見出し画像

二人はジャンキー

リチャード・ルポフによると、エドガー・ライス・バロウズの「火星のプリンセス」に出て来る肉体を脱出する高揚感、宇宙への飛翔、色とりどりの火星人、ヒーローとして活躍し美女を手に入れる多幸感などはペヨーテによる幻覚ではないかと仮定されている。つまりメスカリンだ。
確かに、ラストでは“老婆が緑色の薬を調合する”シーンまである。
エドガーは騎兵隊時代に、ネイティブアメリカンから得た祭祀用のペヨーテを試用した可能性もあるという。
だとすれば、アメリカを代表する作家二人のバロウズは、共にドラッグで創作していたことになる。

#エドガー・ライス・バローズ
#ウィリアム・バロウズ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?