#エッセイ
夏目漱石の「二百十日」/毎年この時期になると読みたくなる名作中編小説
二百十日って、立春から210日目の日のことを言います。9月の今頃の台風が襲来し風が強い日だと言われています。今はあまり使われない季節をあらわす言葉ですが、この「二百十日」という題のついた夏目漱石の中編小説があります。私はこの小説が大好きで夏の終わりになると読みたくなるのです。
九州の阿蘇登山に都会(熊本)から来た若者2人。登山の途中、悪天候で道に迷い遭難寸前になって麓の宿に戻ってくる、という話で
トンプソン ツインズ Live in JAPAN/1984年のヤングミュージックショウ
かつてNHKにヤングミュージックショウという番組があった。来日した「外タレ」(来日した外国人タレント。洋楽ロックのミュージシャン達のことをこう呼んだ。今もこう言うのかな?)の来日公演の様子をイレギュラーに放送していた。私ら洋楽ファンには貴重でありがたく、年に数回ほどの放送を楽しみに待ち望んでいた番組だ。
そのヤングミュージックショウの中でも特に良く覚えているのが、1984年の来日公演の様子が流れ
「ヤバいモノを見てしまった❗️」感が半端なかったRELAXのミュージックビデオ/フランキーゴーズトゥハリウッド
ストーリィ性のある作り込まれたミュージックビデオといえば、マイケルジャクソンのスリラーが有名だ。あの曲がヒットしMVが流れるようになったのは80年代初めの頃だったか。
洋楽ミュージシャンのライブ映像が見られることさえ稀だったその頃に、あの凝ったMVを目にしてその斬新さと面白さに圧倒された。
その当時、他の多数のMVが多くのミュージシャンによって制作されたが、たまにしか目にすることができなかった
ロキシーミュージック サイレン Roxy Music SIREN
洋楽ロックにどっぷりだった頃、Roxy Music(ロキシーミュージック)と言うイギリスのバンドのSIREN(サイレン)と言うアルバムが好きで、一時期よく聞いていたことがあった。
不意にそのことを思い出して、YouTubeで検索しそのアルバムを聞いてみたんだよね。耳馴染みの良い楽曲が多数で、改めて聞いてなんか良いなぁと思った。都会的で洗練された雰囲気だけどどこかに毒が潜んでいて、ただの軽いポップ
熱狂と孤独と/ロックミュージシャンのアンバランスな日常を想像する
最近のYouTubeはコンテンツが凄い。私がまだ中〜高校生だった頃の伝説のライブとか憧れて恋こがれるように思っていたミュージシャンの音源がアップされているのだ。これはかつての音楽ファンからすれば夢のような事だ。視聴し始めると時間を忘れてしまう。
つい最近は高校生の時、制服のままで何度も見に行ったツェッペリンの映画「永遠の歌」がYouTubeに上がっているのを発見し、ひゃ〜❗️と思いながら視聴した
ロック雑誌「rockin`on(ロッキングオン)」を読んでいた
中学〜高校にかけて、夢中になって聞いていた洋楽ロック。もう45年も前の事だ。そのロック少女だったワタシが熱心に読んでいた雑誌がロッキングオンだった。今思い出してもかなりとんがった雑誌だった。
その頃一番売れていたロックの情報誌は「ミュージックライフ」だ。写真も情報も満載で当時の洋楽ロックの情報No.1がミュージックライフ。一番メジャーな雑誌だった。
だけどミュージックライフ誌は洋楽ロックの本質
あの頃は「冬はスキー」がデフォルトであった
私、若い頃は典型的なインドア派でね、外でスポーツとかは全然やらない人だった。活動的に動くのが普通の20代の頃でも、体を動かす事なんてほぼ何もやってなかったよ。あんまりそういうの好きじゃなかったんだね。必要があれば長距離でも歩くし、普通に自転車にも乗ってたけど必要があってそうしただけで、体を動かすのは心底億劫だった。
東北の仙台に住んでいる訳だから、冬になったらスキーって当時の若者ならば当前だった
「王様」のロック魂(笑)
私の自分形成(アイデンティティとも言うね)の大きな要素の一つに、中学生の頃に出会った「洋楽ロック」がある。Queen、Led Zeppelin、King Crimson、DAVID BOWIE その他のニューウエーヴのバンドの数々……。いまだにその頃よく聞いた音楽を耳にするとその頃の気持ちが蘇ってくる。半人前で未熟で出来ない事だらけで、自分の置かれた環境には不満ばかりで何をどうすればいいのか、自分
もっとみる聖歌隊のソリストとして評判の修道士/グレッグ レイク (ELPに関するごく個人的な見解)
ELP(エマーソン レイク&パーマー)聴きまくりの数日を過ごしてた。キエフの大門にはまってから、その他のELPが聴きたくなり、家にいる時はずうっとリピートしっぱなし。リリースされて約50年経って、ようやく聴く耳を持ったワタシです。
アルバムを全て聴いた訳でもないし、今更こんな昔のアーティストのことを書いてもどうだか、という気もするがどうしても書きたくなったので書いてみる。
ELPの音楽の魅力っ