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祓い

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#スピリチュアル

結界、四天王の力を借りよう

結界、四天王の力を借りよう

こちらの動画はYouTubeでも読み上げを行っています。

結界ができると心強いのではないでしょうか。

そこで結界について深掘りしてみましょう。

まず結界には2パターンあります。

一つ目は防御としての結界です。

つまり、外部からの攻撃を防ぐためです。
外から中へ侵入するのを防ぎます。

二つ目は封印です。

つまり、危険なものを中に閉じ込めます。
外に出さないためのものです。

つまり、禁

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根本原因はどこに

根本原因はどこに

いつもなら、すぐに終わるようなお祓いも、やたらと長引いてしまうことがあります。
いくらやっても、落ち着かないのです。

一通りやっても効果が見受けられなかったので、祓う場所を今見えている現実の世界だけでなく、見えない世界の部分にまで視野を広げて対応しなければなりません。
見える場所をきれいにするだけでなく、そことつながっている見えない世界も含めて祓うことで、ようやく障気というものがおさまりました。

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祭りとお祓い

祭りとお祓い

元々、日本にはたくさんのお祭りが行われていました。
吾妻鏡にも祭りは多く取り上げられており、鎌倉時代ではお祭りは盛んだったようです。

当時は祭りがどの宗教かというのをあまり区別してはいませんでした。色々な宗教のお祭りが一緒に行われていたのです。

しかしながら、宗教ごとに上下の差というものは存在していました。

基本的にはお坊さんを中心に仏教的な儀式のお祭りがあります。下座に位置するのが神道系の

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呪詛祓いと病人祈祷

呪詛祓いと病人祈祷

今まで、いざなぎ流の呪詛を祓う取り分けの儀式を長々とお話ししてきました。

実はこの取り分けの儀式に式王子の儀式をもっと入れると病人祈祷になります。

弱めの儀式でもダメなときは、様々な式王子を駆使していくのです。

元々、病気になるのは魔性の存在が人間の体に入るからだと考えられてきたので、咒などで追い出すのですが、それでも効果のない強いものの場合があります。

宗教などの見えない世界は根っこでは

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ひふみ祝詞とは何なのか

ひふみ祝詞とは何なのか

ひふみよ いむなや こともちろらね しきる ゆゐつわぬ そをたはくめか うおゑに さりへて のます あせえほれけ

たったの47音しかない短いものですが、効果は大きいです。

天照大神が天岩戸に隠れた時に、天鈿女が舞い出てくるという話は有名ですが、その際にこの47音が謡われました。

47音がダブらずに使われているのが特徴です。
人の生き方や宇宙の玄理を表しているとされています。

多くの神社で神

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三式概論

三式概論

陰陽師はお祓いを中心に行っていますが、他には占いもしています。

主に式盤という道具を使った占いで、太乙、六壬、奇門遁甲の3つは三式と呼ばれて有名です。

太乙は太乙神数とも呼ばれている占いです。
六壬は陰陽道の占いというイメージが強いかもしれません。

奇門遁甲は、何度かこのブログでも出てきていますが、九星気学の基になった占いです。

ちなみに九星気学が広がってきたのは明治時代からです。
上の図

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周りの人を集合意識とくっつけよう

周りの人を集合意識とくっつけよう

こちらの記事はYouTubeでも読み上げを行っています。

集合意識とカリスマ性が関係ありますが、周りの人へ集合意識のサポートを引き出す方法があります。

基本マインドは、相手を敬い接することです。

そして相手の綺麗な心を引き出すような質問をしてあげます。
そうすることで利他的な気持ちが強化され、相手は集合意識とリンクします。

1.ポジティブな印象のエピソードをインタビューしてみましょう。

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火による浄化

火による浄化

火というものが持つ浄化の力というものは大きいです。
お祭りなどでもバンバン火を燃やしているのは見たことがあるでしょう。

ただし、そんな大きな火を用いれば、浄化はできても財産などの見える世界のものまで焼き払っては不幸でしかありません。
まさに本末転倒ですから、そんな大きな火はいりません。

そこで、浄化のために火花を用います。

ですから、準備するのは火打石と火切金です。

準備ができましたら、左

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いざなぎ流のお祭りと呪詛

いざなぎ流のお祭りと呪詛

いざなぎ流では病人への祈祷の他にもお祭りをやっています。

ひとつは神祭りです。ミコ神や、天の神のほかオンザキ様といった家に対する神様や氏神様を祀ります。

もう一つは祈念のお祭りです。
これには託宣の梓祈念や弓を使った祈祷や、米占いがあります。

他にも、日月祭や、大山鎮め、荒神鎮めなど、色々なお祭りがありますが、全ての共通の部分として言えることは、はじめに取り分けの儀式を行います。
取り分けと

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聖なる果物、橘

聖なる果物、橘

柑橘類の中で日本原産のものである橘についてです。
ビタミンなどの健康効果もありますが、見えない部分にも意味というものがあります。

いかに大切な果物かと言うと、左近の桜、右近の橘という言葉あるくらいですからね。その位の重要な存在です。

生物学的な話をすれば、常緑樹で数メートル程度の木です。枝は緑色で、葉は光沢があり、5月をすぎると小さくて綺麗な白い花が咲きます。

5月を橘月という呼ぶのは、この

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九字と妖怪

九字と妖怪

自然哲学の中枢である五行(木火土金水)と陰陽がありますが、陰気という言葉があるように妖怪は陰に属します。

また、中国において、妖怪は鬼と精の2種類に大別されます。
鬼というのは妖怪というどちらかというと幽霊です。
精というのは一般的に皆さまが想像するような妖怪のことです。

修験道で九字をやりますが、皆さまも概要くらいならご存知でしょう。
臨兵闘者皆陳列在前というものです。

この九字がなぜ妖怪

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太古真法とその言霊

太古真法とその言霊

444代目さま前につぶやいた太古真法についてです。
1枚の和紙を折り、包み、結ぶというだけなのですが、なぜそれが見えない世界との関連があるのでしょうか。

折りという言霊があります。天降りでありますから、天意の降下です。つまり折りというのは天孫降臨のことなのです。

包みという言霊があります。何かを宿すことです。みを包むわけです。みというのは、実だったり真実だったりという意味もあります。三という意

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