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前立腺がん治療の実況中継#16 大学病院へ

大学病院へ


さて、今日は紹介状を書いてもらった大学病院に初めての通院でした。大学病院と言えばちょっと敷居の高い印象でしたが、実際にはこれまでのどの病院よりもフランクだったように思います。大学病院だけあって、医師の卵の学生さんが見学していたり、診察室ではこれまでの治療の経過の確認などをしていました(今日がデビューだったのか、かなり緊張していましたね)。待ち時間もこれまでで最短でした。泌尿器科と放射線科のふたつの外来の予約が入っていたために調整してくれたのかも知れません。

「金マーカーとスペーサーを入れる手術での出血については、100%大丈夫とは言えないがこれまでの経験上それほど出血したというケースは経験がない」というのは、これまで何度か聞いてきた説明と同じでした。生検の時の出血の原因がわからないので、これ以上の判断はできないですよね。やってみなければわからないというのはちょっと怖いところです。

陽子線治療を受けるためには、複数の診療科での協議を経なければならないそうで、治療が始められるのはおよそ3ヶ月後とのことでした。その協議の前に生体検査の検体を改めて調べ(前の病院でも調べてもらったのだけれど)、MRI検査をするとのこと(生検をした病院ではCT検査だけでMRI検査はしていなかったので)。それをもとに協議をして陽子線治療が最適かどうか判断するようです。うまく夏休みを絡められれば職場にあまり迷惑をかけずに済むかなと思っていたのですが、どうやらこちらの目論見通りにはいかないようです。となると、不在の間の授業をどうするか、いろいろと仕込んでおかなければならないということですね。

IMRTなら割と日程の融通が効くそうですが、やはりより副作用の起こりにくい(と言われている)方を選びたくなりますよね。そのために大学病院に紹介状を書いてもらったわけですから。

今月下旬にMRI検査をして、来月初旬の通院時までには院内での協議が終わり、通院時には金マーカーとスペーサーを入れる手術の日程、その後の陽子線治療が始まる前段階のCT検査などの日程、陽子線治療の日程などが決まる見込みです。

ホットフラッシュその後

相変わらず1日に数回のホットフラッシュに悩まされています。じわっと暑くなってじわっと汗をかいて、しばらくすると引いていきます。暑くなったり寒くなったり……。特に今年は気温の差が大きいので、何を着ればいいのかちょっと迷っちゃいますね。今のところ、ホルモン療法の副作用としてはホットフラッシュ以外の自覚症状はありません。もっとも、ホルモン療法の副作用で私よりはるかにつらい思いをされている方がたくさんいることを考えれば、ホットフラッシュくらいで済んでラッキーだったと思うべきなのでしょうね。

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