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#日記

感覚型の落とし穴。(ユング心理学のタイプ論)

感覚型の落とし穴。(ユング心理学のタイプ論)

「村上春樹、河合隼雄に会いにいく」を読んでから河合先生の本を読みあさっています。河合氏は日本に初めてユング心理学を広めた方です。
今日はユング心理学の「タイプ論」について書いていきます。

一般的態度、内向と外向
ユングは同じ事象をみても考え方や捉え方が違うことから2つの一般的態度にわけました。よく聞く「外向」「内向」です。
外向型…関心や興味が外界の事物やひとに向けられ、それらとの関係や依存によ

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父と麻布十番の思い出

父と麻布十番の思い出

私の父は、58歳の時に上京して麻布十番に住んでいたことがある。

生まれ育った地方都市を58年間一度も離れたことがなかった父が、退職の2年前の3月に、東京支社への転勤の辞令が出されたのだ。

「本当に青天の霹靂だったよ。まさか俺が東京なんてさ。」

ずいぶんと興奮した声で、東京に住む私に電話でそう話していたことをよく覚えている。

父は昔から、私や兄が18歳から暮らす東京に遊びにくると、決まって家

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母の言葉

母の言葉

「他人を羨むことなく、自分だけの人生を自信を持って歩んでください」

これは、私が中学を卒業するときに母からもらった手紙に書いてあった言葉だ。

卒業式当日、教室の外に張り出されていたのは、生徒の親からの手紙だった。壁一面に、これから高校生になる我が子へのエールの言葉がずらりと並んでいた。

周りの友人達の親は、もっと希望に満ちたようなニュアンスの言葉が多い中、母の「他人を羨むことなく」という文字

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「人は釣り合う人と結婚してる」とは言うけれど

「人は釣り合う人と結婚してる」とは言うけれど

結婚とは毎日の夫へのモヤモヤとの戦いだ(何という始まり)。

最近、毎日夫にモヤモヤしてて、そのモヤモヤの処理に日夜七転八倒の状態だ。

しかし、偶然ワーママはるさんのVoicyでハッとした回がある。

「心理的成熟度の合う人同士が結婚してる」

「パートナーは自分の鏡」

この言葉を聞いて普段気づいていないことに気づかされ、めちゃくちゃ反省した。

コロナで家にいることが多く、家には息子(3歳)

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2020年の自粛生活を救ってくれた、買ってよかったものベスト10

2020年の自粛生活を救ってくれた、買ってよかったものベスト10

チェコ好きさんのnoteに触発されて書きました、今年買ってよかったもの。

今年はずっと家にいる事が多く、家にいるとどうしても外の世界への窓口がインターネットしかないため、ネット通販でちょこっと買い、また次の日も買い…と小規模な買い物を繰り返し結果として消費のかさんだ一年だった。その中でも「これは!」と思う買い物があったので記しておく。諸手をあげてお勧めできるものばかりです。

それではどうぞ。な

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人生がいろいろすぎて気が遠くなる

人生がいろいろすぎて気が遠くなる

ひょんなことからひとの半生をのぞき見し、その人生や家族の在り方の多様さに気が遠くなることがある。昨日もそんな日だった。

出張帰り。

羽田から渋谷駅に移動すると、どんよりとした空から大粒の雨が落ちていた。文字どおり抜けるような青空だった大分からのギャップに、うへえと声が漏れる。新調したばかりのお気に入りの靴を濡らしたくもなく、タクシー乗り場に歩いた。

10組ほどの列の最後尾に並ぶ。退勤ラッシュ

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やっと書き切った。my wish listやりたいこと100コ。30コ辺りで一旦止まったけど、その後は、意外にすんなりいけた。なりたい身体、やりたい仕事、行きたいところ。どれもこれも達成したいことだけど、やっぱり大事なのは健康!これが土台だと感じる、四捨五入したらアラフォーの私。

「こんまりメソッド」をあきらめ「菅田将暉メソッド」を思いついた話

「こんまりメソッド」をあきらめ「菅田将暉メソッド」を思いついた話

いまつくっている本が難産だ。平日は起きているむすめとほとんど会えていない。カリカリ梅と源氏パイとコーヒーで空腹をごまかす。そんな状況なので、よくわからないアホなことを思いついたりする。

客観的に見て明らかにキモいけれど、しかし案外筋のいいことをやったのでは……と自分を評価したいアイデアが浮かんだので、noteに残しておこうと思う。

◆   ◆   ◆

われらがバトンズのオフィスは、基本的に散

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「文章を書くのが苦手」という悩み①"ミドルプット"を大切にする

「文章を書くのが苦手」という悩み①"ミドルプット"を大切にする

私の主催するクリエイティブ・ライティング講座やオンラインサロンには、よく

「文章を書くのが苦手なんです」という人が来る。

「仕事でどうしても文章を書かないといけない立場になったんだけど、苦手だから克服したい」
「これからの時代、ブログやSNSなんかでの発信が大事かなと思いまして…。けど、どうにもうまく言葉が出てこなくてもやもやする」

私から言わせれば、その悩みはまったくもってナンセンスである

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