記事一覧
雑記~The Giving Tree
写真のような切り株を見ると、Shel Silversteinという作家が書いた(描いた)The Giving Treeという絵本を思い出します。好きな本、好きな作家です。
この本では冒頭でsheという代名詞を使うことで、この木が女性であることが明らかになります。一方で、翻訳をするにあたってsheを「彼女」としてしまうと、「彼女」が木を指すことがわかりにくくなってしまうんですよね。この本の翻訳はほ
前立腺がん治療の実況中継#17 大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査前立腺がんとは直接関係がないのですが、以前、大腸のポリープを切除したことがあって、陽子線治療の前に大腸の検査をしてもらったらいいという妻の助言で4年振り(?)3回目の大腸内視鏡検査に行ってきました。
検査前日の夜から何も食べられないので、なるべく早く検査を終わらせて食事をしたいと思う一方で、検査の4~5時間前から下剤を飲まなければならないので、なるべく遅い時間に検査をしたいという二
前立腺がん治療の実況中継#15 陽子線治療へ
陽子線治療へおよそ1ヶ月半振りの通院でした。連休を挟んだのでかなり間が空きました。また、先週の月曜日が祝日だったせいか、大変に混んでいました。診察そのものは5分くらいだったと思いますが、病院に着いてから病院を出るまで4時間かかりました。
さて、今日の通院のためにいろいろと準備していたのですが、診察はあっけなく終わりました。副作用の少ないとされる陽子線治療を選びたいという話をしたところ、陽子線治療
前立腺がん治療の実況中継#14 ホットフラッシュ
ホットフラッシュホルモン療法をすると、いわゆる更年期障害のような症状が出るとは聞いていました。そのひとつにホットフラッシュというのがあるそうで、どうやらそれが時折私の体にも起こっているようです。突然、体が熱くなって汗が出てきます。もともと大変な汗っかきで、ちょっと緊張感のある場面に遭遇すると大量に汗をかいたりしていたので、最初はそれかなと思っていたのですが、緊張感とは関係のない場面でも症状が出るの
もっとみる前立腺がん治療の実況中継#12 仕事の話
仕事の話
結論から言えば、担任を降りることになりました。教員としてのキャリアのうちの大部分を担任として過ごしてきましたが、現実的に今回が最後の担任の機会でした。その最後の担任の機会を病気のために中途半端に終えなければならないのはかなりつらいものがあります。まさか卒業を待たずに担任を降りることになろうとは3ヶ月前には思ってもみませんでした。担任を降りることが正式に決まってから1週間経った今でも何だか
前立腺がん治療の実況中継#11 転院までの間に
転院までの間に精巣摘出手術から2ヶ月余りを経てようやく出血が止まりました。長かった……。
トイレに行く頻度がかなり少なくなりました。夜中にトイレに行くこともあまりなくなりました。併せて、突如として強い尿意を感じることもあまりなくなりました。そうなる前にトイレに行くことを覚えたということもあるのですが、それができるようになったのも頻度が減ったからでしょうねぇ。
体力も一時期に比べると回復してきた
前立腺がん治療の実況中継#10 仕事への影響は?
仕事への影響は?さて、およそ半年後に放射線治療という漠然とした日程が何となく可能性のひとつとして示された状態で転院となったわけですが、次は仕事をどうしようかというのが悩みの種となりました。
放射線治療をしながら仕事を続けられるという話は耳にしますが、私の場合は片道およそ45キロを車で通勤しているので、現実的に放射線治療と仕事とを両立させることは難しいように思われます。とすれば、放射線治療の期間は
前立腺がん治療の実況中継#09 転院
転院さて、セカンド・オピニオンを経て、陽子線治療も含めて放射線治療を受けてみようかという気になってきました。そうであれば、泌尿器科の先生だけでなく放射線科の先生とも相談しながら治療方針を考えられるようにした方がいいのではないか、とすれば放射線治療を行っていない現在の病院ではなく、放射線治療のできる病院に転院した方がいいのではないか……と方向性が決まってきました。では、どの病院に? 結論から言えば、
もっとみる