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ミドルエイジのキャリア継続のためのtips

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30代・40代のキャリアとライフイベントとの関係、キャリアストレッチ、転職、キャリアビジョン再構築などのヒントについてご紹介しています。
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2022年10月の記事一覧

続 弱いつながりと、大人の就活の関係

続 弱いつながりと、大人の就活の関係

前回の記事にて、弱いつながり”をうまく活用して、就活につなげている方の特徴の一つとして「自分の興味や、やりたいことを発信している」をご紹介しました。

誰に向けて、どのように発信していけばいいのでしょうか?

そもそも、弱いつながりとは、普段接している家族や友人・同じ部署の同僚等ではなく、広く浅いつながりのことを言います。組織内であっても、毎日接するわけではない他部署の人や取引先。それほど頻繁に会

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40歳のキャリア停滞期と対処法

40歳のキャリア停滞期と対処法

社会人経験が20年を超える40代。ベテラン世代として働き続ける中で、「キャリアの停滞感」を感じることもあるのではないでしょうか。

☑仕事において、成長感を感じられない
☑やりたいことと、現在やっている仕事の間にギャップがある
☑新しいことに挑戦するのだったら、今なのではないかと思う

等、現実と自身の認知の間にギャップが出てくる時期だからです。資格取得や学び直しの情報収集を始めてみたりと、焦りが

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プロボノ体験と本業との関係

プロボノ体験と本業との関係

所属する企業以外にて、経験やスキルを活かして活動を行うプロボノ。最近では、企業が越境学習を推進し、実施前の研修を用意して後押しすることもあるほどです。

けれども、実際に社外ですぐに力を発揮できるものなのでしょうか?また、本業との兼ね合いはどうなるのでしょう。

大企業で働く20代の女性に、実際のところをお聞きしました。プロボノ先では、異なる企業から集まった多様な世代のメンバーと様々な企画に挑戦さ

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女性のキャリアとライフイベントの関係

女性のキャリアとライフイベントの関係

キャリア研修やキャリア面談では、女性の方から「たいしたキャリアがないから」という声を聴くことがあります。家族の都合による休業や離職、アシスタント職でのご経験等で「継続して勤務している人に比べると」経験の短さや、ポジションが高くないことが気になっている方もいらっしゃいます。

一方で、社外との人脈やコミュニティへの参加の講義では、多くの方から具体例が挙がることがよくあります。

休業や離職中に出会っ

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暗黙知を形式知に変える、コミュニティの活用法

暗黙知を形式知に変える、コミュニティの活用法

昨年から定期的に参加している勉強会。最近では、参加者それぞれが知見を共有することで、誰もが活用できるような知見と変容していく場面がよく見られます。つまり、暗黙知が形式知に変わっているということです。

参加したばかりの時は、参加者同士の交流で終わっていたものの、そこからステージが変わってきた背景として、2点が考えられます。
☑メンバーそれぞれが持つ強みの理解が進んでいること。
☑グループの総合的な

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プロティアンな著名人~桝太一さん~

プロティアンな著名人~桝太一さん~

プロティアン・キャリア協会では、現在「プロティアンな人」をテーマにnoteリレーを行っています。

私がプロティアンな人としてご紹介するのは、桝太一さんです。日本テレビアナウンサーを2022年3月に退職し、現在は大学の研究員とTV番組のメインキャスターを兼務されています。

桝さんの自分軸は「科学と社会の架け橋」。
子供のころから生物好きで、学生時代は大学院でアサリの研究に没頭。研究者以外の道を考

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コミュニケーションコストと自律の関係

コミュニケーションコストと自律の関係

採用やリスキリング後の配属の場面でよく聞かれる言葉に「コミュニケーションコスト」があります。「意思疎通にかかる時間と、それに伴うコスト」のことです。

同じ情報を伝えても、理解に時間がかかりすぎたり、自己流に判断してしまうと、頻繁に質問や相談が発生する場合があるのです。

そうすると、対応する側はその人材のために時間を割くこととなり、他の仕事が進まなかったり、不快な思いをすることとなります。それら

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