貝津 美里

生き方を伝えるライター/編集者💐生き方・働き方・地域のインタビュー。本づくり文章で残すアルバム「結びめ」。人柄・感情・生き方・価値観を丁寧に汲み取るインタビュー&文章を書くのが好きです。

貝津 美里

生き方を伝えるライター/編集者💐生き方・働き方・地域のインタビュー。本づくり文章で残すアルバム「結びめ」。人柄・感情・生き方・価値観を丁寧に汲み取るインタビュー&文章を書くのが好きです。

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    • #旅ときどき仕事

      • 24本

      旅と仕事を両立する人を増やすオンラインコミュニティ「旅、ときどき仕事」のコミュニティメンバー共同マガジンです。

    • 日記やエッセイを綴る場所

      日常の何でもないできごと、心を震わした瞬間を残したい。そんな想いでつらつらと文章を綴るマガジンです。

    • 文章で残すアルバム「結びめ」

      写真のようにその瞬間を映しだすのもいいけれど、感情やできごとの背景を「文章」にしてアルバムのように残せたなら──。 そんな想いから、大切な人へ贈るギフトとして、じぶんへの贈り物として、人生を綴った世界で一つだけの贈り本・文章で残すアルバム「結びめ」をはじめます。

    • 夕暮れ、宛名のない手紙

      • 11本

      「同じ」テーマで「ちがう」風景を、綴る。共通のお題を決め、それに沿った文章を自由に展開していく形式で更新する共同マガジンです。運営者はライター・編集アシスタント貝津美里と、ライフプロモーションデザイナーはしー。

    • ノンフィクションな日常。

      なんでもない日常を切り取った、人と育むノンフィクションを綴ります。

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    【私の名刺代わりの記事】生き方を伝えるライター|貝津美里です(随時更新)

    2019年からライターと名乗りはじめ、ありがたいことに今日も「文章を書くこと」を生業にして生きています。気兼ねなくカフェで好きなメニューを頼めたとき、友達に誘われた旅行に二つ返事で「行く!」と返事ができたとき、ドキドキしながら大好きなお寿司をカウンター席で食べたとき(ランチです)。 時々ひとり静かに、感慨深くなります。ああ、私本当に書いて生きているんだなぁと。いまだに信じられない気持ちになることも。喜びを暮らしのなかでじんわり実感するのです。 少し大袈裟にしみじみとしてし

      • そんなわたしの2023年バケットリスト📍

        あけましておめでとうございます。 2023年がはじまりましたね🐰 年末年始は心置きなく夜更かしをして、昼間はソファに寝転がり、これぞまさに寝正月!と言わんばかりに"なんにもしない"を楽しんでいました。(そう、ぷーさんのように) そしておみくじは2回引いて2回とも大吉という運気うなぎのぼり!(何回も引くな)ということで、今日から仕事はじめ。さっそくバタバタですが徐々にギアをかけていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 そんなわたしの2023年のバケットリスト📍

        • やりたいことをやる、は人生最高レベルのインパクト |文章で残すアルバム「結びめ」公開直前のこと。

          こんにちは。世界に一つだけの贈り本・文章で残すアルバム『結びめ』の作り手、貝津美里です。 すっかりポカポカ陽気ですね。満開の桜を堪能した後に吹くやわらかな春の風。花びらがふわっと空を舞い散るのにも、うっとりしてしまいます。毎年見ているはずなのに、何度も見たくなるのが桜なんだなぁ。 さて2月にnoteで公開をした、文章で残すアルバム『結びめ』。たくさんの方に応援のコメントや温かいメッセージをいただき、とっても嬉しかったです。ありがとうございます。 実はというと・・・公開す

          • 「海の向こうにも人の人生が詰まっている」ということ。

            PCR検査を受けずともチケット片手に自由に飛び立てた頃は、時間とお金ができるたびに海の向こうへと渡った。宿も行く場所も決めずに、ただ飛行機に乗るだけのときもあった。街を歩き、そこで感じたままに生きる。なにも決まっていない。ただ1秒、1秒、したいことをする。 道ゆく人と話し、売店で買い物をし、路面電車やバスに乗った。 今思うと、私にとって「自分の目で世界を見ること」がどれほど大切だったのかわかる。 世界とは、人だった。人の声色であり表情であり喜怒哀楽であり漂わせる雰囲気や

