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本郷直樹さんとの対話3
みぶ「ところで、青い三角定規が歌った『青春がくれた季節』は本郷さんが歌う予定だったと聞きましたが……」
本郷「うん、最初ぼくにオファーが来たんだ」
みぶ「断られたんですか?」
本郷「いや、他の歌を唄うつもりだったから、泣く泣く……(笑)」
みぶ「『朝の恋人』ですか?」
本郷「いや『僕でいいなら』の方。こういう作品の方がぼくに合うんじゃないかと思って」
みぶ「それは正解だと思います。『僕でいいなら』
本郷直樹さんとの会話 2
みぶ「あのジャンプスーツは素敵でしたね。今は、伊丹さんのとこにあるんですか」
本郷「伊丹くんと新御三家がぼくらの後のアイドルだったからね」
みぶ「ぼくは本郷さんとにしきのさんと野村(真樹)さんが御三家の二代目になると思ってました」
本郷「にしきのさんと野村さんは少し先輩だね」
みぶ「雑誌の腕相撲企画で、本郷さんはにしきのさんに勝ったけど、野村さんに負けちゃったんですよね」
本郷「よく知ってるね(笑
本郷直樹さんとの対話
本郷「はじめまして」
みぶ「はじめまして……って言うか、本当ははじめましてじゃないんです。昔、本郷さんに会って握手して貰ったことあるんです」
本郷「へえ、そうなの?」
みぶ「ちょうど『僕でいいから』の頃です。イベントでサイン貰って握手していただきました」
本郷「新人賞獲って忙しかった頃だね」
みぶ「はい、ハードスケジュールでちょっと疲れ気味のようでした。でも、憧れの人を前にして光栄でした」
本郷「
乱暴者
14才のある日、マーロン・ブランドがバイクに乗って街へやって来て、ぼくを後ろに乗せて演劇の世界へ連れて行った。
以来、ぼくは二度ともとの街へは戻らなかった……
というのが映画「乱暴者」を観た感想。
わだばマーロンになる
1970年、“前回の”大阪万博の年になる。
古本屋さんで買った10年前の「スクリーン~西部劇特集号」のページをめくった途端、強烈な目力の顔が現れた。
「『片目のジャック』監督・主演のマーロン・ブランド」
と説明があった。
版画家棟方志功さんは子供の頃、先生から一枚のゴッホのひまわりの絵を見せられて「わだばゴッホになる(自分はゴッホになる)」と決意されたそうだが、まさにそんな「人生を決める」印象だ