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眠れない夜の処方箋

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眠れない夜にたどり着いた癒される場所について。
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眠れない夜の処方箋 優しい夜の訪れ

眠れない夜の処方箋 優しい夜の訪れ

ムーディーなギター演奏を聴きながら静かにお酒を嗜む

コメントも、スタンプも流れないライブ

枠主がゆるりと奏でるギターの音色を個々が静かに楽しむスタイルみたいだ

日本のポップスからシャンソンまで演奏する曲も幅広く

次はどんな曲が始まるか予想がつかないのも楽しい

何処か物哀しいギターの音色に聴き惚れているうちに

疲れ切っていた心が浄化されていくようでお酒は止めてハーブティーに切り替える事に

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眠れない夜の処方箋 朝と夜は別の顔!?

眠れない夜の処方箋 朝と夜は別の顔!?

雑談枠界隈の朝の顔だった彼が週末だけ夜枠に進出しているらしい。

しばらく、ライブ配信から遠ざかっていた私にもその話は伝わってきた。

彼は平日の朝○○時に定期配信している事もあり、彼のライヴに顔を出すと誰かしら知り合いがいて安心するのだ。

ライヴは常に穏やかな空気が流れているし、彼は人との距離の取り方が絶妙なので居心地が良いのだ。

有名であろうが、無名であろうが単なるリスナーとして平等に接し

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眠れない夜の処方箋 愛しの女神たちへ

眠れない夜の処方箋 愛しの女神たちへ

声を聴くだけで、沢山の刺激をくれる女神達

貴女達との出逢いで私は変わる事が出来た

ずっと篭っていた繭から飛び出し、羽化して羽ばたく羽根を手に入れた

まだ、自由に飛び回る事は難しいけれど

私は言語表現という手段を駆使し、貴女達の素晴らしさを世の人に伝えていきたいのだ

もっと自由に

楽しく…

貴女達の輝く姿を

貴女達に纏わる物語を溢れ出す言葉で紡いでいきたいのだ

愛すべき女神達よ

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眠れない夜の処方箋 聴き専門もしくは…潜り専

眠れない夜の処方箋 聴き専門もしくは…潜り専

大好きな曲のイントロに誘き出されてしまい、うっかり挨拶コメントを入れてしまう

もうちょっと潜っていたかったなぁ

少し掠れた彼の歌声は夜空に馴染んでお酒にも合うから

初めて彼の配信にお邪魔したなんて忘れていつも通りにコメントしている自分がいた

トークに戻ると程好いハスキーボイスが耳に優しいから、ついつい最後まで聴いてしまった

あっ…

初見ですってコメントし忘れた…

フェスには行った事あ

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眠れない夜の処方箋 飯テロライバー

眠れない夜の処方箋 飯テロライバー

ふわふわしたわたあめボイスで音声配信の海を泳いでる君

美味しい食べ物を求めて今日は何処まで泳ぐのかな?

みんなに教えてもらったレシピにワクワクしながら料理配信していたら時間を忘れちゃったみたいで美容院の予約に間に合わなかったってションボリしている君

みんなで見守ってあげないとダメみたい

いつもマイペースでほんわかしていて

声を聴いてたら寝落ちしちゃいそうになるし…

美味しいご飯を作って

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眠れない夜の処方箋 いつもの場所でおやすみ

眠れない夜の処方箋 いつもの場所でおやすみ

謎の女に誘われて辿り着いたのは…

この世ではない場所

沢山のあやかしに囲まれて昔話に耳を傾ける

これって夢?

夢だよね? 夢だと言ってくれよ…

あやかしにせがまれて 断れずに必死で面白い話をしているのだが…

笑ってくれないのは何故だ?

どうしたらよいのだ…俺は…

あやかしと笑いのセンスが合わねぇ

俺…喰われちゃうの?

若さ吸い取られるの?