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            人の想いの結びめ。文章で残すアルバム、はじめます。

            あなたと過ごした大切な思い出を、「言葉」にして残したい── SNS映えするカップルのように写真を撮り合うのがどことなく苦手だった私と彼は、“文章で残すアルバム”と名前をつけて、交換日記のように大事な思い出を「文章」にして残してきました。 「私はあのとき、こう思ってたんだよね。すごく嬉しかった」 「あ、そうだったんだ……。気持ちを聞けてよかったよ。ありがとう」 自分の記憶を伝える、相手から伝えてもらう。思い出を伝え合うことでそこから続く2人の道のりは、さらに豊かなものに

            15年の歳月と約束。

            「約束だよ?」 「うん、約束。」 2021年11月20日、愛犬ももちゃんが亡くなった。15才と11ヶ月だった。寂しいけど、悲しくはない。ある約束をしてお別れをしたからだ。 ここに、15年間の思い出と、これからのことを残しておく。明日からもものいない世界を、ももといっしょに、生きていくために。 *** わたしが10歳のときに、突然やってきた柴犬がももだ。あれはまだランドセルを背負っていた頃のこと。放課後のそろばん教室を終え、迎えにきた祖父に「子犬が家に来ている」と告げ

            わたしは今、生きている。それだけに集中したい

            ぽかぽかとのどかな太陽の光が身体を包む昼間が過ぎ、ひやっとする風がひょうひょうと吹いている夜。 10月も半ばになった。あっという間だよね...!という会話を何人としただろう。山から海へ川を下るように月日はするすると止めどなく流れ進む。振り返らずただどこまでも進む。 とある検診を受け、「要精密検査」の封筒が届いて数週間。再検査をし、また病院に行く日まで数週間。心の底から安心できる体の調子ではないことがわかり、この月日をどう過ごせばいいのか。ただ流れに身を任せるには苦しいもの

            知らんがな、を世に出してみる

            SNSでじぶんを発信するのにどんどん臆病になっている。ここで言う「じぶん」とは、空を見上げたときに胸に込み上げる些細な感動とか、久しぶりに食べた行きつけのカフェのパスタが死ぬほど美味しく感じたとか、そういった「知らんがな」なこと。 毎日の小さな気づきを掬い上げて日記をつける夜があるように、本当は「こんなことを感じたよ」「こんなことがあったよ」をシェアして「わかるわかる」「いいよねぇ〜」と、わたしの勝手な知らんがなを見つけてくれた人と対話をしたい。 でも、「誰が読むんだろう

            初めてをぎゅっと詰め込んだ屋根裏部屋で

            「この部屋も、今日で最後かぁ〜」 「寂しい?」 「うん。ふたりで長い時間一緒に過ごした初めての部屋だからね」 「そうだよね〜」 「でも、この部屋でいろんなことして過ごしたように、また新しい場所で新しい思い出が、増えていくんだね」 そう考えると、わくわくする!と言わんばかりに彼は目をキラキラとさせ、前を向いていた。 彼はこの春、1年間過ごした家から引っ越しをする。一軒家のシェアハウスに住んでいた彼は、屋根裏部屋のような雰囲気ある6畳ほどの部屋を自室にしていた。 「

            結局、いまこの瞬間、大事にしたいものはこれだった。

            部屋でひとり、カップラーメンを啜りながら泣きじゃくるほど惨めな日はない。 普段なら15分ほどでお昼を済ませ、PCから手を離すのが惜しい、とばかりに定位置に戻るのに、今日はちがった。 カップラーメンのふやけた麺を放置して、思うところあって開いた読みかけのエッセイの文字を追いながら、じわじわと目の前が涙で覆われていく。 悔しかった。 あんなに書きたい。と言っていたのに。書いていることが、書いて生きていることが、誇りで。いつもどうやったら書いて生きていけるか?ばかりを考えて

