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英語で傷ついたこと、癒されたこと。言葉は魔法ってダンブルドアが言ってた
「わしは昔から言葉を操るのに長けておってのう。言葉とは言わせてもらうのならば、尽きることのない魔法の源じゃ。傷つけることも、癒すこともできる力を持っておる。」
ハリーポッターと死の秘宝Part2の終盤で、ダンブルドアがハリーに言うこのセリフが好きだ。ライターという言葉を扱うプロになってからは余計に好きになった。言葉は”変える”力を持っている。自分を、他人を、世界を。だから言葉には真摯に向き合いた
「海の向こうにも人の人生が詰まっている」ということ。
PCR検査を受けずともチケット片手に自由に飛び立てた頃は、時間とお金ができるたびに海の向こうへと渡った。宿も行く場所も決めずに、ただ飛行機に乗るだけのときもあった。街を歩き、そこで感じたままに生きる。なにも決まっていない。ただ1秒、1秒、したいことをする。
道ゆく人と話し、売店で買い物をし、路面電車やバスに乗った。
今思うと、私にとって「自分の目で世界を見ること」がどれほど大切だったのかわかる
大好きな人たちのおかげで
久しぶりに、夜の日記を。わたしは、大好きな人たちのおかげで、元気に、自分らしく、生きられているのだなと。夜の瞑想をしていたらぶわっと涙がでて止まらなくなった。
会社の上司・先輩・同僚。フリーランスの仕事でお世話になっている先輩やクライアントさん、編集者さん。同じライター仲間の友達や先輩方。いつも見守ってくださっている、社会人になってから出会った方々、そして学生時代からお世話になっている先生や先輩
何もできない痛み、力になりたい痛み
灰色の薄い雲が、今にも雨粒を降り落としそうにだらだらと居座っている。視線をさらに遠くに移すと青空が。白い雲とともに浮かんでいる。とても宙ぶらりんな頼りないその青空は、今にも消えそうに、ただ"青空"でいるばかりだ。
インタビュー原稿の続きを書こうとPCを開いた。書いては消し、書いては消し、何日目だろうか。結局筆は進んでいない。何にこだわっているのか、何に納得できないのか。書けなかった。一旦PCを閉
「命」を「使」って、生きる時間
雨の日は、文章が書きたくなる。
雨音を聴きながら、しとしと筆を走らせる時間を愛でる。書くことが心底好きだ。そんな感情は、雨の日が連れてきてくれるのかもしれない。何を考えるでもなく、何を感じるでもなく。それでも指はなめらかだ。
ただ生きている証を残したい。「文章を書く」ことに出会ったのは、ちょうど就活を終えたばかりの頃。当時はとにかく、自分の世界を書きたかった。胸の奥からえぐられるような生々しい傷