資系企業に株価や業績面ではこの30年、劣っていたと言われても反論は難しいでしょう。
Xでも、外資万歳、日系ダメというテーマは頻繁に登場します。また、日本に本社のある歴史のある大企業を
内部監査の視点からスターゼン社の循環取引の調査結果報告書を読む
東証プライムの食肉専門商社であるスターゼン㈱が昨年11月に、同社の内部監査をきっかけに発見された循環取引が原因で四半期報告書の提出延期及び特別調査委員会による調査が行われ、その調査結果報告書が1月15日付で公表されました。
https://www2.jpx.co.jp/disc/80430/140120240115515347.pdf
本件は、循環取引という典型的な不正案件であること及び内部監査が
内部監査の戦後処理(フォローアップ)を有効に行うために
日本内部監査協会の2017年の調査によれば、調査対象約1,600社のうち約98%の会社が、内部監査の指摘事項の改善状況を確認していると回答しています。しかし、ルールとして指摘事項の改善状況のフォローアップを行っているとは言っても、その実態まではなかなか見えてきません。
指摘事項に適切な改善提案を出してもらい、さらにそれを期日までに完了してエビデンスを提出してもらうというのは、監査の本番が終わっ
note販売は副業として成り立つか? ニッチ専門職によるnote販売実績(随時更新)
10月にnoteの販売を開始し、13本の記事を有料で投稿、うち10本は企業の内部監査関連という、かなりニッチな業務関連の知見やトピックスをまとめたものです。先日、Xでよく炎上しているギンギン氏が書籍を出版されていたので立ち読みしたところ、noteでサラリーマンも副業して稼ごう、記事の内容は自分の好きなものなら何でも良い、といった内容でした。しかし、実際のところ有料記事を販売してどのくらいの収益を他
もっとみる公認会計士にとっての内部監査というキャリア
(画像はヨセフがキリストが生まれる馬小屋で寝床を準備しているところ)
皆様こんにちは、年の瀬で慌ただしい日々を過ごされている方、コロナも一区切りで数年ぶりに忘年会のラッシュで楽しくも忙しい方など色々かと思います。
本日は、4つの会社の内部監査部門で働いたことのある私から、公認会計士にとっての内部監査というキャリアについてお話しさせていただきます。
内部監査は人材不足内部監査の状況は企業により多種
キャリアチェンジについて(会計人コースWeb掲載)
(以前、会計人コースWebに掲載していただいた文章です。会計人コースWebはどんどん新しい記事がUpされて流れて行ってしまうので、自分の記録もかねてこちらにも掲載します)
なぜ、銀行員を辞めて「公認会計士」を目指したのか?皆様こんにちは、morningstarと申します。主にX(旧Twitter)とnoteで内部監査の話を中心に発信している独立会計士です。つい最近まで、長い間色々な組織で働いてい