            幸せになっていいんだよ

            2021年1月2日、午後21時48分。今この文章は彼の部屋で書いている。ぐー。がー。と、怪獣のようないびきをかいて、むにゃむにゃと幸せそうに眠っている。 この部屋に初めて来たのは、いつだったか。 まだ出会って間もない、友達だったとき。あの頃は(今もだけど)、連絡を取り合うのが楽しくて、くだらないやりとりが深夜まで続くことも珍しくなかった。 その日も、戯れ合うようにダラダラと連絡をとり続けていたものだから、 「ねぇ、今度デートしない?」 と突然、真面目なお誘いが送られ

            厄介な身体を引き連れて。ありふれた時間が愛しく思えたら

            のろのろとベッドから気だるい身体を起こし、カーテンを開ける。部屋をでて眠い目をこすりながら階段を下る。 ダン・ダン・ダン・ダン・・・ 体重を踵に乗せ、身体を揺らすたび、胸に痛みを感じた。 あ、もうすぐ生理だ。 わたしは生理前になると胸が痛くなる。いわゆるPMS(月経前症候群)の期間に突入したことをわかりやすく教えてくれる身体のサイン。夕方からは不安やイライラがむくむくと膨れ上がった。そして厄介なことに、それらの感情はほとんど八つ当たりのように恋人に向けられた。 別に

            夜のドライブ

            夜のドライブが苦手だった。暗い車内には、彼の好きな曲が迷いなく流れ、街並みは容赦なく過ぎ去る。何もついていけない。何も捉えられない。 夜のドライブは、「どうせ終わる」ことの象徴だ。もうすぐデートが終わる。楽しかった時間が終わる。そのあと芋づる式に頭に浮かぶ言葉は、今度いつ会うのかわからない、もう会わないかもしれない、だった。 頭をぐるぐる......巡る、独りぼっちの感情たち。言葉にしてみればいいのに。委ねてみればいいのに。できなかった。頑なに口をつぐむ自分に、結局のとこ

            祖父が亡くなった。残してくれたもの

            くしゃくしゃになったふとんに丸まり続ける。もう何十回と目覚まし時計は鳴っているけれど、身体は起きあがらない。 それでも仕事の連絡は手際良く行うじぶんは、実感のない透明人間のようだ。心は沈んでいても頭は冷静なのだろうか、これが大人になるってことなのだろうか。 それと同時に、ああ、いつの間にかたくさんの人たちとお仕事をするようになったのだなぁと、ふわり言葉が浮かんだ。こんなこと、ふだんは感じなかったのに。どの方も、どの方も、迷惑をかけて申し訳ないと思いつつ、ちゃんと相談ができ

            親友 -うどんのねぎ編-

            「もしここが東北です。って言われても、わかんないかも」 岡山駅から乗った在来線の車窓から見える景色は、あまりに馴染みのない、それでいてどこか見慣れた"いつもの"風景だった。ゴトゴト、ゴトゴト、ゴトゴト。東京ではあまり聞かない、落ち着く不器用な音に身をゆだねながら、少々失礼な第一印象をひとり言のように呟いた。 「たしかに、日本ってどこも景色似てるよね〜。東京だけが特殊なのかも」 こんなふうに嘘なくやわらかく共感してくれるから、友人・彩乃には、安心して些細な感情も表現できる

            親友 -旅のはじまり編-

            からだを小刻みに揺らす新幹線の振動が、うつらうつらと瞼を重くする。となりでもうすでに目をつぶっているのは、いっしょに旅をする相棒だ。 「東京駅に7時集合で!」の約束通り、無事に合流した駅のホーム。見上げるとカラッと晴れた青空越しの電光掲示板が、博多までの停車駅をなんどもなんども教えてくれている。新幹線ってずいぶん遠くまでいけるんだなぁ。 するとなんの前触れもなく、目の前をスピードを緩めた新幹線がすーっと入ってきた。時間ぴったり。新幹線が苦手な理由のひとつは、きっとこれだ。