「占い」の役割について考える

幼いころ、占いが大好きでした。
今はいい加減大人になったので、
まぁ適当に目を通すだけだけど、
「当たってる！」と思うと
やっぱりいまだにワクワクします。

ちなみに、私は現在2回目の
幼稚園の父母会会長を引き受けているのですが
（決して「はい！！やりま～す！！」というトーンではない）、
それが決まった夕方、何気なく
その日の朝配信されていた
石井ゆかりさんの占いを見たところ、
こう書いてありました。

蟹座は使命感を強くする感じの日。
自分がやらなければ！という澄んだ気合。

ちなみに、「私が会長を引き受けたのなら・・・」と
一緒に役員に立候補してくれた
仲のいいママ友の星座に書かれていたのは・・・

とても重要な立場に立つ感じの日。
キーパーソン的な動きを引き受けることになる。

「ひょえ～！」と驚きながら、二人で大笑い。

そういえば、少し前に何かで目にしたのは、

「占いが言ってるとおりだ！」「当たってる！」と思えるのは、
もうそういった結果や出来事が現実に生じた後だからこそ。
未来に対しては何の影響も与えておらず、
実は占いは何の力にもなっていない

というような文章。
（完全に記憶に頼っているので私の解釈が多大に入っているかも？）

そうなんですよね、前の例でも結局会長になった後に見て、
「うわ！当たってる！占いの言うとおりだ！！」
と思っているその瞬間は、もう使命感から役職を引き受けた後。
占いにこう書いてあったからこうしよう、と
決断や判断の材料にするというよりは、
結果が出た後の答え合わせの段階で
「そうそう、そうなのよ！」って言っているだけ
（少なくとも、私の場合は）。

なのに、どうしてついつい見たくなっちゃうのかな。
やっぱり気にしちゃうのかな・・・と
ぼんやり思っていたのですけれど。

ちょっと「こういうことか！」と思える出来事がありました。

巷で大人気の「しいたけ占い」。

しいたけ占いのしいたけ.

8/2~9の蟹座から、以下抜粋。

（略）
今の時代に生きている人って、「自己実現」とか「幸せ」を“自分の外”に求めていくわけじゃないですか。自分の地図があったら、できるだけ「自分のテリトリー以外で、自分が知っていく世界を増やしていったり、自分の活動範囲を広げていく」のがよしとされていた。だから、この今のムードって相当キツいし、もちろん、蟹座もキツさを現在進行形で体験しています。でも、今の蟹座って、「私の役割をまっとうする。私にできることをちゃんとやる。自分の外にあるものがすべてじゃない。自分の及ぼす影響力が小さくとも、私は私の時間をちゃんと過ごす」と、誇りを持ってやっているのです。
（中略）
だからこそ、外へ外へじゃなくて、自分の半径5m以内にある「できること」を大事にしています。
（以下略）

これ、まさに今の私。

・自分の心地よいものを選び
・半径数kmを自転車で駆け回ってそこに喜びを見出し
・大きさよりも豊かさにフォーカス
しているんですよ、最近！

▽これが証拠（笑）。最近の投稿でまさに書いています。

何が言いたいかと言うと。
「判断する材料」として占いが役に立つのではなく、
「自分のぼんやりした気持ちを言語化してくれること」
「自分を肯定してくれること」に、
私は価値を感じていたんだなぁ、ということ。

自分のふわふわしていた気持ちの置きどころが明確になり、
次へと前進しやすくなる

のが占いの効能なのか！と。

だからこそ、
文章が美しく表現が豊かな石井ゆかりさんや、
共感できるような文章を書くしいたけさんの占いを
読みたくなるんだ！と、
今さら勝手に納得した次第です。

・・・と、ここまでが今回綴りたかった気づきなのですが。

そう考えていくと、占星術の場合であれば
ホロスコープが読めるのは前提として、
結局は「占いそのものの力」から一歩離れたところで
ファンがつくんだなぁ・・・ということも
改めて実感させられ。

それはつまり、かつて投稿したこんな話にも
やっぱりつながっていくんだなぁ・・・と
思いを馳せたのでした！

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