◇◇◇◇◇

目覚めるとそこはいつも

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眠れない夜の処方箋 沼落ちした夜

眠れない夜の処方箋 沼落ちした夜

彼女は○○界隈のアイドルと言われている。

彼女のライヴは危険らしい…

1度聴きに行くとはまってしまってその沼から出られなくなってしまうのだ。

彼女の甘くて可愛い声と、決め台詞にヤられた男達は彼女のライヴが始まるといそいそと駆けつけるのだ。

僕もその中のひとりなんだけどね!

彼女はとてもリスナーを大事にする

彼女のリスナー愛はとても熱くて激しい…

時々、浮気すんな!とか

私って都合の

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眠れない夜の処方箋 クセになる笑い声

眠れない夜の処方箋 クセになる笑い声

真夜中に偶然辿り着いた…その枠は混沌とした空間だった。

ライヴに入った瞬間、静かな音楽が流れたと同時に女の笑い声が耳を直撃してきた。

何だ?このライヴ?と思いながら画面を見ると…

顔文字、絵文字を多用したコメントが鬼のように流れている。

配信主である女は時々コメントにツッコミをいれながら笑っているだけである。

特に何かを話すわけではない。

うーん…

ここは何なんだ?

俺はライヴを聴

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眠れない夜の処方箋 主婦Aさんの場合

眠れない夜の処方箋 主婦Aさんの場合

現実に不満があるわけではないけれど、時々は現実から逃避したくなるのは私だけではないはずだ。

スタエフには私の推しがいるからついつい隣に旦那がいてもお構い無しにイヤホンを装着して音楽を楽しんでいる風を装いながら推しのライヴ配信や収録を楽しむのが最近の私のストレス解消法なのだ。

芸能人と違い、ちょっと手を伸ばせば届きそうな距離にいるように感じられるからスタエフで推しを作るのはやめられない。

旦那

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眠れない夜の処方箋 苺ソーダとクールビューティー

眠れない夜の処方箋 苺ソーダとクールビューティー

「今晩は。あの私…会いたい人がいるのですが…」

私は店内に入るなり、今夜の店主らしき男性に話しかけていた。

「いらっしゃい!お嬢さんは誰を探してるのかな?
もしかして…爽やかなイケメン?それとも渋いイケオジかな?

悪いんだが今夜はふたりとも忙しいらしくて、俺がピンチヒッターなんだよ。

今夜は爽やかさのカケラもない俺で我慢してくんないかな?」

えっ?あなたも十分にイケメンですが?と言いそう

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眠れない夜の処方箋  円やかスプモーニ

眠れない夜の処方箋 円やかスプモーニ

「あの…まだ、やってますか?」

「いらっしゃい!

うちは初めて?

朝まで開けてるからゆっくりしていきなよ。メニューはないからさ、適当に飲みたいもんを言ってくれたら出すから」

久しぶりにひとりで外出したのに、行きたい場所も思いつかなくて、さ迷ってた私が辿り着いたのは、朝まで営業しているBARだ。

店主が日替わりでその日によって店の雰囲気やメニューが変わるらしい。

今夜の担当は20代後半位

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眠れない夜の処方箋 月の輝く夜に

眠れない夜の処方箋 月の輝く夜に

「今晩は!

いらっしゃいませ。

ごめんね。

今、満席なんだけど…

ちょっと外のテーブルでもいいかな?」

◇◇◇◇◇◇◇

友人がすすめてくれたカフェを深夜に訪ねると満員御礼だった。

普段の僕なら諦めて帰るんだけど…

何故か、どうしてもこのカフェが気になったので店の前に置かれている二人がけテーブル席で席が空くのを待つことにした。

しばらくすると、店内から出て来た小柄な女性店員がメニュ

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眠れない夜の処方箋 深夜のカフェにて

眠れない夜の処方箋 深夜のカフェにて

今晩は!

いらっしゃいませ

はじめましてかな?

あっ…

今日はね。

残念ながらイケメンのマスターじゃないのよ!

ごめんね。

まぁ、そこに座って何か飲んでいってね。

明日ならイケメンのマスター来る予定になってるからね。

ごめんね。

もしかして、お腹空いてる?

何か作ろうか?

えっ?

ダイエットしてるの?

駄目よ!

あなた痩せてるからね。

食べないと駄目だからね。

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